夏休み。その1
先週は夏休みをいただきました。
いつもの年ならメキシコやどこか波のよいところへ。今年はコロナの影響で海外へは行けませんので、ゆっくりと国内の波を追いかけてひと時のサーフバム。

まずは行き慣れた伊豆へ。なかなかの良い波を少ない人数で楽しくシェア出来ました。

ステイはもちろんVilla Shirahama。

地元の魚屋さんに頼んだお刺身に

BBQと。初日から最高です。


翌朝きっちり日の出に起床。

Ellisの8’0のエッジボード、Tri-plane glide。様々なフィンをテスト中です。フィンはちょっと前のAlkali Ryan Lovelaceですがかなり調子良し。

軽めの1ラウンドを楽しんだ後は本来の目的地、四国へ向け爆走。夜、高知に到着。辛うじて屋台餃子で晩酌にありつけましたが、この小さいサイズの餃子がかなり旨し。

帰りにまた寄る事にしました。
翌朝きっちり夜明け前に起床し河口へ。

やるかかなり悩みましたが前日の大雨で川の流れが入り、これから潮も上げて来るという事で断念。さらに南下する事に。

良い波を見つけてJoshのMonad5’11で1ラウンド。

Monad調子良いですね!最高です。
昨年のOn the edge of a dreamツアーでお世話になったローカルの皆さんと合流するためさらに南下。

夕方、皆でセッション。

宿を手配していなかった私たちの為に素敵な部屋を用意してくださいました。

キッチン付きのこの部屋でその晩は皆さんと地元の美味しい海山の幸をいただきました。楽しすぎて写真が一切ございません、、
翌日から波も徐々に上がり始め。

地形の決まった無人のピークも発見し通い詰める日々がスタート。
Christian BeamishのOld School Twin6’4

Beamishならではの独特の乗り味。スピードと軽い動きが最高!
伝説のHoubai Udonマナブさん。



やりたい放題の上にチューブもメイク!
息子のZenは12歳にしてシングルフィンがお気に入り。

麻子のAlex Lopez5’10をたいそう気にいっておりました。
JoshやBeamishの短い板でやり込んで疲れてきたら余裕のテイクオフのAndrew “Green”。



余裕があるので力が抜けて良い波乗りが出来ます。
連日の波乗りで疲れた体には風呂に限ります。

風呂上がりには炭酸とタンパク質注入。

そしてまた翌朝、、
もはやサーフボード研究所と化したここ。

日々波は良くなって行き、ローカルの皆さんと板を取り替えてはサーフィンの日々。

麻子さんも大満足。

ベストな波が来た日の夕方、Zen君がエッジに乗ってみたいと。


波のパワーを感じてとても良いラインで気持ち良さそうに何本も、何本も乗っていました。



素晴らしい1日でした。
四国5日目。そろそろ次の場所へ?
その2へ続く。
台風9.10号
各地で良い波が続いた9号、10号
9号湘南某所

この日はTappy Records MOD Thruster6’8が絶好調。
コントロールがしやすくスピードもチャンネルにより抜群。バックサイドも苦になりません。
Christian BeamishのOld School Fish6’4は20インチと普段私が乗るいたとしては細めですが、謎のテイクオフの速さ。

ターンもタイトに決まります。Alkaliの両面フォイル限定ツインが最高にマッチします。


波乗りが若返りました。
抜けた後は千葉へ。
スタッフりょうたはTravisのVaquero7’6が超お気に入り。

私は、良い波で真価を発揮するJosh KeoghのR-19channel twin。

10号はさらにサイズアップ。土曜は湘南某所で。

久しぶりの迫力ある波でできました。RUも登場。
私は安心のPavel Race Tracker6’10でやりました。

翌日曜はマックスサイズでした。

水量の多い大きな波でも確実にドロップを決めてくれるNealさんの7’4single。
またまたRio君に遭遇。

前日もこの日も7’2のチャンネルクアッド。波乗りを見る限りかなり調子が良さそうなこのモデル。その場でオーダーしてしまいました、、
各地でまだまだ続きそうですね!
Christian Beamish
Surfer / Shaper / Sailer / Writerとユニークなプロフィールを持つChristian Beamishをご紹介。
photo:Todd Glacer
Sanata Barbaraをベースに冬は大波で知られるMaverick’sを自らシェイプしたユニークなTwin KeelのGunでDrop。また、ガレージで自作した18-footのボートでBajaまで遠征し、その冒険紀を一冊の本にまとめPatagonia Bookからリリースしています。


以前はThe Surfer’s JournalのEditorとしても活躍し、現在も度々同紙に寄稿しています。
ちょうど今リリースされているThe Surfer’s Journal日本版10.2にサイモン・マードックらとそれぞれのツインフィンを携えBajaに旅した記録を「ツインフィン雑記録」として寄稿しています。ぜひご一読ください。


Christian BeamishがシェイプするSurfboards Californiaのストックボードがこちら。

左からOld School Twin5’10, 6’2。Rifle Ranger7’4。King Fish7’7です。

Old School TwinはMRのセオリーどうりワイドポイントをセンターから6インチ前方へ、ウィングをテールから8inch前方にセット。ボリュームがあり素晴らしいパドルスピードを持ち、ポシティブなドライブを効かせられるレールを備え、ダイナミックなオールドスクールパワーサーフィンが楽しめます。

Beamish本人のライディング。パワフルです。

私も80’sっぽくエアブラシで6’4を作りました。
先日早速千葉で試しました。幅が20ジャストと私としては細い方ですがパドルスピードが早く驚きました。

Simon Jonesから影響を受けて作ったというRifle Ranger。チャンネルはさほど深くなく様々なコンディションで楽しめます。ノーズのロッカーもしっかりありますがやはりボリューム満点ですので余裕の走りが期待できます。

一番右のKing Fishはもっともメローなロッカーでミニグライダー、セミガンとして機能します。ツインキールのガンという領域はPat CurrenとBob SimmonsのデザインをミックスしたというBeamishオリジナルなコンセプト。実は私、ここにもっとも興味があり取り扱いを始めました。そしてボート作りのノウハウから得たアイデアや航海の経験も彼が削る板には上手くミックスされているようです。



カスタムオーダーも受け付けています。King Fishのもう少し長めも楽しいかと思います。
もう少し板のテストをいたしましたら改めてレポートさせて頂きます。
