Lovemachine入荷

Ryan Lovelaceによるマシンシェイプライン、Lovemachineが入荷いたしました。

以下今回入荷したストック分です。

Thick Lizzy 7’4, 7’10, 8’6

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V.bowls 7’6, 8.0

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Wills Fish 5’6, 5’9, 6’1(new model)

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Cheet 6’4

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今までマシンシェイプのサーフボードの販売には消極的だった当店。2021年の1月にライアンからもらったメールにびっくりしたのでした。「マシンシェイプのレーベルを始めようと考えているんだ。名前ももう決まっていてLovemachineというんだ。Lovelaceのマシンシェイプだからラブマシン。ストレートだろ?」それでも彼は私に気を遣ってか。日本で扱って欲しいとは決して言ってきませんでした。

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画像は2019年サンタバーバラにて。

売れっ子のシェイパーたちがマシンシェイプで板を量産する事は何か暗黙の、誰もが知るがそのことには触れてはいけないような、アンタッチャブルな領域でした。ライアンの意見ではマシンシェイプが悪いのではなく、正直に明るみに出さないそのやり方に違和感を覚えていたという感じは私も同じ。とても納得し共感した私でしたが、実際店での販売となるとどうだろう。と考える日々が続きました。Lovemachineはアメリカ、オーストラリアでローンチを果たし晴れ晴れとした様子でビジネスしているその様子を見ていた私はついに取り扱いを決心しRyanに連絡したのでした。彼はとても喜んでくれ、早速日本向けのストックボードを製作する運びとなりました。

初回届いた板を皆様にお届けし、私たち自身もテストライドを繰り返しハンドシェイプとの違いを探し研究しました。ほとんどのモデルはハンドシェイプと同じ乗り味でした。一部、あえて乗りやすくアレンジされたモデルもあります。この辺りの情報はハンドシェイプも長く取り扱ってきた私たちがここまで時間をかけて得たデータですので大事にしたいと思いますのでぜひ店頭でお尋ねください。店頭にはハンドシェイプもマシンシェイプもどちらも見れますので。また遠方の方はぜひお電話くださればお答えいたします。

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ライディング画像はThe PassでのFM 6’9。トライプレーンのボトムとローロッカーでスモールでもよく走ります。レールはややシャープで波を切ってグライドしていく感触はThick Lizzyの感じも思い起こさせますがツインザーに放射状になったチャンネルのボトムはよりコントロール性能にも優れ思い切ったアクションも可能です。波を選ばず、程よい長さはトラベルボードにも最高です。

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以下はラブマシンのウェブサイトに載っているRyanによる文章です。少しだけわかりやすくアレンジしましたがほぼ原文通りです。ぜひお読みください。

Lovemachineのでは、特定のサーフボードの複製と、それを信頼性をもって作り直す能力に焦点を当て取り組んでいく。

サーフカルチャーは、銀色の大きなプレーナーを持ったシェイパーがすべてのボードをハンドシェイプしているというイメージで覆われていますが、90年代後半以降、それが正直に表現されることはほとんどなくなりました。シェイパーの立場から言えば、自分たちのやっていることを明確にし、正直に伝えるまでは、世の中に正直な製品を提供することはできない。

サーフボードのデザインをコンピュータでスキャニングしたり、デザインを大きく上下に拡大縮小したりすることは有益だが、私が納得できない結果がないわけではない。流体力学的な意味では、一方向に10%以上スケーリングすると、デザインとその上を流れる水の流れが根本的に変わり、かなりの変更を加えなければならない。同じ「モデル」でも7’6と6’6では目標が異なり、デザインへのアプローチも異なる。

私にとってのハンドシェイプとは、クリエイティブな自由と、長年の経験を誰かのためにサーフボードに表現する機会を意味する。ハンドシェイプとマシンシェイプは異なるプロセスであり、それぞれを尊重すべきです。どちらが優れているかという議論はもう必要ない。両者がどのように違うのか、どうすれば両方の方法を最もよく活用できるのかという議論であるべきだ。

過去18年間、サーフボードをハンドシェイプすることで、私は自分の世界観、考える時間、世界中のサーファーやビルダーとつながる方法を得ることができた。

Lovemachineは、これらのボードのいくつかを現代のテクノロジーを使って再現することで、お気に入りのボードを再現することができる。目標は、私のハンドシェイプを完全にそのままに、これらのデザインを完全な透明性と誠意を持ってお届けすることです。そして、もしそれがあなたの求めるものでなければ、カスタム・ハンドシェイプのためにいつでも私とコンタクトをとってほしい!

ライアン・ラブレース

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ラブマシンは設定されたディメンションのみのストックボード中心の販売となりますがカラーやロゴカラー、仕上げ、グラスオンサイドバイトなどをご指定いただきセミカスタムオーダーすることも可能です。納期も早いです。

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ウェの画像の板はセミカスタムオーダーされた板です。こんな感じでアレンジできます。

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セミカスタムオーダー、ぜひご相談ください。

もちろんハンドシェイプもオーダー可能ですのでこちらもご相談ください。

柴田

RIDE 30 years Anniversary model shaped by Y.U

始まりは2023年6月にAndrew Kidmanが来日した時。

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Movie  “Big Sky Limited” の上映ツアーのために来日したアンドリュー。うちの店でリラックスしていた時、裏のストックに眠っていたY.Uを発見し「コージ、この板は何だ?めちゃくちゃ良さそうじゃないか!明日乗りに行こう」となり台風の余波が残っていた湘南へ。

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この板は1982年か83年にY.Uによりシェイプされた初期のスラスターで長さは6’2。シングルフィンかツインフィンかと言う時代。その当時、毎冬ノースショアに足繁く通っていた植田氏。ハエワイに来ていたサイモンアンダーソンらオージーらが持ち込んできたスラスターが目に留まり、自らシェイプしてみたところチームライダー達から絶賛され、全日本プロでこの板に乗る伊豆渡辺文好が優勝したというモデル。

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アンドリューはこの板をとても気に入り、ご覧の通りのマニューバーを刻みました。当時の植田さんのシェイプのクオリティーの高さに舌をまいたアンドリューは海から上がると「絶対にこの板の復刻版をY.Uにシェイプしてもらってリリースしたほうが良いよ!」と私に提案してくれたのでした。

しばらく時が経ち、私の頭の中に一回しまわれてしまったこのアイデア。2024年のストックボードをY.Uにお願いするに当たりアンドリューのアイデアが再び頭をもたげたのでした。Y.Uには上に掲載したアンドリューのライディングは既に見ていただいたこともあって話はスムーズに進み、せっかくならRIDEの30周年記念モデルにしようとなったのでした。30年前の開店当初、サーフボードブランドはY.Uのみ。初心に戻る気持ちも込められています。

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オリジナルは6’2ですが、想定されるユーザーが私を含め高齢化が進んでいるためもう少し長めに6’6, 6’10, 7’2。幅、厚みも大きめにシェイプすることになりました。

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短めのレングスはオリジナルに近いThrusterに。長めは2+1に。

いよいよシェイプの日。シェイプの一部始終を撮影をさせていただきました。当時の話をたくさんしてくれたとても興味深いY.Uのインタビュー付きのムービーはこれから編集し公開いたしますがまずはショートバージョンをインスタグラムにアップいたしました。ぜひご覧ください。

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フルハンドシェイプです。

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無駄のないプレーナーさばきは流石の一言。

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シェイプは無事終了し後日ラミネート。

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出来上がった板はご覧の通りの美しさ。左のブルーの板は私のオーダーの6’10です。1982年といえば私は16歳。ちょうど42年前、波乗りを始めた年です。乗るのが楽しみです!

下の3本は全てストックボードとして販売いたします。オンラインショップにもアップいたしました。

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6’6には当時の板同様にセンターが少し大きめなトライフィンがグラスオンされています。今回のためにワンオフで制作されました。

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このモデルは今回製作したストックで終了ではなく、リクエストがあればカスタムオーダーも受付けます。ご希望のレングスやボリューム、フィンセッティング、カラー、フィニッシュでオーダー可能です。シングルも楽しいかもしれませんね。

日本のサーフボードの歴史の中に存在する素晴らしいシェイプが今回様々な方の助けを借りて復刻することができました。ありがとうございます。

George Greenough ECHOES上映ツアー開催!

ジョージ・グリーノー監督『ECHOES』

特別上映会開催決定!!

全国6会場で上映いたします。全ての会場には私、柴田も同行いたしますので是非皆様お越しの上お声かけください。ご予約は各会場までお早めにどうぞ。

RIDEでは6/7金曜日に開催いたします。メール、電話、Instagram DMでRIDE柴田までご予約をお願いいたします。

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ジョージ・グリーノー氏は『ECHOES』の 50周年を記念してオリジナルの映像とサウンドトラックを4Kにリマスターしました。
『ECHOES』を含めた6本の作品中5本を氏が製作したショートフィルムで構成されており、チューブの中を氏自ら駆け抜け収録した当時の映像が収められています。
『ECHOES』は氏の1973年の名作『Crystal Voyager』のグランド・フィナーレを飾った作品で、およそ8kgのカメラを背中に縛り付けてチューブの中を撮影した画期的な映像は当時の観客を魅了しました。この映像を初めて見た当時のサーファー達が、どのような影響を受けていたのか、この機会に改めて皆様とともに考えてみたいと思っています。『ECHOES』の22分にも及ぶ圧巻の編集は、あなたをレノックス・ポイントの特別な日にタイムスリップさせてくれることでしょう。ピンク・フロイドのサウンドトラックとシンクロする映像美、まさにビジュアルとサウンドの融合がもたらすポジティブなネクストレベルのエネルギーを是非ご堪能してください。
また、今回の上映会に伴い、氏の系譜を受け継ぐシェイパーでもありアーティストでもあるアンドリュー・キッドマン監督・撮影作品『EARTH BALL』(日本語字幕付き18分)の上映も予定しております。
なお、各会場では、アンドリューのアートが背中に描かれ、左胸にグリーノー氏の記念ロゴ、そして左袖にBIG SKY LIMITEDの刺繍が入った数量限定Tシャツも販売しま
す。
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【ご注意事項】
各会場とも定員制となっております。満員の場合はご入場をお断りする場合がございますので、予め各会場にお問い合わせいただき、必ず事前登録のご連絡をお願いいたします。
●GET IT BY THE WINGS・・ジョージの家に侵入したスズメバチをジョージが素手で捕まえるショートクリップ
●HEADS・・・・・・・・60年代後半、多彩な活動をするサーファー達を撮りまとめたミュージッククリップ
●WIPEOUT・・・・・・・“ECHOES”と”Coming of the Dawn”に登場するジョージの水中カメラアングル(本人解説付き)
●DEEP TUBE RIDING・・“ECHOES”に登場するジョージの水中カメラアングル(本人解説付き)
●ALL I FOUND・・・・・60年代後半、当時のレノックス周辺等を撮りまとめたミュージッククリップ
●ECHOES・・・ジョージが撮り溜めたベストチューブライディングにピンク・フロイドが楽曲をフィーチャリングするサーフムービー
●ECHOES & GEORGE GREENOUGH Experience●
「ECHOES」 日本語字幕付き48分
監督・撮影:ジョージ・グリーノー
音楽:ウィル・コナー、バンド・オブ・フリークエンシーズ、ピンク・フロイド

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昨年訪問した際のGreenoughさん。

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各会場で皆様にお会い出来ますことを楽しみにしております。

柴田

オーストラリアトリップその2

翌日、ロングボード向きのメローなポイントブレイクが良くなりそうだからと。

シャイマが案内してくれました。

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とは言え胸肩セットは頭くらいあります。南極からのうねりは強弱ありつつも途絶えることなくいつも届く様で、風さえ合えばこのエリア、トーキーには30分圏内に数え切れない程のブレイクがあります。ベルズばかりが有名ですがこのような波のスポットも多く存在するのです。クイックシルバーやリップカールなどの本拠地でもあり、古くから波乗りが盛んであった理由もわかります。

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このポイントにはShyamaがサポートしているチームライダーのロガーたちも集まってセッション。私も9’10?のグライダーをテストライド。

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どこまでも乗りつなげるグライダー。コントロールもしやすいシャイマのシェイプは最高です。

昼にはCabinに戻りランチタイム。

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風が吹いたらベルズ周辺のトレッキングルートを散歩。

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翌日は1時間ほど走ったところにある隣町Lornへ。

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ここも無数のブレイクが。

リバーマウスとポイントのミックススポットで1ラウンド。

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私は6’10のmini glider。ShyamaはGlider。

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日本のトリップで影響を受けて使い始めたというボードスタンド。

物を大切に扱うシャイマです。

サイドオンショアが吹いていましたがしっかりとフェイスが張った良い波で岬沿いにロングライド出来ます。

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グライダーとは思えないマニューバーを描けるのがシャイマのグライダー。ピボットではなくレールを使ったターンが楽しめます。

6’10も調子良く、日本の波にもマッチしそうです。

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合流したDarcy Day(左)はシャイマの良き友人でシェイパーでありシャイマの板のサンディングも手伝ってくれています。波乗りもめちゃウマでした。

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風が強くて波乗りができない日があって

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お母さんのスタジオでヨガのクラスを受けました。

ちょっときつめでしたが、、

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オーストラリアはどこの街でもオーガニックフードを販売する店が必ずあります。とても良い環境です。

レストランはまあまあ高いので自炊メイン。

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普段はなかなかゆっくりする事がない私もここでは。

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シャイマが貴重な板を見せてくれました。

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Wayne Lynchの60年代のシェイプにアーティストであるシャイマのお父さんがペイントしたもの。数本シェイプされたレプリカの内の1本という事です。Wayne Lynchが10代の頃、エルロロと360°ターンをするためにシェイプしたというエピソードが残っています。ノーズにはジミ・ヘンドリックスのデビューアルバムのタイトルが書かれています。

シャイマのお父さん世代がこの地でショートボード革命を始めた当事者たちでもあります。たくさんのストーリーが語り継がれシャイマたち若い世代のシェイパーたちにもそのスピリッツは引き継がれ今もそのシェイプに宿っています。

初めて訪れたトーキーの街には長い時間をかけて作られたサーフカルチャーを感じる事ができました。明日はこの地でのサーフィン最終日。そしてエリスのいるニューサウスウェールズ州ノースコーストへ。

その3へ続く。

a letter from Manny

6.1_VIMANA_2+1

次回入荷予定のストックボードの完成のお知らせがMandala Custom Shapesのマニーから来ました。メールでは彼が今とても気に入っているVimanaについて興奮した様子で語っています。またTwinzerも強くお勧めしています。サンフランシスコ時代の師匠からフィンプレイスメントの秘伝のレシピを授かっているマニーさんのツインザー。こちらもかなり調子がよさそうです。

私も最近では波に関わらずツインザーを使う機会がとても増えています。速く、グリップも良いのに程よくルース。この感覚は乗ってみないとわからないです。確実にコントロールできるという安心感があり小さな日からリーフブレイクの大きめまでカバーします。ライディングもハイパフォーマンスと気持ち良いグライドの両方のスタイルに対応してくれます。

以下マニーさんからのメールです。

こんにちは、コージ、

返事をくれてありがとう。 今日、プロモーション用と写真アーカイブ用に、いくつかのボードの写真を撮るつもりだよ。 トライプレーンのコンケーブは微妙に見えるけど、とても効果的なんだ! テストボードに乗るのはとても楽しいし、スピードと船体の感覚すべてが相まって信じられないほどだ!さらに、このデザインなら従来のディスプレースメント・ハルよりもずっとハードなターンを刻むことができる。 このボードには、Volanの9インチ・リドル・ナローベースのようなナローベースのフィンをお勧めする。

ここカリフォルニアではツインザーがとても熱くなっているので、日本の皆さんにもツインザー熱を感じてほしいですね! トゥルー・エイムズとポッサム・マガジンの人たちと新しいツインザー・フィン・テンプレートのビデオコンテンツのプロジェクトを進めているので、また近々お知らせしますね。

ありがとう!

マニー

あとは発送を待つばかりの次回入荷分です。カラーは全てクリアです。

6’3” Arc-Swallowtail Twinzer
6’5” Stubbie Twinzer
6’1” Vimana Hybrid Hull 2+1
6’3” Vimana Hybrid Hull 2+1
7’2” Jam Karet Twinzer
7’4” Jam Karet Twinzer

 

SURMAN SURFBOARDS

以前MS SURFBOARDSとしてご紹介していたMITCH SURMANシェイプがSURMAN SURFBOARDSとして届きました。

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今回入荷したのはMitchがおすすめする3タイプのミッドレンジボード。

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左から

Moonlight Drive

Dark Void

Peace Flog

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全ての板に共通の特徴として緩く設定されたロッカーがあります。パドルスピード、テイクオフの速さはSURMAN Shapeの特徴です。

左 Moonlight Driveはややノーズ幅があり、ストレートラインが長めのアウトライン。緩いロッカー、テールからビークノーズまで繋がるエッジライン、浅めのストレートな4チャンネルが特徴。テイクオフでの滑り出しがとても早く、シングルからダブルコンケーブ、Veeという王道のボトムはコントロール性能にも優れあらゆるコンディションで楽しめます。初めてのミッドレングス、1本で全てをという方にもおすすめ。フィンセットアップはツインに小さめなトレーラーをつけたTwin+1がおすすめです。

真ん中 Dark Voidは緩くロールしたノーズエントリー部分とやや細身なノーズが特徴的。スティープな波での引っ掛かりを無くし、より大きな波や掘れた波での性能を上げました。とはいえボリュームもあり、テールエリアも面積が残してありますのでスモールから楽しめます。トラベルボードとしても1本あれば最高です。

右のPeace FlogはWidest Pointが後方に下げられたEvolution Style。長めのレンジのシングルフィンボードですが、スィングウェイトが軽く長さを感じません。この手のボードはロールからVが多く難しい面もありますが、この板のボトムはシングルからダブル、Spiral Veeと繋がり、素直な操作性で波や乗り手を選ばず楽しむ事ができるでしょう。

またラミネートは自社ファクトリーのSurman Glassing Company。ここではMorning Of The EarthやALBUMなどもラミネートしておりそのクオリティーは折り紙つき。とても美しい仕上がりです。

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今回入荷した6本。

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オンラインショップでディメンションなどをご確認いただけます。

https://www.ridesurf.net/product-list/569

ミッドレングスをお探しの皆様ぜひSurman Surfboardsをご検討ください。

Benny現る

Rich Pavelが再び日本に来ているという噂を耳にした。若い弟子を連れてあちこち見て回っていると言う。

その弟子から明日店を見に行きたいと電話がありRichさんと八王子に来てくれた。とても店を気に入ってくれたBennyとRichさんとの話は尽きず、そのままの流れで居酒屋へ行きさらにたくさんのことを話した。BennyはLa Jollaで兄弟でHermosa Surf Shopという店をやっていてHermosa Shapesというレーベルを持ちシェイプをしている。どうやら日本での販売先を探しに来たのが目的のようだった。来る前から私の店が選ぶ板やラミネートのカラーなどに共感していたようで、話はとても弾み、会の後半、Bennyは日本で何本か板を削りたいと言ってきた。実はテンプレートも持ってきていたのだった。

何本かテストボードをシェイプしてもらうことになり翌日から早速ブランクスの調達やら工場の手配と忙しくなってきた。TappyさんにHermosa Shapesのシェイパーがシェイプしたい旨伝えるとTappyさんも彼をチェックしていたようで、快くシェイプルームを使わせてくれ、ラミネートもしてくれることになった。

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準備OK、千葉へ出発。

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二人で車で向かう道、私のプレイリストを聴き、まるで自分のプレイリストをかけているのかと思ったというBenny。趣味が似ていると気を使わずとてもやりやすい。きっと食事も同じようなものが好きなのだろう。

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千葉到着。まずはenthu前で1ラウンド。流石のラホヤローカル。自らシェイプした非対称の板で熱い波乗りを披露してくれた。彼の板はどの板もローロッカーでフラットセクションが長く、よく走るデザインだ。ボリュームを調整すれば日本の波にもマッチするだろう。ボトム、レールなど細部は一見控えめに見えるがかなり凝ったデザインでボトムは他に見ない説明が難しい独特なシェイプ。enthu前のビーチブレイクを疾走し空に舞っていた。この時のショートムービーはインスタグラムでご覧いただけます。

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Tappyさんを紹介しまずはシェイプルームでツールの確認。Bennyは帰りの便をずらし残りの5日間で8本削ると言う。

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まずはブランクスの観察から始まった。これは時間がかかりそうだ。アウトラインを引き、カット。プレーナーとゆったりとしたペースでシェイプが始まった。初日は午後から始まって夜の7時になっても完成しなかった。

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翌日朝。一本目は非対称。昨日Bennyが乗っていた板だ。一本目の完成を見届けて私は一旦八王子へ帰り正太郎にベニーの面倒を見てもらうことにした。

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その後は道具にも慣れなんとか6本目まで来た。7本目は私がオーダーした6’6。店は休みを取り、千葉へ様子を伺いに行った。途中海をチェックすると良い波。2時間ほど遊んでシェイプルームに行くとほぼ完成していた。ウィングスワローのTwin+1だ。

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最後にTappyさんの非対称の板を仕上げ、すべての板にサインしたのは帰国の日の昼。ギリギリまで板を仕上げていた。

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とても熱心でRichさんが可愛がるのも頷ける。ラミネートも最上級を求めカリフォルニアではSuper Wolfに巻いてもらっています。まだ30歳と若くこれからがとても楽しみなシェイパーだ。テストボードが出来上がりましたらインプレッションなどもお伝えしていきます。

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そして今回1本だけ。カリフォルニア製のボードをストックいたしました。

5’3のTwin Keel Fishです。

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少し絞ったテールのアウトライン。ローロッカー、テールエリアのエッジはしっかり立ち、スキップフライのように内側に巻き込んだ位置にエッジがあるタックドインエッジ。フィンはRich Pavelテンプレート。ラミネートはSuper Wolf。ディメンションなどオンラインショップに掲載いたしました。

https://www.ridesurf.net/product/13582

今後近いうちにRIDEから皆様にストックボードやカスタムオーダーのご案内をいたします。楽しみにお待ちください!

MEXICO TRIP 2

Salina Cruzエリアの風が収まらないので予定より少し早くHuatulcoエリアに移動することに。

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移動中の楽しみはロードサイドにあるレストランでの食事。

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メキシコ料理はとてもヘルシー。あまり油は使わず、豆や肉などが中心でとうもろこしのトルティーヤで巻いて食べます。

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薪で調理するのも美味しさの秘訣。

Huatulcoではこのエリアを得意とするToroにガイドを頼みました。彼が用意してくれた宿がまた素晴らしい。

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シーズンオフのVillaを安く借りることができました。

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大きな別荘でプール付き、2ベッドルームで一人$50。オーナーはなんとシェイパーのJoshのお友達。

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このエリアは掘れたパワーのある波質のポイントが多数。その中の一つがRancho。

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私有地を通らねばならず、門があり鍵がかかっています。なんとToroはその鍵を持っているのです。完全プライベートスポット。

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パワーのある波ではShyamaのSB Twinが調子良いです。

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Toro

このエリアのローカルで街の誰もが知るToroは波乗りの腕前もご覧の通り。掘れたチューブになる波が得意でTom Curren, Tyler Warren, Alex Knostも彼がガイドしています。

ちょうどAlexから私に「Toroといるなら俺の板が置いてあるから乗ってみて欲しい」と連絡が入り乗ってみることに。

IMG_3705歩長さは6’4くらいだったでしょうか。滑り出しもとても早く、見た目と違いとても乗り易い板でした。安心して大きなセットにも臨めます。

数日間Huatulcoをベースにして波乗りしましたが最後の数日はToroの提案で別のスポットに移動することに。

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何やら船で島に渡るとの事。果たしてどんな場所が待っているのか。

最終回へ続く。

Joshua Keogh 2023

Joshua KeoghのニューモデルAstronaveeが届きました。

アストロナビーと呼びます。スペイン語で宇宙船をAstronaveと書くそうで+Veeでこうなりました。ファーストユーザーのO君が名付け親です。

右は7’1のカスタムオーダー。左は私のテストボードAstronavee Micro6’1です。

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AstronaveeはJoshと私がデザインのやり取りをしている中で産まれました。私が書いた最初のスケッチ。

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これを見たJoshが俺も同じようなことを考えていたと返事が来て具現化されました。最初のやや過激なテストボードは今enthuに置いてありますのでぜひテストライドしてみてください。

Astronaveeは全く新しいコンセプトで新しい感覚が楽しめるミッドレングスサーフボード。ボトムのみならず、デッキにもV。フルエッジと見た目にも新しいデザイン。長さを感じないクイックな切り返し、ピギーなアウトラインも相待って反応の良さ、スィングウェイトの軽さが際立ちます。幅22 1/2もある板のレールをクイックに切り替えす事ができます。テイクオフの速さ、滑走スピードも抜群です。 フィンは2+1です。

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そして先日の旅でオーストラリアのJoshの元に訪れた際に話し合い、産まれたのが写真左の赤いAstronavee Microです。5ft台中盤から6ft中盤くらい。ボトムは大きなシングルコンケーブの中にVダブルコンケーブが入ります。幅は21 1/2、厚みはこのテストボードは8cmあります!フィンはクアッド。どんな波乗りが楽しめるかこれからのテストライドを皆様もお楽しみに。

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さて、今回の入荷では6’10のLiberatorのストックも入荷いたしました。下の画像がその6’10。

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2023年仕様にリニューアルされより美しいスムーズな板にリファインされていました。

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緩めになったノーズロッカーにロールエントリーの代わってパネル Veeに。ノーズ付近のレールは50/50。テールはダブルコンケーブが入ります。

よりスムーズな印象のボトムロッカーを持ち、スピードとナチュラルなターンが楽しめます。

7’0, 7’2, 7’4, 7’6もまもなく入荷予定です。シンプルで飽きの来ない、しかしながら何か特別なフィーリングを求める方におすすめです。

カスタムオーダーも常時承っております。ますます進化して行くJosh。ご相談をお待ちしております。

Australia Trip 13 最終話。

Joshの家を出発する朝。日の出と共に起床。

やっとローカルタイムに馴染んできました。

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JoshにもAcetoneを渡し、

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動物たちにもお別れを告げて出発。

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波が上がるよと言っていたメインポイントへ。

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パーフェクトなレフトが再びブレイクしていました。

この日JoshはEllisのLite Kite7’2にトライ。

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ナイスライディングを繰り返し、オーダーしたいと言うほど気に入っていました。この素晴らしいテストフィールドを持ち、オープンマインドでサーフボードデザインに対して深い興味と愛情を持つJoshのシェイプが素晴らしい理由がわかりました。

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海から上がるとすぐにシャワーがあり、ポイントを見下ろせるカフェも。

サーフィンスタジアムのようなカフェは美味しいコーヒーとサンドイッチを提供してくれます。素晴らしい環境です。波の良い週末のこの日はとても盛り上がっていました。

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まだまだ良い波がブレイクし続けるポイントにうしろ髪ひかれつつも出発しなくてはいけない時間に。

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帰りの便はGold Coast発。あと数日しかない私たち。この日のうちに頑張って出来るだけ北上したい。

8時間走り、シドニーを超えてなんとか夜のうちにNew Castleまで北上しました。

この夜はビーチのパーキングに停めて車中泊。

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賑やかな日曜日の朝の駐車場。だいぶ早く目が覚めてしまった。大会のホーンも鳴って何やら盛り上がっている。

そんなパーキングを後にして少し街をクルーズ。オーストラリアで初めての都会だ。IMG_9979 IMG_9984

美味しそうなカフェを見つけてブランチタイム。

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オーガニックマーケットではお土産を物色。

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ここから今夜の宿、エリスの家まではもう3時間半ほど。もうすぐだ。

夕方、エリスの家に到着すると20本以上のブランクスのカットが終わっていた。なんと私たちがいなくなると波は無くなりしばらくフラットが続いていたそう。仕事が捗ったらしい。

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一本一本、オーダーに合わせて変化をつけてブランクすをカットしているエリス。

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そしてこの日からまたうねりが復活。運転の疲れを癒す大好きな岬でのメローなサンセットサーフィンを楽しみました。

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夕食はJoshからお土産にいただいた牡蠣。

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翌朝、日本での再会を約束しエリスとお別れ。

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この夜のステイ先はアンドリューの家。4時間ほどの距離。うねりもあるし、まだ時間に余裕もある。途中にあるエリスと波乗りした岬が気になり立ち寄ってみると。

前回よりもサイズがあり良い波がブレイクしているではないか。

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実はこの週、オーストラリア東海岸全体ではこの秋のベストな波がブレイクし続けたのでした。

明日には日本に向け発たなければいけない。思い残すことのないようしっかり波乗り。

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7’2のLite Kiteはこの日も最高でした。

出かけているので日が暮れたくらいに来てくれとアンドリューに言われ。時間ができたのでスナッパーロックス、グリーンマウントをチェック。初日にほぼ貸切で波乗りした場所だ。しかしこの日はうねりもしっかり入り、海の中は波に乗りたい強い欲望を持ったショートボーダーやプロサーファーまで張り切ってサーフしている。全く隙はなく、しかも油断していると左方面にすぐ流されてしまう。パドルの手を緩めることはできない。

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なんとか数本波に乗る事が出来た。掘れてマックススピードが出せる波はここでしか味わえない素晴らしい波だ。

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日が暮れてアンドリュー宅へ。

シェフ、アンドリューは最終日も手料理で私たちをもてなしてくれた。

旅で起こった素晴らしい出来事を少々のワインをいただきながらゆっくり報告する事が出来た。そしてアンドリューとの新しいサーフボードプロジェクトの話も。皆さんにご報告できるまで楽しみにお待ちください。

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アーティストでもある奥さんMishさんのしつらえた部屋はとても素敵だ。

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しかしながら、パッキングも終えこのベッドで横たわった瞬間にはもう夢の中。

翌朝早く、次回日本でのBig Sky Limited ムービー上映ツアーでの再会を約束し空港へと出発したのでした。

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無事機上の人となり日本へ。

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24日間にわたるRIDE30周年オーストラリアの旅。私たちにとって忘れることのできない出会い、素晴らしい波、皆の優しさをたくさんいただいた旅となりました。

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我が家ではグリノーさんからいただいたかぼちゃが芽吹きました。

ありがとう!

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そして最近こんな手紙がNSW州から。

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スピード違反の罰金の請求が、、、

厳しいですね!皆さんも行かれる際には気をつけて。