台風9.10号

各地で良い波が続いた9号、10号

9号湘南某所

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この日はTappy Records MOD Thruster6’8が絶好調。

コントロールがしやすくスピードもチャンネルにより抜群。バックサイドも苦になりません。

Christian BeamishのOld School Fish6’4は20インチと普段私が乗るいたとしては細めですが、謎のテイクオフの速さ。

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ターンもタイトに決まります。Alkaliの両面フォイル限定ツインが最高にマッチします。

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波乗りが若返りました。

抜けた後は千葉へ。

スタッフりょうたはTravisのVaquero7’6が超お気に入り。

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私は、良い波で真価を発揮するJosh KeoghのR-19channel twin。

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10号はさらにサイズアップ。土曜は湘南某所で。

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久しぶりの迫力ある波でできました。RUも登場。

私は安心のPavel Race Tracker6’10でやりました。

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翌日曜はマックスサイズでした。

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水量の多い大きな波でも確実にドロップを決めてくれるNealさんの7’4single。

またまたRio君に遭遇。

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前日もこの日も7’2のチャンネルクアッド。波乗りを見る限りかなり調子が良さそうなこのモデル。その場でオーダーしてしまいました、、

各地でまだまだ続きそうですね!

Ellis Ericson Tri-Plane Glide 8’0

 Ellis Ericson Surfboardsのニューモデルエッジボード、Tri-Plane GlideのProto Typeが出来上がりました。

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レールコンケーブがテールへ向けて早めに収束しテールコントロールでエッジが引っかからないようにデザインされているのはHot Wire Redと同じ。

センターパネルはテールにかけてVボトム。水を切って進むスピードは速く、切り返しも早そう。

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FinはTrue AmesのG.G High Speed Fin 8.9か9.25をオススメしています。

先日ショートトリップに出かけ早速テストライドいたしました。

まず驚くのはパドリングのスピード。おそらく今まで乗った数ある板の中でも最速の感触です。滑り出しの早さも別格、、

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この日はスモールで速い波でしたが物凄いスピードでどんどん波の前に前にと押し出してくれます。

速いだけでなく方向転換もイージーです。少し後ろにステップバックし、板を傾ければナチュラルにノーズが向きを変えてくれます。

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真っ平らなセクションもしゃがめばスルスルと乗り繋げ、最後のセクションもスピードに乗ってバッチリ当て込んでフィニッシュ。

G.G High speed finも相性バッチリでこの板の動き。

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楽しくてしょうがないです、、

リーフブレイクで押しのある腹胸くらいでも試しましたがもう最高。スピード、グライド、コントロール感は素晴らしいものでした。

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スタッフ皆も虜に。日が暮れてもなお上がって来ません、、

9月シェイプ分のオーダーにまだ若干の余裕がございますが、規定の数量に達した時点で次回12月シェイプとなりますのでぜひお早めにご相談ください。

カラーは基本の10色からお選びいただけます。

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カラーの入れ方は3タイプ。

ボトムのセンタープレインパネルに上記のカラーからお選びいただきデッキはクリアー。

デッキに上記からカラーをお選びいただきボトムにホワイトオペーク。

デッキ、ボトムで2カラーも可能でカラーの組み合わせはボトムxトップでDark Olive x Sage,  Chocolate Brown x Beige, Slate x Steel Blue, Dark Red x Mustardの4組となります。プロトタイプはChocolate Brown x Beigeです。

ご相談、お見積りなど柴田までお気軽にどうぞ。

What are you shaping for..

昨年のOn the edge of a dream Japanツアーを共に旅したKeitaさんから新しいショートムービーが届きました。

Andrew Kidmanのシェイピングフィロソフィーを感じます。ぜひご覧ください。

FM

Ryan Lovelaceにオーダー中のストックボードはこのFMの他 Thick Lizzy, v bowls。先日シェイプが終わったようです。グラスにまだ時間がかかりそうですが入荷予定です!

 

Monad

Joshua KeoghのMonad5’11。

先日の定休日に乗り込んできました。

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その他Liberator7’6やM26’4などJoshを一式持ち込んでテスト会。

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久しぶりの短めですが、余裕のテイクオフスピード。まずはスピードチェック。

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この長さだとアップスーンダウンで加速させることができますのでグイグイ加速して行きます。テールが絞ってあるので厚めの波をテイクオフしてすぐの、まだスピードが乗っていない状態でのファーストターンもしやすく、高い良い位置に板を持っていけますのでその後のダウンザラインでスピードを出すことができます。

長持ちするようしっかりとグラスした板ですが、そのスピードと、ノーズエリアをコンケーブにしたSデッキ的な厚みのバランスにより板の動きは軽快になります。

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ステップバックすれば、テール後半の絞り込んだアウトラインが効いて回転半径の小さいターンも楽しめます。

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スモールも、バックサイドもOK。

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M2を短くした感じです。このMonadを長くしたのがM2ですから当たり前か、、

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TJ / AFDの西田氏も合流し6’4のM2をテストライド。

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いきなり一番良いセットを沖から余裕の滑り出しで掴み、高速クルージング。スノーボーダーらしい、波をいっぱいに使った大きなカービングでM2を堪能していました。

麻子はTappy Records Glass Fish5’4

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すごいスピードで岸まで乗りつないでいました。かなりお気に入りのようです。

スタッフのりょうたは足を怪我中でCatch SurfでKnee boarding。

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みんな笑顔になった定休日。

ありがとうございました!

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California Soul

Christian Beamish

Surfer / Shaper / Sailer / Writerとユニークなプロフィールを持つChristian Beamishをご紹介。

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Sanata Barbaraをベースに冬は大波で知られるMaverick’sを自らシェイプしたユニークなTwin KeelのGunでDrop。また、ガレージで自作した18-footのボートでBajaまで遠征し、その冒険紀を一冊の本にまとめPatagonia Bookからリリースしています。

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以前はThe Surfer’s JournalのEditorとしても活躍し、現在も度々同紙に寄稿しています。

ちょうど今リリースされているThe Surfer’s Journal日本版10.2にサイモン・マードックらとそれぞれのツインフィンを携えBajaに旅した記録を「ツインフィン雑記録」として寄稿しています。ぜひご一読ください。

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Christian BeamishがシェイプするSurfboards Californiaのストックボードがこちら。

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左からOld School Twin5’10, 6’2。Rifle Ranger7’4。King Fish7’7です。

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Old School TwinはMRのセオリーどうりワイドポイントをセンターから6インチ前方へ、ウィングをテールから8inch前方にセット。ボリュームがあり素晴らしいパドルスピードを持ち、ポシティブなドライブを効かせられるレールを備え、ダイナミックなオールドスクールパワーサーフィンが楽しめます。

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Beamish本人のライディング。パワフルです。

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私も80’sっぽくエアブラシで6’4を作りました。

先日早速千葉で試しました。幅が20ジャストと私としては細い方ですがパドルスピードが早く驚きました。

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Simon Jonesから影響を受けて作ったというRifle Ranger。チャンネルはさほど深くなく様々なコンディションで楽しめます。ノーズのロッカーもしっかりありますがやはりボリューム満点ですので余裕の走りが期待できます。

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一番右のKing Fishはもっともメローなロッカーでミニグライダー、セミガンとして機能します。ツインキールのガンという領域はPat CurrenとBob SimmonsのデザインをミックスしたというBeamishオリジナルなコンセプト。実は私、ここにもっとも興味があり取り扱いを始めました。そしてボート作りのノウハウから得たアイデアや航海の経験も彼が削る板には上手くミックスされているようです。

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カスタムオーダーも受け付けています。King Fishのもう少し長めも楽しいかと思います。

もう少し板のテストをいたしましたら改めてレポートさせて頂きます。

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Josh Keogh Liberator 6’10

Joshの板が出ています。

Salsa Twin 5’9とLiberator6’10です。日本の波に良く合うLiberatorは6’10と7’6の2サイズのみオーダー可能です。7’6の方は幅23近いビッグボードで頭以下のスモール用。このムービーに登場する6’10もアウトラインなど同様な感じですがオールラウンドな波質に対応してくれるロッカーが付きます。ムービーでは5分過ぎくらいのシークエンスでの余裕の滑り出しとターンの際の回転性の良さが際立ちます。Sデッキ気味な浮力バランス、ワイデストポイントが後方に下がったアウトライン、テールより薄いノーズ、フィン以降の強いロッカーと言った要素がクリッと曲がるあのターンにあらわれています。Twinも可能です。Josh曰く「日本の波にはTwinも良いかも」との事です。

今回私もオーダーいたします。皆様もご一緒にいかがですか?

Joshua Keogh Surfboards in stock!

大変お待たせいたしました。コロナの影響により色々と遅れてしまいましたがカスタムオーダー、ストック合わせ一気に15本、入荷いたしました。

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若干29歳のJoshua。シェイプ歴も10年を超え様々な経験を経ていよいよ磨きがかかってきました。

彼がシェイプする板の魅力はテイクオフの早さとルースさのバランス。シドニーから南へ7時間も下ったサーファーの少ない美しいエリアで伸び伸びとサーフィンを楽しみながら仲間のアーティスト達と芸術的な取り組み方でシェイピングを深めています。ラスタやアリ・ブラウン他、彼にシェイプを依頼する顧客リストには様々な板を楽しんできた違いのわかる連中が名を連ねます。

俺が削る板をRIDEで売って欲しい。ある時から熱烈なメールが来るようになりました。名前は聞いたことはありましたが正直あまり興味は無く、うまくかわしていたのですがそれでも頻繁に「その後どうだ?」と連絡が来るので「じゃあ何本か買うからそれでよければやろう」と話すとあっという間にシェイプし1っヶ月ほどで何本か届きました。

その板が下のM2の6’5とInfinite Jest6’4でした。普段の湘南や千葉、茨城の波で試すと、あまりの調子良さにに驚きそして戸惑ってしましました。こいつは凄い、、

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テイクオフは簡単で波乗りは20歳くらい若返りました。

下はQuadのInfinite Jest6’4

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モモしかない超小波のビーチブレイクでも最高でした。

当時は彼の中でもショートボードシェイパーとして行くかもう少し大人な感じで行くのか迷いがあったようですが日本にも来日してくれ色々と話を重ね、今の形に落ち着いたのでした。機能優先。全ては良い波乗りのための要素の集合体。そして長持ちする板。なおかつおしゃれ。そんな家宝のように永く愛される事でゴミにならず地球の環境にも優しいサーフボードを削るシェイパーを彼は目指しています。

下の板はJoshの考えるツインキールフィッシュ、Monad。

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出世作とも言えるこの1本はシェイプ中にプレーナーを持つ手が滑ったことから生まれたモデル。テールのロッカーがイメージしたより強くなってしまい、しょうがなくそのままグラスし、オーダー主のJason Salisburyに手渡すとそのあまりの調子良さにモデル化されたのでした。フィン以降強くなるロッカー、絞り込まれるアウトライン。フィンを支点として全てが劇的に変化するそのデザインはFishの可能性をさらに高めました。アップデートを繰り返し至った今回のシェイプ。前方から入るコンケーブデッキは前半の重量を軽減し、スイングウェイトが軽くなります。波乗り若返りの秘密はこの辺りに。全体のボリュームはたっぷりありますのでグライドする感じも強く、テイクオフは謎の早さです。やや小さめな片面フォイルのキールフィンがさらに性能を高めます。主に5ft台。

6ft台になると下の大人気モデルMonad2(M2)となります。

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動力性能は前半でご紹介した柴田のライディング写真でご確認いただけるかと思いますが6’5とは思えない動きの軽さ、回転半径の鋭さ。そしてテイクオフの早さは大げさでなくミッドレンジクラスです。

コンケーブデッキにするとボリュームが出すぎて重い感じになってしまいますのでそこはMonadとシェイプを変えてコンベックスにしていますがよりテイクオフの早さ、グライド感を重視する方にはコンケーブデッキもお選びいただけます。私も2本目でコンケーブテイクデッキのM2をテストしましたが恐ろしいまでのテイクオフの早さに驚きました。やや大きな波になって来るとコンベックスデッキが良いです。またショートボードのメモリーがある方はコンベックス、長い板から短くしてきている方はコンケーブが良いかもです。

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そんな小波が得意なM2の6’4コンケーブデッキバージョンでやや大きめな波をテストライドした時の様子です。いやはや十分以上に楽しいです。カットバックの際の回転弧の小ささは6’4とは思えません。

下の波もM2コンケーブデッキの6’4。

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店で貸し出しいているのですが、借りた方でオーダーしていない方はいないほど。マジックボードです。

フィンも特徴的で彼の理論が詰まっています。オーダーではFutureかウッドのグラスオンか選べます。

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左はMonad用のKeel。右はM2用のTwin。Twinはかなり小さめです。Twinにはインサイドフォイルが入ります。ウッドも同じテンプレートのものが付きます。初めはこんなに小さくて良いのかと心配になりましたが小さめなTwinは素晴らしく速く、このフィンにより6’5や6’4という長さでも素晴らしいピボットの回転性、カービングの回転孤の小ささも実現しています。スモールウェーブでは最強です。M2で大きめな波もやるようでしたらFutureにしてフィンをやや大きめなものに変えて使うのが良いでしょう。

ミッドレンジにも独特のデザインを持つJosh。代表モデルのLiberatorです。Liberatorは二つのサイズしか削りません。下の7’6と画像にはない6’10。

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6’10はホローな波を対象とした良い波用。まだ未入荷ですのでこの7’6についてお話しいたします。幅は22インチ以上あり、ボリュームもすごいのでテイクオフは鬼早。ロングボードコンディションでも問題ありません。が、ワイデストポイントを後方に下げ、もっとも厚みのある部分も後方にあるため、ノーズが比較的薄く、スイングウェイトが軽くなり波に合わせたトリムやライン修正、方向転換がクイックに行えます。ポケットを探しながら小波やパワーレスな波をのりつなぐ、マッシーも最高。風波のちぎれた力のない波でも良いポシションを探しながら長く乗り繋ぐ、、どこまでも飛距離の伸びる素晴らしい1本です。この板も試すと癖になる、乗りやすいのに味がある。Joshらしい1本です。

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7’6とは思えない思い切ったマニューバーも楽しめこれまた最高なマジックボードです。

だいぶ説明が長くなってしまいました、、他にも魅力的な板があるのですが今回入荷した特に日本の波に向いている、そしてすでにご好評をいただいている板を中心に説明いたしました。

今回はストックも5本入荷しています。

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オンラインショップにディメンション、価格をアップいたしました。https://www.ridesurf.net/product-list/495

また、さらなる説明は柴田まで。

次回入荷は9月中の予定です。7月末までにオーダーいただければ9月には出来上がる予定です。Joshのヨーロッパ、イギリス、USA出張シェイプがCovidの影響で無くなりましたので日本向けのシェイプ枠が広がりました。ぜひみなさまからのオーダーをお待ちしております。

連休期間中は柴田も休みなく店におりますのでぜひご覧になりにいらしてください。営業時間は平日は13時から19時。祝日。土日は12時から18時までとなります。

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Mandala Custom Shapes入荷

久しぶりにMandala Custom Shapesのストックボードが入荷いたしました。

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永くマンダラを扱って来たRIDE。シェイパーのマニーさんとの交流も深く様々なモデルのテストを重ねてまいりました。

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今回、あらためて紹介するにあたり揃えたストック。どの板も美しく、知性も備えたかのようなシェイプ。素晴らしいです。私達の今までの経験を踏まえた情報をお伝えいたします。

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左は日本の波にもよく合う、長く定番として活躍しているArc Tailのプラットフォームに初期の頃にあったTwinのセッティング、最新のDelta-V channelを備えた5’7。グリノーテンプレートがここでも活かされています。

右は5’11と大人のサイズの High Performance Fish。こちらにもDelta-V channelが組み込まれています。どちらの板もコンケーブデッキでボリュームがありながらも反応の早さも期待できます。IMG_2366

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スモールでも最高ですがフェイスのある波でも気持ち良いカーブが楽しめます。テイクオフが速いのに深いボトムターンからオフザリップも楽しく小さいポケットでも楽しめる。Mandala Short Lengthのシリーズの中でもオススメの2本。

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定番California StubbieをRIDEからのリクエストでピンテールバージョンにしていただきました。長さは6’10と7’4とどちらもおいしいサイズ。カリフォルニア伝統のエッグをマニーさん流に美しく仕上げました。張り気味のノーズのボトムはVaqueroのようにロールし進行方向を自由に変えつつ刺さるのを防いでくれ、スピードにも貢献しています。柔らかいダウンレールからテール周りのしっかりとしたエッジが乗りやすさと確かなコントロールに役立ちます。重量が前方にあり、一度ついたパドルスピードが落ちることはなく余裕のテイクオフタイムが楽しめ、波の面を大きく使いながらスピードに乗ってクルーズできます。スモールから台風まで楽しめるピンテールシングルフィンです。

Hunter/Seeker8’8。

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かつて経験したことの無いパドルスピードはやはりグリノーが開発したTri Planeボトムによるもの。トップスピードにもあっという間に到達し、弱い波からも最大限のスピードを引き出してくれます。ボトムを流れる水の速さに驚くのもつかの間、後半のVにより水は流れを変えてスムーズなレールからレールへの切り返しを促してくれます。十分すぎるフローとグライド感を感じさせてくれるこのモデルは日本の波と体格を考えて現実的な8’8という短めなレングスをオーダーいたしました。

クリアー、ボランクロスでオーダーしたTPH3本。

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左からvoid comp6’6, Parabora7’0, Clan Destino’710

とんでもなく速いTri Plane Hull3本です。void compは私も愛用していたモデルです。

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ハルとしての味はしっかり味わえる上、ディープなハルが苦手とするテールコントロールも楽しめます。フルレールのボトムターンからのリリースでは恐ろしいまでの加速が楽しめます。ワンターンの伸びは尋常ではありません。良い波になればなるほど本領を発揮しますがダラダラとしたセクションを乗り繋ぐ事も得意ですので実はオールラウンドに使える珍しいハルです。

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こちらはParaboraのボトム。前足の下あたりにフラットなパネルがあります。弱い波でも揺れすぎる事なく、このゾーンを中心にステップバックする事なく板がするっと回転してくれる感じも独特です。また、しっかりとエッジが立てられ、レール沿いにややコンケーブ気味にシェイプされたジンギスカン鍋のようなテールエリアもユニーク。マニーさんの凝ったシェイプはハルを一部のマニアのものとしてだけでなくスピードとコントロール性に優れた誰にでも楽しめる乗り物としてそのデザインを解放してくれたのです。

同様のボトムを持ちやや長めの7’後半から8’中盤のレンジがRIDEでもファンの多いClan Destino。Evolutionのウェイン・リンチからインスパイアされて出来上がったこのモデル。かつてJoel Tudorがマニーさんにリクエストしたのがきっかけ。当時一緒にマニーさん宅でEvolutionを見ながらまだ完成してない開発中のテストボードをいじりながら話し合った事を覚えています。板のボリュームから想像できない俊敏な動き。どこまでも乗り繋ぐことができる不思議なフローとスピード。ショートボードエボリューションの時代を知らずとも癖になる1本です。

とても魅力的な今回のストックボード達。私達が普段から楽しんでいる波でのメリットは計り知れず、幸せをもたらす1本。ぜひいかがでしょうか?

オンラインショップページにはディメンション、価格を掲載しております。https://www.ridesurf.net/product-list/379

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