『BIG SKY LIMITED』上映ツアーのお知らせ
Andrew Kidmanの最新話題作
『BIG SKY LIMITED』上映ツアーのお知らせ
1997年に『Litmus』、2004年に『Glass Love』、2019年に『ON THE EDGE OF A DREAM』と不朽の名作とも言うべき数々の作品を世にリリースした アンドリュー・キッドマンが来日しツアーに参加致します。
5年の歳月をかけ完成したこの作品はサーフィンにおける哲学、ハンド シェイプのサーフボードと環境にまつわるストーリー、サーフィンの歴史を作り上げてきた偉大なシェイパー達の次世代へのシェイピング文化の継承、また そうした先人達への敬意について描かれている作品です。
出演:ジョージ・グリノー、ボー・フォスター、クリード・マクタガート、ノア・ディーン、 ルンギ・スラブ、アンドリュー・キッドマン、ガス・キッドマン・・・他多数。
アンドリューも会場で直接皆様にお会いできる機会を楽しみにしております。
5/20(SAT) BLACK SHEEP (青森・三沢)青森県三沢市中央町2-10-35 Open 18:00 / Start 19:00 / Close 21:00
5/23(TUE) HEY (宮城・仙台)宮城県仙台市青葉区片平 1-1-11 カタヒラビル1F Open 18:00 / Start 19:00 / Close 21:00
5/24(WED) TRATTORIA BACCANO (福島・福島)福島県福島市早稲町 4-16 ラヴィバレー番丁 2F Open 18:30 / Start 19:30 / Close 21:30
5/26(FRI) PATAGONIA SURF CHIBA/OUTLET (千葉・一宮)千葉県長生郡一宮町東浪見 7404 Open 18:45 / Start 19:00 / Close 21:00
5/28(SUN) CAJON TO SEED (石川・金沢)石川県金沢市藤江北 4-491 Open 18:00 / Start 19:00 / Close 21:00
5/30(TUE) RIDE SURF + SPORT (東京・八王子)東京都八王子市横山町 1-13 Open 18:00 / Start 19:00 / Close 21:00
※各会場の定員、入場料などの詳細は後日、Instagram等でお知らせ致します
*上映会当日は、アンドリューがその場でサインをする『BIG SKY LIMITED』のハードバウンドブック/ DVD(日本語字幕付き)の数量限定販売も予定しております。
*時間は各会場により変更する場合があります
<お問い合わせ>
RIDE SURF+SPORT 担当:柴田TEL:042-656-1973 E-mail : info@ridesurf.com
Mick Mackie in Japan
先日、2月末から3月上旬にかけて来日したMackieさん。
コロナ以前は毎シーズンニセコに来ていましたが今回は初めて本州を巡る旅。
羽田空港に迎えに行った日は春の貴重なパウダーデイ。朝一着の便でしたのでそのまま群馬へ直行。
ゲレンデを数本流しバックカントリーへ。
初日からThe Dayを引き当てていました。
怪我で滑れない私の代わりに西田隊長が案内をしてくれました。
素晴らしい日に滑る事が出来て一安心。八王子に戻り数日ゆっくり。
Winterstickのデザインから影響を受け90年代にシェイプしたサイドカットデザイン。左はフレックステール。
下のmini keel thrusterフィンが付いたいたが今回マッキーさんが日本に持ち込んだ板
この分厚い板が日本で非常に機能し高さを抑えたミニキールがスピードを生みルースな動きとレールターンを可能にしていました。最後にご紹介するムービーでマッキーさんが乗っている板です。
さて、少しゆっくりした後は千葉へ。
日暮前に到着しとりあえず正太郎も合流しGet Wet。
クイバーショット。この他に基本デザインのサイドカットフィッシュもお薦めなのですが実は真木クロード君に貸したところかなり気に入ってくれているようでなかなか戻ってきません、、
翌朝も良い波でセッション!
それにしてもこうして見るととてもオリジナルなデザインばかり。80年代にはトムカレンやオッキーらと大会を回っていたプロサーファーのマッキーさん。その中でも自身でシェイプした板で大会に臨んでいたのはとても少数。そんな経歴を持ち、今でも新たなデザインを追求し続ける姿勢で若手シェイパー達からも尊敬を集めています。
千葉での数日間のセッションを踏まえていよいよシェイプ開始。
Tappyさんのシェイプルームをご厚意で使わせていただきました。
今回は2日間で4本シェイプしました。そのシェイプの仕方もオリジナル。Tappyさんをしてみた事がないというプレーナーの使い方。
今回使ったテンプレートはTappyさんにプレゼントしていました。後輩シェイパーには何でも伝えているマッキーさん。シェイプが終わると隅々まで綺麗に掃除をしていたマッキーさんは40年にわたるシェイプのキャリアを誇るそして謙虚な素晴らしいシェイパーでした。
その後はさらに2週間にわたって長野をベースに奥さんとあちこち滑り、本州を満喫して帰って行きました。
see you soon!
Ellis Ericson来日レポートその4
Ellis来日ツアーも終盤。
波の良いタイミングを見計らい、エリスファンの皆で集いセッションしようという事になりました。
RIDEのデモボード。ほぼ全種類揃います。
この日の波は最高。掘れたパワーのあるビーチブレイクに板の性能の良さがはっきりと現れました。
7’0 1st model
7’2 eggy edge
7’2 eggy edge
7’2 Hybrid Hull
6’4 Lite Kite
またまたやり切ってしまいました、、
明くる日、板のピックアップの用事もあったのでエリスを連れてBasic Plasticへ。
日本が誇るガンシェイプの第一人者YUそしてRUと。
2週間、ハードに動きました。
最後は合羽橋でお土産調達!
たくさんの人に会い、多くのものを吸収し多くのものを残していってくれたエリス。
次はオーストラリアで!
Ellis Ericson来日レポートその3
台風の波をやり切った私たちは大阪の街で打ち上げ。
そしてまた一路八王子に。
ゆっくりしていたのも束の間。千葉方面が再びよくなりそうという正太郎からの情報を得て千葉へ行くことに。
行く場所行く場所で今年一番だよと言われるエリス。持っています。良いバイブスとリスペクト。そして飽くなき探究心を持っているからなのでは。
千葉のエンスー前は今年一番の波でした。
6’2 1st modelでエグるエリス。
正太郎も6’2 1stモデルで。
YR Ryobayも7’0の1stモデルをテストライド。
エリスにカスタムオーダーした5’9に乗るNatsuki Sasako君
Lite Kite正太郎。
エリスはAirも
良い波です!
で、話題になった正太郎のこのターン。
実はAlex Knost, Andrew Doheny, Holly WawnらVansチームもカリフォルニアから来日していてセッションに参加してくれました。
Holly Wawn, Lite Kite
Andrew Doheny
この日の様子は”Design Experiment vo.5″ に収録されています。ぜひご覧ください。
一日カメラマンをしていた私も夕方ご褒美サーフ。Lite Kite5’10。
またまたやり切りました、、
最終回その4へ。
RIDE 30周年とお休みのお知らせ
本日3月20日でRIDEは30周年を迎えることができました。
ひとえに皆様の支えがあったからこそ。ありがとうございました。
この30年で私たちの楽しみ方も随分と変わってきました。
今でこそさまざまなシェイパーの板をご紹介させていただいていますが開店当時はYUとCerry Lopezのみ。
27歳の私とGerryさん。二人とも若いです。
なお、3/27-4/20までお休みをいただきます。久しぶりの長い休みとなります。小休止して次の10年へのパワーをチャージしてきます。
この期間は店舗、オンラインショップともに休業いたします。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますがご理解いただければ幸いです。
スローペースではありますが旅の様子はインスタグラムで発信していきますのでぜお楽しみに!
Ellis Ericson来日リポートその2
八王子でゆっくり過ごしいよいよ波を求めて旅の始まり。
と、その前にいつもエリスの板をラミネートしてくれている大場さん率いるStandard Plusへご挨拶。
他のシェイパーでは成し得ない複雑なカーブの集合体であるエッジボードをハンドシェイプするエリスへの大場さんのリスペクトと、エッジという、ラミネートにおいてシェイプを再現することが難しいパートを高度な職人技と忍耐強さで確実に再現してくる大場さんへのエリスのリスペクト。
今後のラミネートの方法や材料について、新たな手法も試し更なるクオリティーアップを図ることに。全ては機能性を高めるために。
有意義な時間を過ごした後、そろそろ入ってくるであろう今年最後の台風スウェルを求め移動開始。
満載です。
途中、エリスの板を扱っていただいている3939 SurfさんにDrop。
名古屋の街はハロウィンで大変なことになっておりました、、
移動二日目夕方。
ついにこの波に遭遇。
日が暮れてから。エリスは何本も何本も良い波を見つけバレルからの特大カットバックをメイクし続けていました。板は7’2のEggy Edge。エリスがKojiモデルと呼んでくれているEggアウトラインのエッジです。この時はG.G Highspeed Finを付けていました。
真っ暗になってやっと上がってきたエリスの手にはプラスチックゴミ。
夜遅くステイ先に到着。ビッグウェイバーであるオーナーのクイバーをじっくりチェックするエリス。日本の大波にも興味を示し、今後はGUNシェイピングにも取り組んでいきたいとも言っていました。
ストーミーだった前日と打って変わり穏やかな天気に。
とは言え海の中はまだまだパンピング。
かなり大きなセットも入る中、確実に良い波を見つけ水量の多いパワフルな波をしっかり乗りこなすエリス。ステイ先のオーナーからのこのポイント用にというリクエストに応じてカスタムシェイプした細身のエッジボードをオーダー主から借りてシェイパー自らそのポイントで試す。
翌日はサイズそのままにクリーンなコンディションに。
同行した正太郎もエッジボードで良い波を掴んでいました。板は1st model 6’2。
セットは5ftはあろうかというコンディションもFun Waveと言っていたエリス。Lite Kite6’4。
私たちを導いてくれたManabuさん。Lite Kite 5’10。
前日リーシュトラブルで板と心にダメージを受けた私もこの日は楽しむことができました。7’0 1st model。
2日間ともこのあと夕方にはクローズ気味のビーチブレイクでもう1ラウンドに夜のセッションと。クタクタになるまでやり切りました。
ありがとうございました。。
その3へ続く。
Ellis Ericson来日リポートその1
もう随分経ってしまいましたが、昨年の10月末から11月にかけて2週間ほどEllis Ericsonが来日いたしました。
コロナで厳しかった日本への入国規制が緩和されてすぐに来てくれたエリスは日本の文化や日本人がとても好きなんです。
夜、エリスを成田でピックアップし一宮へ。
エリスは日本用にテストボードを3本持ち込んできました。
ニューモデルのLite Kite5’5, 5’10, 6’4。
翌朝、Ellis の板にとても興味を持ってくれているYRのYuta君も駆けつけてくれ、セッションのための板選び開始。
このファーストセッションの模様はRideのVimeoチャンネルDesign Experiment vol.6でご覧ください。オンショアの決して良いとは言えないコンディションでもエリスの傑作ニューモデルLite Kiteは十分機能し、楽しくセッションができました。Lite Kiteの他1stモデルもご覧いただけます。
セッションが終わるとその足でTappy Workersへ。デザインについてやシェイプに使う道具、ラミネートについて、、濃い1日となりました。
そして八王子へ。
うちの2Fにステイしてもらい、夜はゆっくり晩酌。日本食もほぼ全てOK。朝食の出汁巻き卵は特に気に入ってくれました。
週末にはちょうどタイミングよくNYから来日していたPilgrim Surf Supplyのファウンダー、クリスさんも来店しクリスさん監督作品でエリスも出演しているSelf Discovery for Social Survivalの上映会をRIDEで開催いたしました。
全開のエリス初め多くのトップサーファーたちが様々なロケーションへ旅する様子が見れるムービー。映像に合わせて制作されたオリジナルのサウンドトラックも最高でした。
この晩はおかげさまでとても盛り上がり、最高な上映パーティーとなりました。
Ellis来日リポート、その2へ続く。
Alex Lopez Surfboards
Alex の板が3年ぶりに届きました!
オレゴンからカリフォルニアに移住し、ライアンバーチやデリックディズニー、リッチパベルなどそうそうたるメンバーに囲まれ影響を受けながらも彼独特の完成やパートナーのリアのテストフィードバックもありとても洗練されたデザイン、シェイプに産まれ変わっています。
ラミネートはSuper Wolf。美しいシェイプがラミネーションによりさらなる魅力を纏っています。
今回入荷したのはDiamond tailのシングルフィンとRound pinのシングル。Diamond tail のボンザーにSwallow tailのシングルの4モデル。
同じシングルでもDiamond tailはRound pinに比べてノーズ、テール幅広めで最大幅もやや広くコンディションや好みで使い分けが出来ます。フラットなデッキでボリュームはありますがレールエンドはシャープな仕上がり。波の情報も伝えてくれつつスピードも引き出してくれます。
デイリーに使えるシングルフィンをお探しの方にもぴったりな魅力溢れる今回の7本です。
オンラインショップにもアップいたしました。
https://www.ridesurf.net/product-list/443
Shyama Buttonshaw Designs
Rideでは新たにオーストラリア、ベルズビーチ出身の若手シェイパー/サーファー
Shyama ButtonshawがシェイプするShyama Buttonshaw Designsの取り扱いを開始いたしました。
photo : Frankie Kaye
まだ20代の彼との出会いは2019春、カリフォルニアのエンシニータス。ライアンバーチやデリックディズニーらも集まった日本食レストランでのお食事会に彼も来ていたのです。当時から今をときめく若手のシェイパーたちの中でも認められていた存在でした。
3年の時を経てオーストラリアのある友人からすごく良いシェイパーがいるよと紹介されたのがあの時に会ったシャイマだったのです。その彼曰く、派手なデザインではないが素晴らしい板だと。ステファニーギルモアも気に入っているよと。
ハイパフォーマンスな板でありながら何か雰囲気を持ったシェイプ。とても気になり早速コンタクトを取ってお勧めを3本オーダーしたのでした。
それが今回届いた3本のテストボードです。
5’8″ × 19 3/8″ × 2 5/16″ SB twin
6’4″ × 20 7/8″ × 2 3/4″ SB twin
9’9″ × 22 7/8″ × 3″ Glider
素晴らしいのは自身でラミネートもしているのです。カラーもセンスが良いです。かなりの技術とこだわりも持つ男です。
昨日早速SB Twinをテストライド。
全体的にはオーストラリア伝統のMR Twinの感じに近いですがノーズはややシャープでテールにウィングが無くFishの切れ込みも浅めですのでテール全体の面積は広め。ボトムはシングルコンケーブが前方からテールまで入りロッカーはモダンなショートボードの様。
ロッカーがしっかりとついているのでテイクオフが心配でしたがなんの問題もなくスムーズに波に押されて滑り出し、しっかりとした足場でボトムターンも踏み込みやすく、縦へと板がドライブして加速しながらターンしてくれます。久し振りにモダンなロッカーがついた板に乗りましたがボトムターンが気持ち良いですね。必然的にオフザリップ的な動きになり波乗りが若返ります。完全にこの板にはまりこの日は3年分のオフザリップをいたしました。言い訳ですが、画像は最初のライディングで、、この後調子が出て来ていますので。
6’4 SB Twin
Asako 5’8 SB Twin
かなり調子が良いので早速ストックボードをオーダーいたします。皆さんご一緒にカスタムオーダーいかがですか?
Design Experiment Vol.5
5作目を迎えるDesign Experimentシリーズ。
今回はついにTappy登場!今年57歳の柴田、56歳のTappyと大目にみて下さいね。
YointのDecafはとにかく速くてクイックに操作出来ます。今回の Decafは5’6で幅22 厚みは2 1/2というディメンション。普段はこんなに薄い板で5’6は乗れませんがなぜかDecafなら大丈夫。
6’2のAndrewシェイプのDream Boardも良い動きしています。こちらも実寸で幅はほぼ22。ながら早い切り返しでターンでは板も良く立ちます。ロールからVが効いています。スピードも素晴らしい。
TappyのScream6’4は正太郎が乗るとミッドのように見えますが私ならショートレングスの感じになります。ニューモデルとして開発中のS-edge Quadも初お披露目。Screamに引き続き正太郎のアイデアでシェイプされました。私も乗りましたがかなり調子良い。速さと動きの素直さ、レールの切り返しの速さが動画から見て取れます。ダイアモンドならさらにテールの浮力が出て幅広い波に対応できそう。
私、柴田とTappyのお気に入りのアンダーグラウンド日本人シェイパーのハルxシモンズツインも、、
さて映像は柴田と正太郎が撮影。コンセプト、選曲は柴田。編集は一宮でライドのデモボードレンタル、サーフセッション、撮影編集サービスなど新たなサービスを開始する正太郎が担当しています。このムービーシリーズに登場しているEllisやJosh, Andrew, Mackieさんをはじめ国内外の様々のシェイパーが削った板を試せるサービスが始まります。 @enthu_officialをぜひチェックお願い致します。