2018/10/12
MEXICO TRIPその4
7日目の朝。
いつものように夜明け前から起きてみたもののまた朝の悪い風がそよそよと吹いている。
波乗りは今日で5日目だ。
昨日の午後の最高の波をやった後ではサイドの風を食らった波はあまり乗り気がしない。
しかも下がるかと思われた波もう一度息を吹き返したかのようにサイズを上げて来ている、、
思い切ってレストにした。
思い思いの時間を過ごし、まったりしているとBuggs隊長が『船が向きを変えた。20分後に出発だ!」
Buggsさんはどいうやら船の向きを見て風向きを確認しているようだった。
ずーっと波の事を考えているこのおっさん。かなりの好き者だなー、、
向かうは昨日と同じポイント。Alex Grayも今日は一緒。楽しみだ。
今日は軽装でビール、タープ無し。
良い木陰を見つけベースキャンプに。
すでに緩いオフショアに変わっている!
波は昨日よりさらに良い!
一番で沖に向かったMassaが最高な波を掴んだ。
まるでJeffreys Bay!
ボトムからトップに向かう間にも波がサイズを増す。
Massaがこの日最大級の波にテイクオフ!
ヤバイ〜!
Shinはズッポリ
手前の棚にヒットする波に
オフザリップ
からの
ラウンドハウスカットバックで特大の当て込み!
私は今日もChristensonの6’2
気持ち良いです。
Alex Gray
縦に上がるスプレー。
一回裏側に出て戻ってくるかのようなカービングターン。
波にコーピングが見えました。
チューブもカジュアルに。
良いもの見せていただきました。
ガラスの腰を持つO君。板を持って30分歩くのは危険と諦めたが、それでも手ぶらでポイントまで来た。
そして一生に一度あるか?というコンディションにカメラを放り投げ、板を借りてついにパドルアウト。
渾身のロングライド。
泣けます。
全員満足して帰路に。
ここは国立公園内。
なので車乗り入れ禁止。
手付かずの自然の宝庫。波も自然の賜物。
完全に自然のままのビーチ。
レストランまで戻って来て今日に乾杯。
ひょっとしたら今まで37年波乗りして来た中で一番良い波かもしれない。
「Baggs隊長。明日はどうしますか?」
「船を出すぞ」
おー!!「Yes, Sir!!」
その5へ続く、、
2018/10/11
MEXICO TRIPその3
6日目の朝。
前の晩の宿のオーナーBuggsさんからの指示通り5時半に起床してみたものの風向きがあまり良くない、、
サイズはここへ来て一番大きい。
しかも、Buggsさんも、Buggsさんのリビングの床に居候しているAlexも起きてこない。
とりあえず、ガイドのトロは準備してくれていたので板を積んで風が強くなる前に一番近いConejoに出発。
素晴らしい朝焼けと虹。
明るくなって来ると波の大きさがわかって来た。
ピークのセットはダブルオーバーヘッド以上ありそうだ。
ブレイクはきれいなので沖に出れれば何とか行けそうな感じ。
出来るだけピーク近くまで歩いていく。いつもならセットが止んだタイミングで左に漕いでチャンネルに出ればすぐピーク。が今日はまずセットが止まない。
10分近くタイミングを計り、意を決してパドルアウト。
が、、やはりセットが押し寄せて来た、、、
運良くMaxのセットではなかったようで、波の来ないチャンネルまで出るのに100M以上戻されるもShinとMassaは沖をGet。
Shin
プーケットのオンショアで鍛えているせいか、よれた斜面でも一瞬のクリーンなゾーンを見つけテイクオフをメイクして行く。私なら吹き飛ばされて終了ですが、さすがです。
1時間程でパドルの限界。風も強くなり終了。
思ったよりハードなモーニングエクササイズでした。
毎日のデカい波に正直体も悲鳴をあげていますが誰もそんなことは言いません。
無言の低周波。
朝食を食べてボーッとしている我らの前に現れたBuggsさん。「良くないだろ。でももうすぐ風変わるぞ!◯◯◯に行こう!20分後に出発だ!」
「Yes Sir!」
夢にまでみたポイント。サリナクルスに通って3回目にしてついにチャンスが回って来ました。以前見たここで撮影したというミックファニングのムービーでは1本の波でチューブに6回くらい入り、10回くらいオフザリップし、最後は疲れ果てて何にもしないでただ乗っているだけというものでした、、
道の行き止まりで車を止め波チェック。
遠すぎて見えないが、バグスさんが良さそうだぞ。行くぞと。
バックパックに水とカメラと日焼け止め、ワックス、を詰めて30分歩いてポイントまで。
ビールは手押し車でローカルが運んでくれるという!
インサイドに到着。
おー!!やばいぞ!!
しかもバグスさんの予想通り無風に!
ピークは奥の奥で岩で見えない。
ベースキャンプも作り体制は万全。
朝の疲れもよそに、カメラでは捉えることができない遥か彼方のピークから巨大カットバックで繋ぎながらインサイドセクションに突入して来たMassa。
絶好調!
私はここをイメージして1本持って来ていた軽目のショートボード。ChristensonのMescaline6’2。
ここで初おろし。
探りながら徐々に。
スノーボードのようにデカいラインも最高。ノートリムで一筆書き。
ボトムターンもやりやすい。久しぶりのトライフィン。気持ち良いです。
ライトの波しかないここへの旅に今回も参加してくれたKatsu。
ピークへはこんな感じで歩いていきます。
波は最高!だいぶ調子が上がって来ました。
私たちにとっては最高な波だが、このポイントにはサイズが大きすぎるようでチューブにはなかなかならない。
そんな中、インサイドの浅い棚を狙ったガイドのトロがプルイン!流石ローカル。波、知ってます。
長い1ラウンドを終えて、来た道のりを汗だくで歩いて車まで戻る。車を停めさせてもらったレストランで最高なツマミにビールで乾杯!
キャンプに戻ると昨日は一緒に行くと言っていたAlex登場。どチューブのポイントで物凄い奴をやったそう。やり切った感が伝わって来ました。その波はインスタグラム a_gray でご覧下さい。
夜は街のレストランへ行こうと相成り、行きの車から焼酎セッション!
町一番のタコス屋へ。
絶品です!
奥の激辛ソースにはやられてしまいましたが、、
バグスさんによると「波は今日がピーク。明日は少し収まってさらに良くなるぞ!今日の波はあそこの良いときの50%だ。」と、、
バグスさん:「明日も5時半起床だ!」
私:「ひえー」
その4へ続く、、
2018/10/07
MEXICO TRIPその2
日本を出発して4日目。
Huatulcoを発ちいよいよSalina Cruzへ。
途中いくつものポイントブレイクを通過しながら3時間ほど走るとサリナクルスのサーフキャンプ。Punta Conejo Resortに到着した。
奥に見える岬の向こう側がConejoポイントという最高の立地。ビーチフロントの宿だ。
プール付でバーもある。
私達はLa Escondidaという部屋にチェックイン。
相変わらずの水シャワー以外は完璧。
パッキングをほどき、クイバーを並べてひと段落したところで、大量にかいた汗を流しにプールにドボン。
ランチタイムは終了してしまったとの事でしたが軽食を作ってくれました。
ワカモレとサルサでModeloがグイグイ進んでしまいます、、
この宿は3食付き。サーフガイドも毎日付いてくれ、運転はもちろん、身の回りの困ったことなどにもガイドが全て対応してくれます。サーフィンとビール、飯に集中できる完全なサーフキャンプ。
今回は何と6本。自分のコフィンに4本。プラス2本しか持っていかない後輩のバッグに2本。我ながら呆れてしまいます。
午後。早速一番近いConejoへ出発。
オーバーヘッドは優にあるセットがひっきりなしに500Mに渡ってブレイクしていく。
サイズが大きい為少し厚めではあるが無人という事で迷わずここに決定。
私はまずはPavelのRace Tracker6’10。
Massa
Shin
Massa
これから波はどんどん良くなるよ!という情報ももらい程々にして切り上げて宿へ戻る。
晩御飯はエビ!
海老を肴にビール2本に焼酎2杯で撃沈。
仲間のイビキに備え(自分もうるさいそうですが)持参した耳栓とアイマスクを装備し、深い完璧な眠りを得ました。
地響きのように鳴るショアブレイクの目覚まし音で目覚めたのは翌朝6時。
確実にデカくなってます。
ガラスの腰を持つ0君は出発前に再び腰をやってしまい、何とかここまでたどり着いたものの部屋で休む事に。
Punta Conejo Resort and Spaとなりました。
それにしても皆さん用意がいい、、
朝イチは宿から2番目に近いChivoへ。
昨日のConejoに引き続きここも無人!
距離はConejo程ではないですがコンパクトで掘れてくるブレイク。
仲間だけでこの波をシェア出来るだけで最高です。
Shin
その後サイドの風が吹いて来てしまい残念ながら早めに撤収。
一度キャンプへ戻り朝食を食べながら作戦会議。
午後には風が変わるとの事でシエスタを取りながら待つ事に。
午後、風がおさまって来たところでConejoへ。
まだ少しバンピーですがだんだんとまとまって来ている模様。
同じ宿に来ているAlex Gray
ビッグウェーバーでバレルハンターのAlex。朝はどチューブのポイントでバッチリやったらしく、この夕方はノーリーシュで遊んでいました。
私は7’4のTappy Shape MOD Twin Pin 4channel
旅にミッドレングスは欠かせません。リラックスしてロングライドを楽しめました。
遥か彼方までロングライドを決めてウォークバック。
Shinがこの旅用に作ったTappy Twin Pinは6’5。
このあとスープにすごい当て込みをするのですが、そちらはInstagramのムービーをご覧ください。
スピードもネクストレベルですが動きも凄い。Twin Pinヤベー言う話しで盛り上がっております。
Massaも調子が上がって来ております。
Alexはやはり遊んでます。
徐々にサイズを増しながらまとまりつつある状況。
明日も楽しみです!
夜は何となく集まり飲み会開始!
AlexにキャンプのオーナーBuggsさん。
前回サリナクルスへ来た時に「お前ら楽しそうな板持って来ているな!」と仲良くなったBuggsさん。
このキャンプのオーナーにして知る人ぞ知るビンテージボードのコレクターでBuggs Collectionを主宰しています。あのトムカレンとマブダチでTyler Warreも先生と呼ぶ存在。
明日からはBuggsさんも私たちと一緒に行動する事になりました。そしてガイドはサリナクルスNo.1ガイドのTorroに。Alexも「一緒に行きたい、車乗れるか?」と!もちろん!!
Buggs隊長:「よし、明日はWake Up 5:30だ!」
私:「Yes,Sir!」
明日からが楽しみで寝られないと言いたいところでしたが耳栓を手に持ったまま即寝入ってしまいました。
その3へ続く。
2018/09/30
MEXICO TRIP その1
メキシコ、サリナクルス。
過去2回とも最高の波に恵まれたエリア。5月から10月くらいまでのSouth Swellのシーズン、200M〜1Kmまで乗れるポイントブレイク、岬波が無数に存在し毎日どこかで極上の波がブレイクしている(ライトオンリーですが)。
先日、昔からの仲間と2年ぶりに訪れてきました。
板が大好きな仲間たちとのトリップ。板の数がハンパじゃないです。
まずはAERO MEXICOでメキシコシティまで直行便で13.5時間。
そこから国内線でHuatulcoまで1.5時間。
そこからタクシーで3時間でサリナクルス。
その間トランジットなど含めると24時間くらいはかかります。しかも悪名高い過密空港メキシコシティは何が起こるかわかりません。乗り換え便に間に合わないなど当たり前。余裕を持って今回はメキシコシティ、Huatulcoでそれぞれ1泊するという、かなりゆったりな行程にしました。
映画4本を見て文庫本1冊読み終わる頃にやっと到着。
入国審査も自動化が進みすんなり通過。以前来たときにはパニック気味の長蛇の列でしたので気合をいれていたのですが拍子抜け。
サーフボードは空港内のロッカーに預け、ビール、スナックをしこたま買い込みホテルへ。
部屋に入るとまずは風呂。栓のないバスタブに秘密のテクニックでお湯を溜めて長旅の疲れを癒やしModeloをプシュッ!
ここはダウンタウンの真っ只中。外出は控え、ホテルのレストランで食事をとることに。
どの料理も美味しいのですが特に美味しかったのがこのタコス。今まで食べたタコスの中でも最高ランクでした。大き目な餃子くらいのサイズ。いくらでもいけます!
他にする事もないのでタコスを肴にビール、ワイン、最後はテキーラまで、、
ここは標高2,300Mにあるメキシコシティー。倍酔います。
お陰でぐっすり眠り翌朝空港へ。
再びチェックインを済ませて一路Huatulcoへ。
程なくして南国リゾート空港Huatulco着。
外へ出るとタクシードライバーがわんさか集まって来ます。
楽しいやりとりで車が決まり他の車のドライバーも集まってあーだこーだ言いながら楽しく積込み。メキシコの人達は皆楽天的。明るく楽しい人生にちがいありません。
Huatulcoの空港から20分程海側に行ったところにあるリゾートタウンへ。
とても雰囲気のあるBinniguenda Hotelにチェックイン。
メキシコは建築、色が素晴らしい。
たまにはリゾート気分を味わうのも悪くないです。
メキシコらしい美味しいランチ
マッタリしていたところ、フロントのアクティビティーデスクのお姉さんが「あんた達Barraに行かないのかい?」と。Geekout TravelのHさんからもちょうどBarra De La Cruz良い波ですよ!と連絡が。昔ASP時代に大会をやった場所で故Andy Ironsが優勝したその時のエグい波を覚えている方も多いのでは?
「ここから1時間くらいよと」の事で。リゾート気分はここまで。タクシーを呼んでBarra De La Cruzへ行く事に。
かなり適当な積み方で途中2回くらい積み直すことに、、
途中のビューポイントもほぼ素通り。
Barra De La Cruzに到着。
ストームが近づいてきているらしく雲行きが怪しい。波チェックするとオーバーヘッドのハードそうなコンディション。だがセットは300Mは乗れそう!
ここでやる事に決め、準備してアウトへ。ここもサリナクルス同様の岬のブレイクで、出来るだけピーク近くまで歩いて行きセットの合間をみて飛込んで左にパドルして一度チャンネルまで出てからさらに沖を目指す。
近くにキャンプ場やバンガローの集落があり若いヒッピースタイルのサーファー達が集まってなかなかの人気スポットのようです。
板は信頼のTravis Reynolds Widow Maker 6’8。掘れた波や大き目な波でも安心の1本。
波は最高!
癖のあるテイクオフをクリアすればパワーのある長いウォールが待っている。初日から最高でした。
沖にはFinlessの達人も!
メチャクチャ格好良いサーファーでした。
最後に乗れた1本は遥か彼方まで張った壁を高速で突っ走り、、長旅の疲れも吹き飛ぶような良い波でした。
こエリアは他にもいくつかポイントがあり、ボートでしかアクセス出来ないポイントも多いとの事。うーむ。次回はもう少しここにいようか。
ホテルに戻り食事前にバーで飲みながらこの日の余韻に浸っているとラウンジでショータイムがスタート!
夕食会場でもショーを見ながら食事→宿泊客もダンスに駆り出され→DJ登場→輪になって全員でダンス
という楽しい夜となりました。
翌朝またまた美味しい食事からスタート。
楽しかったホテルをチェックアウトしいよいよサリナクルスへ出発!
その2へ続く。
2018/09/08
四国surf trip③
三日目の朝。
ちょうど四国を営業で回っている前田さんからの「そろそろ良さそうですよ〜」というモーニングコールで目が覚めた。
ヨガで体を目覚めさせ、ヨーグルトに持参したブルーベリーをたっぷり乗せたものを朝食にいただいてから出発した。
昨晩外に干していた水着は既にカラカラに乾いている。
今日も日差しが強そうだ。
昨日歩いていくのを諦めたビーチの反対側へ行くと、なんとも素晴らしいロケーション。
人工物のない自然のままの景色。
そこに小さいながらも素晴らしいライトの波がブレイクしている。
三人でかわるがわる波に乗り、写真を撮りあったりしながら気がつけば四時間以上が経過していた。
スタイリッシュなライディングの前田さんが乗っていたのはThomasのMidlength Friend 7’2″。
私は旦那のPavel Pure Single 8’0″を借りて。
しばしの休憩を挟み板を変えて再び。
88のfinless 7’0″をお借りして初挑戦。
やばい。
めちゃくちゃ面白い!
久しぶりの新感覚に終始興奮しっぱなし。
まだまだ遊んでいたかったが、さすがにお腹が空いたので近くの港町へ。
一本釣りの清水鯖。レバ刺しのような感じでごま油と塩、にんにく、ごまであえてある。
こちらに宗田鰹の卵かけご飯セットを合わせていただいた。
ぷりっぷりの新鮮な鯖は最高に美味しかった。
一度宿へ戻り昼寝をしてから夕方もう一度ビーチへ行ってみると、ちょっと潮が合っていないのか朝よりも難しいコンディションだった。
とはいえ貸切でこの美しい景色の中にいられる事、それだけでも最高です。
なんだかんだですっかり暗くなるまでやってしまい、そのまま夜の部に突入!
ここでもまた清水鯖など絶品の土佐清水グルメを堪能して。
美味しい肴(魚)に話も弾み、ちゃんぽんはしないと言っていたのに、ビールに始まり焼酎、ハイボール、日本酒、ビール、、と何故か一周して気付いた頃にはだいぶベロベロになっていたお二人。笑
こうして楽しい最後の夜は更けて行った。
翌朝、荷物をまとめお世話になった宿を後にしてビーチへ向かうと、少しサイズアップした様子。
旦那はMandala Edge 6’2″で気持ちよくクルージング。
私は昨日に引き続き88のfinlessを拝借。
お昼にはここを出発しようと思っていたが、ついつい遊びすぎて予定時刻はとっくにすぎていた。
だって、どんどん波が良くなってくるんだから仕方ない。
こんな無人のブレイクを前に立ち去るのはとても苦しいが、またおいで、と言ってくれているようでもあった。
最高の時間をありがとう!
再び荷台に寝床をセッティングして、いよいよ帰路につく。
帰りがてら道の駅へ寄って昼食をとった。
最後も魚で締めようかと思いきや、何故か「鳥天丼下さい」と言っている私。そして旦那も「唐揚げ定食下さい」と。笑
ゲリラ豪雨に遭ったりもしながら15時間くらいかけて無事に帰宅した時には深夜3時を過ぎていた。
運転中、このままどこまででも行けそうな気分で全く眠くならない時間があった。もしかしたら私もゾーンに入っていたのかもしれない。そんな境地にいたところ、「お前ちょっとゾーン入ってただろ」と、ゾーン先輩から声がかかった。自分だけでなく他人の状態までも冷静に見れるとはさすがである。笑
それにしても遠かった。だけどその遠さも含めて素晴らしい旅先だと確信した。
実はこのエリアは私にとっては波乗りを始めた頃からの憧れの地だったのだ。
美しい景色に綺麗な海、メローな波と鰹のタタキ。
ここは思い描いていた通り、いや、それ以上のパラダイスだった。
また絶対行こうね!
そう誓ってこの楽しい夏休みは幕を閉じた。
好きやき四国!
ほいたらね。
asa
2018/09/07
四国surf trip②
NAKIさんからの「そろそろ出来そうだよ」というモーニングコールで目覚めてポイントへ向かうと、レフトは賑わっているがライトは若干風の影響があるもののほぼ無人。
というわけで早速準備をして。
メキシコかと思うほど強い高知の日差し。ビーチタイムにハットが欠かせない。
昨日の日焼けで肩が痛いのでseeaの袖ありタイプの水着で出動。
旦那と二人だけで風が強まるまでの約二時間、たっぷり楽しませていただきました。
どんな時でも頼りになる私の一本はAlex Lopez single 5’10″。
旦那はmandala edge board 6’2″で今日もご満悦。
さて、そろそろ先へ進もうかという事で出発してまずは腹ごしらえ。
近くの小さな港にある食堂にて。
やっぱり鰹〜
この生にんにくがまた美味しいんだよなぁ
ここから目的地まではまだ案外距離がある事が判明したので、旦那から”ビール飲みたい”という訴えはあったもののここはぐっと我慢していただき、再び交代で寝ながら車を走らせた。
初めてお目にかかる四万十川。
雄大な景色にわくわくする気持ちを感じながら進んで行った。
今夜お世話になる民宿に到着して、駐車場から海を見下ろすとこの景色!
なんて美しい、、
波はかなり小さいけどなんとかギリギリ出来そうだったので旦那は8ftのPavel、私は6’2″のmandala edgeを持ってビーチへ下りた。
端っこのピークは子供達で賑わっていたので別のピークを探してビーチをてくてく歩いてみたが、
うーん、、うねりは若干あるものの、割れない。。
更に向こうへ行けば乗れそうな白波が見えてはいるのだが何しろビーチが広い。
もう日も暮れてしまいそうなので半分まで行ったところで端っこのピークへと引き返した。
今日はとりあえずこの綺麗な海に浸かれるだけでもいいかと思って、割れないところでぷかぷかしていると一人上がり二人上がり、徐々に人が減っていき、いよいよ私達だけになった。
透明な水に美しい夕焼け。
小さいとはいえ波はパーフェクト。
旦那と二人代わる代わる波に乗り。
なんとも幸せなサンセットタイム。
夕飯は港町にある居酒屋さんで。
やっぱり鰹だよ〜!塩たたき!
二日目で合計3皿の鰹。
なんならこの後、大将のおすすめという事で四時間前に獲れたという鰹のお刺身、そして貴重な新子、清水サバまでいただき。(いずれも超絶品!)
魚を食べに来ていると言っても過言ではないこのトリップ。
まさにほぼ魚しか食べていない。笑
これまた美味しい地酒で良い具合に出来上がり、宿へ戻り布団に入ると今日も2秒後には寝ている旦那であった。
続く。
asa
2018/09/03
四国surf trip①
日曜日の営業を終え、車に荷物を積み込み簡単な食事を済ませ出発すると、
気が付いたら浜松にいた。
コインシャワーですっかり目を覚ました旦那が「まだ運転できそう」というので安心して荷台にしつらえた寝床へ移動し目を閉じると、
気が付いたら淡路島にいた。
タフな旦那によく寝る嫁である。
そんなこんなで淡路島から淡路海峡大橋を眺める夜明け前。
見えにくいけど淡路島って書いてある。
早朝のうどんを食べながら「浜松ー淡路間の運転は完全にゾーンに入った」としきりに話していた旦那は、運転を交代すると荷台で少し眠ってから「そうだ、○○のポイントちょっと見に行ってみようか。」と。
出発から最初のポイントまで、約11時間の道のりだった。
さて波を見てみようかと車を降りるとなんとそこにNAKIさんが。
波が良くてかれこれひと月近くこの界隈に滞在しているそうで、色々と教えていただいた。
まずは長距離運転(私は半分以上寝ていただけだが、、)の疲れを海に流そうと、NAKIさん達のセッションに混ぜていただき、それはそれは楽しいファーストセッションとなった。
地元の方は今日は小さいと言っていたけど、それでもきれいな海、素晴らしい波、ほとんど貸切状態での波乗り。幸せです。
「来て良かったね」と、思わず笑みがこぼれる。
旦那はRich Pavel Race Tracker6’10が調子良いとご満悦。
お昼はNAKIさんのお友達YASUさんに案内していただき皆でうるめ鰯の美味しいお店へ。
とっても美味しい漬け丼をいただいた。
半日目にしてすでに最高。お腹もいっぱい。
あまりの最高さ加減に今日中に移動するのはやめて近くに宿をとり、このエリアをもう少し楽しむことにした。
宿に入って横になると薄れゆく意識。
久し振りに極上の寝落ちを体験した。
NAKIさんに撮っていただいた写真。
ありがとうございます!
私はAlex Lopezの5’10シングルフィン。
夕方もう一度先ほどのポイントを見に行ってみると、相変わらず形良いブレイクが。
夜は町へ繰り出し、高知グルメを満喫しようと気になったお店へ何件かアタックするも満席で、うろうろと散策した先で見つけたお店へ。
鰹の塩たたき。
この季節だけ頂けるというメジカの新子。
う、美味すぎる、、、
波乗りはもちろんだけど、美味しい魚を食べに来たと言っても過言ではない今回のトリップ。
初日からこのクオリティ。
どこで何を食べても美味しいよ、という噂はどうやら本当のようだ。
おそるべし高知県。
続く
asa
2018/08/03
先日の定休日は
先日の火水と鹿島方面へ。
お借りしているVOUCHのテストボードを試してきました。
テストボードは2本。7’6のevoと5’11のvish。
evoはロールボトムのエッグ。ナチュラルについたロッカーと癖のないやや丸みを帯びたアップレール。先日の鎌倉でかなり良い感触でした。テイクオフもとても早く、荒れた面でも乗りやすく、レールが引っかかることも無く波に馴染みきれいに乗り繋げます。
今回はサイズもあったのでvishの方を試してみました。
ポイントに着きしばらく波を眺めていると予報通りにオフショアにチェンジ!
波最高になってきました。そして無人。何とラッキーな。
テイクオフも早く、スピードも出て動きも軽いです。クラシックなKeel Fishに比べ少し絞ったテールとナチュラルについたロッカー、コンケーブがノーズ付近から入るボトム、マイルドなレールなどのバランスがとても良く、自由度の高いラインで楽しめます。
レフトも良いことに気が付き、バックサイドもテストライド。
いやー、すばらしい。
フレックスの効いたグラスのキールフィンとやや絞ったテールのシェイプが素晴らしく機能しバックサイドも気持ちよく楽しめます。
全体的にはThomasのFishにとても似た感じです。
初乗りにしてもう馴染んでしまいました。Paul Hutchinsonさんが削るVOUCHはどの板もとても乗りやすく、乗り手の波乗りを一段上にそっと引き上げてくれる感じです。
日が暮れてなお良い波が、、
翌日、昨日やったポイントは激込み、、
ちょっとサーチ。良いところありました!河口のような、吸われるように掘れる波。
メキシコのポイントブレイクにも似た波質。
炎天下、mandaしっかり塗って長めの1ラウンド。
板は6’10のPavel Race Tracker。掘れる波でも余裕を持ったテイクオフが楽しめ、波が良かったせいもあり、ピンテールにもかかわらずかなり動きも軽いです。深くレール際を掘ったようなコンケーブでエッジが立ち、サイドバイトの役割を果たしている感じ。前気味に立ちドライブを効かせるるも良し、後ろ足を下げて踏み込めばシングルフィン独特のピボットターンも楽しめます。
夕方は昨日のポイントにまた戻り、もう1ラウンド。
グッドバイブスな方との新たな出会いもあり、楽しい夕波でした。
夏本番。海も混んでいますが譲り合って楽しい波乗りを!
2018/07/22
宮崎へ
オーストラリアに引き続きまた旅のブログとなりますが、、
入荷情報など、店の情報はインスタグラム ridesurfandsportにタイムリーにアップしておりますのでお手数ですがそちらでチェックいただけると幸いです。
梅雨明け前の大雨で多分河口の地形が決まっているかな?と想像が膨らみ、、
火、水の定休日に一日お休みをプラスさせていただき三日間の宮崎トリップへ行ってきました。
フライトは1時間ちょっと。
4時半に家を出て9時には海に浸かれます。
想像した通り梅雨明けの宮崎は地形がばっちり決まっていました。
高気圧のヘリ沿って吹く風による波長の長いうねりは優しくメロー。
ですが来る波来る波、長ーく乗れます。
柔らかめの波で回りがロングボードの方ばかりのコンディションでも6’2のmandalaエッジボードがあれば最高に楽しめます。高速で走り、厚いセクションも乗り繋げ、パワーゾーンが現れればリッピングもできます。旅には必需品の1本になっています。
たっぷりやってのランチはごぼ天うどん。
最高です。
早めにいつもの古民家にチェックインさせていただき
昼寝からのお世話になっているS & Yさんへ。
心地よいジャズを聴きながらおいしいコーヒーをいただき次の夏ものの打ち合わせ。
朝も連絡を取っていないのに海の中で自然に合流出来て夕方も日が暮れるまで波乗りに付き合っていただきました。
海から上がって着替えるともう8時。ここは日が長い、、
軽くシャワーを浴びてお約束の鳥萬へ。
焼酎のボトルが空いてしまう程がっちり語り合い、、初日から大充実でした。
2日目も昨日と同じポイントへ。
すると以前店に来ていただいた方と突然の再会。串間の方にステイされているそう。波を求めて北上してきたそう。
グッドバイブスの皆さんと素晴らしい波で最高に楽しいセッションとなりました。
ランチは今日もうどん。
満腹になり、眠い目をこすりながらも2ラウンド目の場所を求めて今度は私たちが南下。
結局先ほどセッションした彼らがいる串間まで1時間半ドライブして、、また合流出来ました。
潮の良さそうな時間まで少し間があったので次回の訪問時の参考にと、Tagiri Hotelを見学させていただきました。
素敵すぎます。さらに温泉付き。
古民家とこちらにステイしてサーフキャンプやろうかと考えています。
右の方がここをリノベーションされたKさん。
ご自宅にも案内していただきました。
古い家をリノベーションし、ご自身で建て増しして作ったそう。素晴らしい。
さて、そろそろ海へ。
海へ続くトレイルも楽しいひと時。
Tagiri Hotelの裏のビーチを貸し切りでセッション!
板も皆でシェア。
今回の旅の友は3本。
6’6のVouch Displacement Hull, Tappy Twin Pin4channel7’4にmandala Edge6’2
Kさんはmandalaのエッジボード。
2日目もばっちり楽しめました。夜はまた鳥萬へ、、ルーティーン化してます。
最終日。少し小ぶりになりましたが無風に!
昼過ぎ、潮も引いてきて形が良くなりほぼ無人に!
とりあえず昼は弁当で済ませ、めったにないチャンスなのでぶっ通しでやることに。
福岡から来てくれたスノーボーダーの大神君。この二日間で急成長。
たっぷり楽しんだ頃に何人か入ってこられたのでここで切り良く終了。
今回も3日間通して最高の波がブレイクし続けてくれました。
新しい出会いもあり、とても良い旅になりました!
まさにLife is good!
2018/06/29
オーストラリアトリップその6 最終回
いよいよ今日はThomasさんとDayトリップに行く日。朝10時に集合と言われていましたが、9時にはショップに。
cut Lapさんが明日は朝からアブストラクトティントやるから見に来れば?とお誘いいただいたので早めに来て見学。
凄い手際の良さであっという間に1本仕上がります。
さてそろそろ出発の準備をしようかと。
波は小さそうだからと私の7’7kabuneモデルは置いていき、代わりに9’4のあのHigh Pro Logを貸してくれることに。
目的地はDouble Island。車でビーチをひたすら走り1時間くらいとの事。ガソリンと水とビールとポテチをゲット。
渡し船のようなフェリーに乗り川を渡るとそこがDouble Island
他に橋も無くこの半島にNoosaから行くにはここを渡るしかない。
渡るとそこは自然保護区域らしくまさにワイルドオーストラリア。しばらく行くと道が砂浜へ向かって行き、そこで道は無くなっていた。
そのまま砂浜におり、ビーチを爆走開始。注意しながら100km程のスピードで突っ走る。潮が満ちると砂浜がなくなりロータイドの間しか走れないそう。左の砂の丘には何やら50とか80とかの看板が突き刺してある。なんと、たまにスピード違反の取り締まりをやっているそう!
走っていると大きな波がブレイクしているの見えた。トーマスさんも「思ったより波が大きいぞ」と盛り上げてくれる。南東風で、東に面したここはオンショアだが良い時もありそう。
1時間ほど走るとどうやら岬の先端に着いたようだ。
ここから先は岩場で車では進めない。降りて波をチェックしようと。
目の前の岩場を歩いて少し奥に行くと、、
なんと、遥か彼方から延々とライトの波がブレイクしているではないか!この岬地形は延々奥に続いていてピークは遠すぎて確認できない。
しかもセットの波は岩場を超えてビーチ沿いに延々ブレイクしていた。
そう、私たちが車を停めたところは長い長いブレイクの中間地点だったのだ。少なく見ても1kmは乗れる波、、
Thomasは12ftのグライダーだ。やっとその理由が分かった。この板なら長い距離のパドルも楽で早く、乗ったらどこまでも乗りつないでいけるだろう。
乗りつなぐことではHigh Pro Logも素晴らしい。ノーズコンケーブも無く、ローロッカーでロールボトムのシンプルなログ。私が今までに乗った9’4の中では一番速い。
他に入っている人は2、3人。好きな波を選んで何本も何本も、、
ピークを目指すのだが、途中で来るセットに我慢ができず、ついつい乗ってしまい結局ピークはわからずじまい。
ライディング動画はInstagramにUpしてあります。ぜひご覧ください。
インスタには1本のライドを2回に分けて1分づつ載せています。そうトータル2分以上乗っていたのです。しかも映像のライディングのテイクオフは岩場ゾーンのインサイドから。もっと奥から行けば3分ほど乗れるでしょう。この日は沖は胸くらいから途中腰位になって最後は膝位に、と言う感じでしたが、しっかりしたうねりが入った時は一体どうなってしまうのでしょうか、、、
ありがトーマス!
さて潮が満ちる前に帰らないと。
ところがビーチを走り、最初の川を渡った時にその悲劇が起きたのでした。潮が満ちて思ったより川が深く、砂も柔らかい。川の真ん中で全く動けなくなってしまいました。
居合わせた人たちも集まってきてトーイングのロープで引っ張ってみるものの、ロープは切れてしまい全く動かない。潮は急激に満ちはじめ、事態はさらに悪化。ドアの中にも海水が侵入し始めた。
1時間程して一番近い町からやっとレスキューの車が到着した。ウィンチを使って、ワイヤーで引っ張ることに。海パン姿のレスキュー車の助手がトーマスの車の下にもぐりワイヤーを取り付けた。あとは祈るのみ。トーマスは運転性に座りスタンバイOK。ウィンチがワイヤーを巻きはじめ、ワイヤーがピンと張る。さらに巻き上げると、なんと車が少し動いた!そのままどんどん巻き上げるとランドクルーザーはなんと浮きはじめた。船の様だ!トーマスもハンドルを持ち、右に左にハンドルを回し始めた。まるで舵を切っているようだ。その後はトーマス船長と呼ばせていただく事にした。
砂浜に上がった車はしかしながらエンジンがかかることはなく、、とりあえず修理は後日。まずは満ちる前に帰ろうとなり、たまたま居合わせたトーマスの先輩の車の後部に座らせていただいた。
行きに走った広い砂浜はもう幅10Mも無いくらいになっていた。柔らかい砂にタイヤを取られながら、何度もスタックしては皆で車を押して脱出を繰り返しながらもだいぶ進むことができた。車も空回りを繰り返し、熱を持ってしまい、何度か冷却のため休まざるを得ず、しかも日没も迫り、このまま進めば砂浜も無くなり、下手をすればこの車も水没の可能性まで出てきてしまった。
夜6時。完全に日が沈み、満潮。高台に避難し、ここで潮が引くまで5時間ほど待とうという結論に。
冬前のオーストラリア。日が沈むとかなり冷え込んでくる。外は寒さがかなりこたえるが、車内は斜めでかなり居心地が悪く、行きに痛めた腰に相当来る。ポテチもビールも底をつき食糧無し。星を眺めたり、男5人で下らない話で盛り上がったり寝たり起きたりしながらなんとか時間をやり過ごし、いよいよ渡し船の乗り場に向かう事に。
そこからは30分ほどで渡し船ポイントに到着。が、もう12時。運航は無く、、朝まで待つことに。
朝までまた6時間車の中は辛いなと思っていると先輩が、「俺のボードケースがあるぞ。だれか外で寝るか?」と。真っ先に手を上げたのは私でした。
ボードケースの中は意外と暖かく、トーマスの子供用の板がとても良い枕になりかなり快適に過ごすことができました。
ただ耳元でブーンとうなるおそらく巨大な蚊が発しているだろう音には恐怖を覚えましたがすっぽりタオルを被ることで解決し深い眠りに。
朝先輩に起こされると、良く無事だったなと。「ここは蛇やワニがわんさかいるエリアだぞ!」と。早く言ってよ!
一度ステイ先に戻り、無事を報告し、丸一日ぶりのおいしい食事をお腹いっぱい食べて少し仮眠しトーマスに別れを告げにショップへ。
まだここにいたいけど明日には帰りの飛行機に乗らなければ。
日本での再会を約束し再びゴールドコーストの空港近くの宿へ約3時間のドライブ。ゴールドコーストに着きCurrambinをチェックすると良さそう!体はバキバキで疲れてはいましたが、ほぐしに軽く1ラウンド。オーストラリアでの最後のサーフィンを良い波で楽しむことが出来ました。
これで11日間のオーストラリアトリップも終わり。
オーストラリアは美しいビーチが自然のまま残された素晴らしい国です。サーフポイントも豊富で、好みに合った場所が必ず見つけられるでしょう。サーフィンが文化としてしっかりと根付くサーフィン天国。ぜひ皆さんも行かれてみてはいかがでしょうか?
この旅でお世話になった皆様、ありがとうございました!!
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