四国surf trip②
NAKIさんからの「そろそろ出来そうだよ」というモーニングコールで目覚めてポイントへ向かうと、レフトは賑わっているがライトは若干風の影響があるもののほぼ無人。
というわけで早速準備をして。
メキシコかと思うほど強い高知の日差し。ビーチタイムにハットが欠かせない。
昨日の日焼けで肩が痛いのでseeaの袖ありタイプの水着で出動。
旦那と二人だけで風が強まるまでの約二時間、たっぷり楽しませていただきました。
どんな時でも頼りになる私の一本はAlex Lopez single 5’10″。
旦那はmandala edge board 6’2″で今日もご満悦。
さて、そろそろ先へ進もうかという事で出発してまずは腹ごしらえ。
近くの小さな港にある食堂にて。
やっぱり鰹〜
この生にんにくがまた美味しいんだよなぁ
ここから目的地まではまだ案外距離がある事が判明したので、旦那から”ビール飲みたい”という訴えはあったもののここはぐっと我慢していただき、再び交代で寝ながら車を走らせた。
初めてお目にかかる四万十川。
雄大な景色にわくわくする気持ちを感じながら進んで行った。
今夜お世話になる民宿に到着して、駐車場から海を見下ろすとこの景色!
なんて美しい、、
波はかなり小さいけどなんとかギリギリ出来そうだったので旦那は8ftのPavel、私は6’2″のmandala edgeを持ってビーチへ下りた。
端っこのピークは子供達で賑わっていたので別のピークを探してビーチをてくてく歩いてみたが、
うーん、、うねりは若干あるものの、割れない。。
更に向こうへ行けば乗れそうな白波が見えてはいるのだが何しろビーチが広い。
もう日も暮れてしまいそうなので半分まで行ったところで端っこのピークへと引き返した。
今日はとりあえずこの綺麗な海に浸かれるだけでもいいかと思って、割れないところでぷかぷかしていると一人上がり二人上がり、徐々に人が減っていき、いよいよ私達だけになった。
透明な水に美しい夕焼け。
小さいとはいえ波はパーフェクト。
旦那と二人代わる代わる波に乗り。
なんとも幸せなサンセットタイム。
夕飯は港町にある居酒屋さんで。
やっぱり鰹だよ〜!塩たたき!
二日目で合計3皿の鰹。
なんならこの後、大将のおすすめという事で四時間前に獲れたという鰹のお刺身、そして貴重な新子、清水サバまでいただき。(いずれも超絶品!)
魚を食べに来ていると言っても過言ではないこのトリップ。
まさにほぼ魚しか食べていない。笑
これまた美味しい地酒で良い具合に出来上がり、宿へ戻り布団に入ると今日も2秒後には寝ている旦那であった。
続く。
asa
四国surf trip①
日曜日の営業を終え、車に荷物を積み込み簡単な食事を済ませ出発すると、
気が付いたら浜松にいた。
コインシャワーですっかり目を覚ました旦那が「まだ運転できそう」というので安心して荷台にしつらえた寝床へ移動し目を閉じると、
気が付いたら淡路島にいた。
タフな旦那によく寝る嫁である。
そんなこんなで淡路島から淡路海峡大橋を眺める夜明け前。
見えにくいけど淡路島って書いてある。
早朝のうどんを食べながら「浜松ー淡路間の運転は完全にゾーンに入った」としきりに話していた旦那は、運転を交代すると荷台で少し眠ってから「そうだ、○○のポイントちょっと見に行ってみようか。」と。
出発から最初のポイントまで、約11時間の道のりだった。
さて波を見てみようかと車を降りるとなんとそこにNAKIさんが。
波が良くてかれこれひと月近くこの界隈に滞在しているそうで、色々と教えていただいた。
まずは長距離運転(私は半分以上寝ていただけだが、、)の疲れを海に流そうと、NAKIさん達のセッションに混ぜていただき、それはそれは楽しいファーストセッションとなった。
地元の方は今日は小さいと言っていたけど、それでもきれいな海、素晴らしい波、ほとんど貸切状態での波乗り。幸せです。
「来て良かったね」と、思わず笑みがこぼれる。
旦那はRich Pavel Race Tracker6’10が調子良いとご満悦。
お昼はNAKIさんのお友達YASUさんに案内していただき皆でうるめ鰯の美味しいお店へ。
とっても美味しい漬け丼をいただいた。
半日目にしてすでに最高。お腹もいっぱい。
あまりの最高さ加減に今日中に移動するのはやめて近くに宿をとり、このエリアをもう少し楽しむことにした。
宿に入って横になると薄れゆく意識。
久し振りに極上の寝落ちを体験した。
NAKIさんに撮っていただいた写真。
ありがとうございます!
私はAlex Lopezの5’10シングルフィン。
夕方もう一度先ほどのポイントを見に行ってみると、相変わらず形良いブレイクが。
夜は町へ繰り出し、高知グルメを満喫しようと気になったお店へ何件かアタックするも満席で、うろうろと散策した先で見つけたお店へ。
鰹の塩たたき。
この季節だけ頂けるというメジカの新子。
う、美味すぎる、、、
波乗りはもちろんだけど、美味しい魚を食べに来たと言っても過言ではない今回のトリップ。
初日からこのクオリティ。
どこで何を食べても美味しいよ、という噂はどうやら本当のようだ。
おそるべし高知県。
続く
asa
台風13号
先日の火、水。台風13号の波を求め湘南へ。
火曜の10時ころのセット。
鎌倉方面、あちこちにど三角なブレイクが!
一日を通してクローズすることなく良い波が終始ブレイクしていました。
こちらは少し収まってきた午後のブレイク。
この日は定休日。一日中楽しみました。板はTravis ReynoldsのWidow Maker6’8。
絞り込んだウィングスワローテールと極薄のテール厚でテールが沈めやすく、この日のようなパワーがあり掘れる波ではかなりのスピードが付いてしまいますが、その状態からでもボトムターンにスムーズに入れます。しっかりテールを沈めることで深い角度のターンになりリップの方に向かって行けます。ノーズも比較的ボリュームを落としてありますのでトップでの動きも軽いです。胸の下は厚く、2 11/16という厚みで、ロッカーも比較的緩いタイプですのでテイクオフの速さも大きな波での安心感につながります。パワーのある胸からオーバーヘッドくらいの波で最高の性能を発揮してくれます。良い波用に皆様もいかがですか?オーダー可能です。
**********
翌日は台風接近にもかかわらずサイズダウン。
早朝、風が強くなる前に2時間ほど楽しめました。
コンパクトな胸くらいのサイズでしたが面はオフショアにグルーミングされ硬くしまったバーンの様でした。
Tappyさんシェイプの7’4 MOD 4channel Twinpinでやりました。
プラットフォームはもともとシングルフィンでもとても乗りやすく好評をいただいているMODシリーズ。Bonzerもオーダー可能です。
速いフロントサイドの波でしたが、波においていかれることなくどんどん前に出るスピードは凄まじく、波がその気を見せれば一つ上のギアに入ります。さすがのチャンネルの威力。そしてTwinfinのターン性能。7’4とは思えない自由度の高いライン取り。カットバックやトップターンの際に乗り手がターン弧を自由にコントロールできます。6ft台ならより積極的に鋭角なターンも楽しめるでしょう。7ft台なら小波においても長く乗りつないでいくことができます。Tappy Shapeも常時オーダー可能です。ぜひ!
波乗り楽しいですね!楽しすぎて気をつけないと、、
先日の定休日は
先日の火水と鹿島方面へ。
お借りしているVOUCHのテストボードを試してきました。
テストボードは2本。7’6のevoと5’11のvish。
evoはロールボトムのエッグ。ナチュラルについたロッカーと癖のないやや丸みを帯びたアップレール。先日の鎌倉でかなり良い感触でした。テイクオフもとても早く、荒れた面でも乗りやすく、レールが引っかかることも無く波に馴染みきれいに乗り繋げます。
今回はサイズもあったのでvishの方を試してみました。
ポイントに着きしばらく波を眺めていると予報通りにオフショアにチェンジ!
波最高になってきました。そして無人。何とラッキーな。
テイクオフも早く、スピードも出て動きも軽いです。クラシックなKeel Fishに比べ少し絞ったテールとナチュラルについたロッカー、コンケーブがノーズ付近から入るボトム、マイルドなレールなどのバランスがとても良く、自由度の高いラインで楽しめます。
レフトも良いことに気が付き、バックサイドもテストライド。
いやー、すばらしい。
フレックスの効いたグラスのキールフィンとやや絞ったテールのシェイプが素晴らしく機能しバックサイドも気持ちよく楽しめます。
全体的にはThomasのFishにとても似た感じです。
初乗りにしてもう馴染んでしまいました。Paul Hutchinsonさんが削るVOUCHはどの板もとても乗りやすく、乗り手の波乗りを一段上にそっと引き上げてくれる感じです。
日が暮れてなお良い波が、、
翌日、昨日やったポイントは激込み、、
ちょっとサーチ。良いところありました!河口のような、吸われるように掘れる波。
メキシコのポイントブレイクにも似た波質。
炎天下、mandaしっかり塗って長めの1ラウンド。
板は6’10のPavel Race Tracker。掘れる波でも余裕を持ったテイクオフが楽しめ、波が良かったせいもあり、ピンテールにもかかわらずかなり動きも軽いです。深くレール際を掘ったようなコンケーブでエッジが立ち、サイドバイトの役割を果たしている感じ。前気味に立ちドライブを効かせるるも良し、後ろ足を下げて踏み込めばシングルフィン独特のピボットターンも楽しめます。
夕方は昨日のポイントにまた戻り、もう1ラウンド。
グッドバイブスな方との新たな出会いもあり、楽しい夕波でした。
夏本番。海も混んでいますが譲り合って楽しい波乗りを!
オーストラリアトリップその6 最終回
いよいよ今日はThomasさんとDayトリップに行く日。朝10時に集合と言われていましたが、9時にはショップに。
cut Lapさんが明日は朝からアブストラクトティントやるから見に来れば?とお誘いいただいたので早めに来て見学。
凄い手際の良さであっという間に1本仕上がります。
さてそろそろ出発の準備をしようかと。
波は小さそうだからと私の7’7kabuneモデルは置いていき、代わりに9’4のあのHigh Pro Logを貸してくれることに。
目的地はDouble Island。車でビーチをひたすら走り1時間くらいとの事。ガソリンと水とビールとポテチをゲット。
渡し船のようなフェリーに乗り川を渡るとそこがDouble Island
他に橋も無くこの半島にNoosaから行くにはここを渡るしかない。
渡るとそこは自然保護区域らしくまさにワイルドオーストラリア。しばらく行くと道が砂浜へ向かって行き、そこで道は無くなっていた。
そのまま砂浜におり、ビーチを爆走開始。注意しながら100km程のスピードで突っ走る。潮が満ちると砂浜がなくなりロータイドの間しか走れないそう。左の砂の丘には何やら50とか80とかの看板が突き刺してある。なんと、たまにスピード違反の取り締まりをやっているそう!
走っていると大きな波がブレイクしているの見えた。トーマスさんも「思ったより波が大きいぞ」と盛り上げてくれる。南東風で、東に面したここはオンショアだが良い時もありそう。
1時間ほど走るとどうやら岬の先端に着いたようだ。
ここから先は岩場で車では進めない。降りて波をチェックしようと。
目の前の岩場を歩いて少し奥に行くと、、
なんと、遥か彼方から延々とライトの波がブレイクしているではないか!この岬地形は延々奥に続いていてピークは遠すぎて確認できない。
しかもセットの波は岩場を超えてビーチ沿いに延々ブレイクしていた。
そう、私たちが車を停めたところは長い長いブレイクの中間地点だったのだ。少なく見ても1kmは乗れる波、、
Thomasは12ftのグライダーだ。やっとその理由が分かった。この板なら長い距離のパドルも楽で早く、乗ったらどこまでも乗りつないでいけるだろう。
乗りつなぐことではHigh Pro Logも素晴らしい。ノーズコンケーブも無く、ローロッカーでロールボトムのシンプルなログ。私が今までに乗った9’4の中では一番速い。
他に入っている人は2、3人。好きな波を選んで何本も何本も、、
ピークを目指すのだが、途中で来るセットに我慢ができず、ついつい乗ってしまい結局ピークはわからずじまい。
ライディング動画はInstagramにUpしてあります。ぜひご覧ください。
インスタには1本のライドを2回に分けて1分づつ載せています。そうトータル2分以上乗っていたのです。しかも映像のライディングのテイクオフは岩場ゾーンのインサイドから。もっと奥から行けば3分ほど乗れるでしょう。この日は沖は胸くらいから途中腰位になって最後は膝位に、と言う感じでしたが、しっかりしたうねりが入った時は一体どうなってしまうのでしょうか、、、
ありがトーマス!
さて潮が満ちる前に帰らないと。
ところがビーチを走り、最初の川を渡った時にその悲劇が起きたのでした。潮が満ちて思ったより川が深く、砂も柔らかい。川の真ん中で全く動けなくなってしまいました。
居合わせた人たちも集まってきてトーイングのロープで引っ張ってみるものの、ロープは切れてしまい全く動かない。潮は急激に満ちはじめ、事態はさらに悪化。ドアの中にも海水が侵入し始めた。
1時間程して一番近い町からやっとレスキューの車が到着した。ウィンチを使って、ワイヤーで引っ張ることに。海パン姿のレスキュー車の助手がトーマスの車の下にもぐりワイヤーを取り付けた。あとは祈るのみ。トーマスは運転性に座りスタンバイOK。ウィンチがワイヤーを巻きはじめ、ワイヤーがピンと張る。さらに巻き上げると、なんと車が少し動いた!そのままどんどん巻き上げるとランドクルーザーはなんと浮きはじめた。船の様だ!トーマスもハンドルを持ち、右に左にハンドルを回し始めた。まるで舵を切っているようだ。その後はトーマス船長と呼ばせていただく事にした。
砂浜に上がった車はしかしながらエンジンがかかることはなく、、とりあえず修理は後日。まずは満ちる前に帰ろうとなり、たまたま居合わせたトーマスの先輩の車の後部に座らせていただいた。
行きに走った広い砂浜はもう幅10Mも無いくらいになっていた。柔らかい砂にタイヤを取られながら、何度もスタックしては皆で車を押して脱出を繰り返しながらもだいぶ進むことができた。車も空回りを繰り返し、熱を持ってしまい、何度か冷却のため休まざるを得ず、しかも日没も迫り、このまま進めば砂浜も無くなり、下手をすればこの車も水没の可能性まで出てきてしまった。
夜6時。完全に日が沈み、満潮。高台に避難し、ここで潮が引くまで5時間ほど待とうという結論に。
冬前のオーストラリア。日が沈むとかなり冷え込んでくる。外は寒さがかなりこたえるが、車内は斜めでかなり居心地が悪く、行きに痛めた腰に相当来る。ポテチもビールも底をつき食糧無し。星を眺めたり、男5人で下らない話で盛り上がったり寝たり起きたりしながらなんとか時間をやり過ごし、いよいよ渡し船の乗り場に向かう事に。
そこからは30分ほどで渡し船ポイントに到着。が、もう12時。運航は無く、、朝まで待つことに。
朝までまた6時間車の中は辛いなと思っていると先輩が、「俺のボードケースがあるぞ。だれか外で寝るか?」と。真っ先に手を上げたのは私でした。
ボードケースの中は意外と暖かく、トーマスの子供用の板がとても良い枕になりかなり快適に過ごすことができました。
ただ耳元でブーンとうなるおそらく巨大な蚊が発しているだろう音には恐怖を覚えましたがすっぽりタオルを被ることで解決し深い眠りに。
朝先輩に起こされると、良く無事だったなと。「ここは蛇やワニがわんさかいるエリアだぞ!」と。早く言ってよ!
一度ステイ先に戻り、無事を報告し、丸一日ぶりのおいしい食事をお腹いっぱい食べて少し仮眠しトーマスに別れを告げにショップへ。
まだここにいたいけど明日には帰りの飛行機に乗らなければ。
日本での再会を約束し再びゴールドコーストの空港近くの宿へ約3時間のドライブ。ゴールドコーストに着きCurrambinをチェックすると良さそう!体はバキバキで疲れてはいましたが、ほぐしに軽く1ラウンド。オーストラリアでの最後のサーフィンを良い波で楽しむことが出来ました。
これで11日間のオーストラリアトリップも終わり。
オーストラリアは美しいビーチが自然のまま残された素晴らしい国です。サーフポイントも豊富で、好みに合った場所が必ず見つけられるでしょう。サーフィンが文化としてしっかりと根付くサーフィン天国。ぜひ皆さんも行かれてみてはいかがでしょうか?
この旅でお世話になった皆様、ありがとうございました!!
back number
オーストラリアトリップその1
オーストラリアトリップその2
オーストラリアトリップその3
オーストラリアトリップその4
オーストラリアトリップその5
オーストラリアトリップその5
Nealさんと別れ、夜のうちに無事にNoosaに到着。
居心地の良いステイ先でぐっすり眠った翌朝6日目。
近所をコーヒーを求めて散歩。
この辺りはとても落ち着いた大人の雰囲気。とても穏やかで好きな感じです。
車でNoosaのポイントをチェックに行きました。
有名なTea TreeはNoosa Natuonal Parkの中にあります。
いちばん奥のパーキングからTeaTreeまでは20分ほどトレッキングルートを歩きます。
奥の岬がTea Tree
小さい。一人入ってますが厳しそう。引けば出来るかな~などと考えながら引き返しました。
毎日2ラウンドでくたくたでしたので良い休みと言った感じです。
それにしてもここもパーキングから先は遊歩道以外人工物が全くありません。素晴らしい、、
この日はThomasさんと会う約束をしていました。
Thomasさんを待ち、ショップをうろうろしているうちに流れでショップ内にあるBarbar Captain Shipsopの椅子に座っていました。
若手がカットしてくれましたがなかなかのテクニックです。「サイドをフェイドしてあとはアップトゥーユー」と伝えただけですがばっちり仕上げてくれました。
さっぱりしたところで昨年9月に来日した時以来の再会!
その間にShopを移転拡大し、とんでもない空間が出来上がっていました。
真ん中のガラス張りのグラッシングルームをはさんで左にサーフショップにコーヒーショップにBarbar。右には大きなアートスペース、RVCAのショップにトレーニングジム、Thomasさんのシェイプルームに事務所。完璧な布陣です。
Thomas CampbellのArtがのったThmoas BexonシェイプのHull。
売ってくれと頼みましたがまだ駄目だと断られました。
ThomasさんのHullもかなり良さそうです。ストックをオーダーしましたので次回入荷いたしますよ!
Cut Lapさんが仕切るグラスショップに入れてくれました。
こちらがCut Lapさん。
技術とセンスを兼ね備えた職人さんです。
Thomas Surfboardsでは今後ショートボードにも力を入れていくとの事。
ショートボード用の新しいディケールです。
壁に掛けられたテンプレートの数々。この奥にシェイプルームがあります。
倉庫にあるビンテージボードを見せてくれました。
1967年のHayden Queensland。McTavishシェイプのTrackerモデル。ロール~Veeの傑作ボードです。最近私が乗り込んでいるVouchのRolled Veeも元ネタはこれです。Hayden Queenslandは1959年にスタートしたレーベル。かつてはMcTavishやGeorge Greenoughまでもがそこで削っていたそうです。
今現在はThmoas Bexonがシェイパーを務めていて、ThomasのショップのラックにもGlass OnのTrackerがしっかり収まっていました。
日本にも入荷予定のあるThomas Fin。
バックヤードに停めてあるスタッフの車。モップの柄でしょうか?タイラップで縛り付けてあります、、
波の小さい日はこれが良いぞと、Thomasさんが新作の9’4 High Pro Logを貸してくれました。
メローなナチュラルロッカー、ピンチーなレール、ロールボトムにノーズコンケーブ無し。速さとナチュラルなフローを予感させてくれます。1966年。McTavishのLogを参考に削った板でThomasさん曰く「これがAustralian Logさ」との事。Harrison RoachやDevon Howardも虜だそうです。私もオーダー済み。ストックも次回入荷致します。
潮が引いたころ合いを見計らってもう一度Tea Treeへ。
波が小さいのでほぼ無人。子供を押すお父さんとサップが一人。
New Faithfulと乗り比べましたがHigh Pro Logでないと乗り繋げないセクションがあり、そこを乗りつなぐと150Mほど乗れるスネヒザ。その性能には実に驚きました!
この板のおかげで思わぬ最高の時を過ごせました。
Noosa National Parkのパーキングに戻ると丁度サンセットタイム。
あまりの美しさと気持ちの良さでしばらくこの場を離れることができませんでした。
次回はいよいよ旅のハイライト、Double Islandへ。
台風5号
先週の台風5号。グランドスウェルとまでは行きませんでしたが、水曜日にはなかなかのサイズまで上がりました。
昨年Thomas Bexonとやったこのポイント。ここ用にと、彼がシェイプしてくれた板をついに試す時が来ました。
これくらいのサイズでも水量が多く迫力のあるテイクオフになるここの波でも余裕を持った滑り出しで、急斜面からでもサイドバイトにより安心の引っ掛かり具合。
上の早いセクションを抜けるためのスピードも抜群。
7’7の2+1。最高でした!
平塚からMO3も
素晴らしいライディングを披露していました。
シェアライド。
ありがトーマス!
この日はビーチも70点!
水曜はTappy Shapeの7’4 4channnel Twin Pin
チャンネルによる特別なスピードが味わえ、ツインによる回転性によりくるりと方向を変える独特の動き。速く、ラインどりは自由そのものと言う、ミッドレングスでは今までにない感覚を得ました。
今週も火曜あたりでしょうか??
幸先の良いたいふーシーズンの始まりです。
皆様もそろそろセミガンや大き目な波でも使えるミッドレンジ。揃っていますよ!いかがですか?
白浜サーフキャンプ2018春
先日土日で恒例の白浜サーフキャンプを開催いたしました。
10数回目と言う、私たちが長く続けているこのイベント。今回も参加された皆様のグッドバイブスと、美しい伊豆白浜の自然、天候、波にも恵まれ最高な2日間となりました。
まずは集合。全員がちゃんと8時に揃ったのは今回が初めてです!
潮が引くとともに白浜らしいメローな波が出現
試乗の板を手に早速セッション開始!
catch Surfと88はいつも貸し出し大人気です
axxe classicのサンプル展示
patagonia surfは試着してサーフ可能!
FCDのデモボードも
入ったり、上がったり、
午後には潮も上げ始め波もUP!
今回の料理は小山のカフェTuesday Coffeeさんが担当
さてビーチで一日楽しんでいつもお世話になっているVilla ShirahamaさんにCheck In!
yoga studio swell asako先生によるヨガタイム
スケートパーク完備。すかさずTさん。上手です!
axxe classic presents ビアクージーワークショップ
嬉しいロゴ入りです!
いよいよ乾杯!
patagonia provisions Long Root Aleの協賛をいただきました!
食材にもpatagonia Provisions。美味しいです!
Tuesday coffee さんの料理。
ハマグリからの
PokiとFish Tacos!
お腹いっぱいになったところで柴田オーストラリアトリップのスライドショー
後は飲んで語って、、、
翌朝。気持ちよく晴れ渡った2日目。
コーヒースタンドで目覚めのおいしいコーヒーからスタート
朝ヨガタイム
craft, Christenson, Thomas,Hayden FCD, Catchsurf, 88そしてRIDEの各デモボードのチェックタイム
青空の下で美味しい朝食
VillaのkazuさんセルフシェイプのFishを囲んでいた談義。
ビーチにおりるとこの日も優しい波がブレイク
kiyomo Ogoseさん、chrisのニューモデルBandito
柴田はmanadala 9’10 hunter seeker edge
88をフィンレスで。rainbow cat前田さん
villa Kazuさん
スタイリッシュに決めるtuesday CoffeeのMamoちゃん
参加いただいたAさん
最後まで素晴らしいセッションでした。
参加いただきました皆様。メーカーの皆様。おかげ様をもちまして今回も最高なキャンプとなりました。ありがとうございます!
次回は今回来れなかった皆様もぜひ!!
オーストラリアトリップその3
Byron Bayで迎えた4日目の朝、鳥やサルや様々な動物の声で目を覚ます。
オーストラリアは本当に自然が豊か。住宅街の中でさえジャングルの中で寝泊まりしている感じです。
オーガニックフードのマーケットに併設されたカフェで朝食。
さて今日はByron周辺のファクトリーを巡る日。
まずは先日の来日時にRIDEに来てくれた88の社長、ハリーさんのオフィス兼ショールーム兼住居へ。
様々なシークレットプロジェクトが進行中と言う88。楽しそうな試作品がたくさん。波乗りのスキルも半端じゃないですがアイデアの宝庫。天才です。ハリーさんの新技はこちらの動画でぜひチェック。
すぐ隣にはアーティストBrodie Jacksonのアトリエがあります。
その後ハリーさんと念願のセッションへ。
Broken Headをチェック。波、最高です!
チューブも巻くビーチブレイク。
先ほど紹介した動画。生で見せていただきました、、
素晴らしいセッションの後Ballinaポイント近くにあるAlkali Finsへ。
凄いテンプレートの数。
この台の上で積層板を作っています。年季入ってます。
RIDE x Alkali Finsのニューカラーがちょうど出来上がったところ!
ロゴをプリントするところに立ち会えました。
何度も何度もプリントしなおし、位置も納得の場所に決まりました。
近日入荷予定です!
この工場も大自然の中。
夕方はBroken Head の岬寄りでByronに住むスーパーグッドバイブスな若手日本人たちと日が暮れるまでセッションさせていただきました。みんなそれぞれ88や様々な道具で楽しむさまは素晴らしい。
純粋に波乗りを楽しむ姿にとても刺激を受けました。その後みんなでタイレストランに繰り出し、楽しい夜となりました。
翌日、5日目はゆっくり起きてこのエリアでも老舗のファクトリーへ。
60年代半ばから削り続けるPaul Hutchinsonさん。ショートボード革命の当事者でもあります。オーストラリアで販売されるTakayamaやGerry LopezなどもPaulさんシェイプ。
オーストラリアは実はショートボード革命の主役。このエリアに移り住んだGeorge Greenoughの影響も大きいです。
そんなうちの一つがこのファクトリーのマネージャーEvanさんと日本人の水野さんが10年ほど前に立ち上げたレーベルVouch。
GreenoughのSpoonの影響をもろに受けたStand Up Spoonです。
EvanさんとPaulさん。
こちらはVeloテンプレートのハル。
もうすぐこの4本がデモボードとしてRIDEに届きます。
オレンジの板はBob MctavishのTrackerにインスパイアされて作ったRolled Vee。
どの板もとても良さそう。グラッシングもとてもきれいでした。
土曜日と言うこともあって街ものんびりとした感じ。サーフショップも閉まっているところが多いです。では、とこちらもゆっくりカフェでランチなど、、
バイロンの発展はこのエリア始まったという場所。カフェと隣にバックパッカー。目の前は波乗りもできるビーチ。素敵な場所でした。
夕方はお世話になったステイ先のAfendsのオーナーJonoとTallowで1ラウンド。とてもメローな一日でした。
明日は再び北へ。
オーストラリアトリップその2
オーストラリア2日目。きっちり日の出とともに起床。
時差は1時間。楽です。
カフェでゲットしたラテをすすりながら、ゴールドコーストから30分ほど南下したKings Cliff周辺へ。
この辺かなと、パーキングに車を停めると目の前で素晴らしいブレイクが、、
右奥の方に目を向けると何故か無人のライトのブレイクも、、
もう少し南に下るともう一つ岬があるよ、と言うことでそこもチェック。
人工物は、ビーチへ降りる木製の階段だけと言う素晴らしく美しいビーチ。Cabaritaというポイントブレイクです。
岬の脇は少し混んでいますが、左のピークはかなり空いていてロングライディング出来そう。
ここでやることにしました。
たっぷりここでやって気持ちよく上がるとパーキングにはちゃんとシャワーが。オーストラリアはどこのサーフポイントにもシャワーが完備されています。シャワーは主にサーファーのために設置されています。サーフィンが国民的スポーツと言うこともあるかと思いますが素晴らしい。しかもビーチは全くいじらず自然のまま。うらやましい環境です。
昼には一旦ゴールドコースト方面に戻ることに。
Duranbahをチェック。 相変わらず人気です。
その奥に無人のブレイクを発見。
ここはパーキングから20分くらい歩くので空いてるとの事。かなり良さそうに見えます。
昼は日本食を食べましたがそのレストランはドリンクの持ち込みOKで、ビールを持ち込んでいただきました。あのミックファニングがオーナーのビール会社とのことですが、かなり美味しいです。
そしてビール2本くらいなら運転もOkだそう、、素晴らしいです。
軽く昼寝をはさんで夕方は昨日やったCurrumbinで1ラウンド。
素晴らしい夕日の中バシッと張った壁になる波を堪能させていただきました。
*****
翌日3日目。
この日はNeal Purchase Jnr.さんのファクトリーを訪れる約束をしていました。その前にKingscliff周辺のビーチブレイクをチェック。
紫外線の強いオーストラリアでは愛犬にもゴーグル装着。
ビーチブレイクはそこらじゅうでAフレームの良い波がブレイク。
結局昨日やったCabaritaで1ラウンド。胸位と少しサイズダウンしただけでいきなり空いていました。
Currumbin近くにあるNealさんのファクトリーにお邪魔いたしました。
製作中の板はやはりDuoが多いですが、徐々にミッドレンジが増えてきているようです。RIDEでオーダーしているミッドレングスDuoも丁度シェイプするところでした。6月には入荷してきますのでお楽しみに。また2+1のShnubも根強い人気があるそうです。カービングがとても気持ち良い一番の万能ボードと言うことです。Nealさんのお勧めもあり私もオーダーすることにしました。ご一緒にいかがですか?
Stage2 Duoのファーストシェイプボードを見せてくれました。とてもお気に入りだそうでいつも車に積んであるようです。
ちなみにフィンセッティングですがDuoはBoxの一番後ろにつけてくれとの事です。フィンポシションをわかりやすくするためそのようにBOXをセットしているそうです。フィンとポシションには特にこだわるニールさんです。
私の車に積んであったTravis Reynoldsの2+1widow makerも目ざとく見つけチェックしていました。
次の日曜日に一緒にサーフしようとお誘いいただきファクトリーを後にしました。
次の目的地Byron Bayへ向けてドライブ開始。
オーストラリアは緑豊かでドライブも気持ちよいです。
訪れた5月は日本でいう秋。水温は23度くらいと暖かく、気温は昼は暖かく夜は涼しく、とても気持ちよく過ごせる良い季節です。
1時間ほどでByron Bayに到着。
とてもレイドバックした感じの街ですが、観光地化が進んで活気にあふれています。
ステイ先のB&B。アパレルカンパニーafendsのオーナーの家を紹介いただき滞在させていただきました。
夕方のラウンドは有名なThe Passはブレイクしておらず、岬を回った南側のTallowでやっることに。掘れ掘れの高速ビーチブレイクでWCTサーファーたちが飛んで回っていました、、
岬の北側は南東うねりが入るとロングライド。南側のビーチブレイクは何にもなくても常に胸肩と言うのがどこのエリアでもパターンです。当然乗る板もポイントブレイクはオルタナティブボード。ビーチではショートボードと言った感じです。
2、3日目もとても濃い内容でした、、
明日はByron周辺のファクトリー巡り。楽しみに深い眠りにつきました。