On The Edge Of A Typhoon Swell

先日の台風ウィーク。

EllisのEdgeboard7’0をテストライド。

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いつもなら乗れないような所からでも水が板の下を流れるのを感じながら走り出してくれます。

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グリノー氏直伝のロッカーは前方に強めに入っており、テールはフラット。上手く前方のロッカーを使ってターンをすると、ものすごい加速をしながらターンが伸びて行きます。そうです、あのSpoonでのグリノー氏のターンのイメージです。

エッジに沿って流れる溝がコンケーブの役割を果たし、レールに浮力を産み、レールが沈まないので抵抗にならず速い。そしてピンピンに立てられたエッジ部分がスノーボードのエッジのように海面をカットしカーブして行くのです。

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丁度ロッカーが一番強いノーズから50cmくらいの所のエッジからスプレーが上がっています。

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板が方向を変えたらフラットに戻し後方に体重を移しトップへ。気持ち良いです、、

掘れた所からのテイクオフもイージーです。

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エッジが効いてとても安定しているので板を信頼出来てとても安心してメイク出来ます。

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この日は台風のうねりが入り始めた日。やや大きめなセットも入り始めましたので場所を移して2ラウンド目。

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パワーがある大きな波でも今まで乗ったどのエッジボードより安心して余裕を持ってテイクオフする事が出来ました。陳腐な言い方かもしれませんがネクストレベルです。

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今までテールを沈めることでボトムターンをしていましたが、この板がレールを使ってボトムターンする事を教えてくれました。だいぶ慣れてきてエッジボードらしいボトムターンが少し出来るようになって来ました。

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とても速く、エッジによるカービング感がビンビンに感じられつつ大きな波でもイージーコントロール。そして波乗りの奥深さを考えさせてくれるEllis=Greenoughの乗り味は病みつきになります。

今回の板は7’0。かなり回転弧が大きめです。長めの6’6や7’0で純粋にテイクオフや滑走スピードの速さを味わいながら大きなターンを刻むのも楽しいですが大きめな斜面が必要になって来ます。グリノー氏がSpoonでやっていたようなボトムターンからトップへ上がりラウンドハウスカットバックをフルレールで楽しむとなるとなると短めの5’8や6’2が良いでしょう。是非短めを選んでそんなマニューバーを夢見てトライしてみませんか?

Ellis Ericson Edgeboards。皆様からのご相談をお待ちしております。

Mandala Arctail Edge Board

各方面で話題に上ることも増えたエッジボード。

実際どうなんですかと店で、海でよく聞かれます。

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前回のカリフォルニアトリップでManiさんからシェイプルームで、海上でと直々にエッジボードの素晴らしさを教えていただき、パーソナルボードを授かった身としてはしっかりと皆様に伝えていかなければという事で、、今日はエッジボードについて少し。

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皆さん気になるその乗り味ですが、まず感じるのは長さ以上に感じるテイクオフの速さ。いろんな波で試してきましたがテイクオフは6.2で幅21inch、2段分の厚み、スタビーノーズ、幅の広いテールも手伝って、湘南の膝モモといったような柔らかく押しの弱い波からもかなりの推進力を引き出してくれます。走り出すとふわっと少し浮かんだようになり接水面が減りさらにスピードが上がります。ボトムターンはとても伸び、トップターンやカットバックに入ろうとすると素晴らしい回転性で方向をかえてくれます。面が硬くなればなるほど板は生き生きとし始め、まるでショートボードに乗っているかのような感覚になります。ボトム面のエッジの内側はシングル~ダブルのコンケーブが入っていてSpiral Veeに繋がりますのでまるで幅広いスタビーな板の中にショートボードが隠れているかのようです。エッジボードのためにfoilされたgreenough high speed finもまた良く機能しています。細いベースが容易な方向転換を助けてくれ、フレックスとねじれはエネルギーを溜め込んで伸びるターンに変えてくれます。

マニーさんがEdge board is good even onshore!といっていたことを思いだし、オンショアブンブンの今日のコンディションで試してみました。

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引っかかりもなく、面の悪さをあまり気にせずに楽しめました。

実はデイリーユースにも最適なエッジボード、、

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RIDEではmandala custom shapesそしてAnderson/Putnam/Engineering(A.P.E)のエッジボードがオーダー可能です。

ぜひご相談ください。