2023/08/27
MEXICO TRIP 1
もう何回目になるだろうか。
前回はコロナ禍の真っ只中。2年前。メキシコは当時ワクチン無しでも自由に入国できた国だったのだ。とにかく波が良く、滑走距離も長い。ライトのポイントブレイクが20ヶ所くらいあるのだ。短いポイントで200M。長いポイントは1km。10日間のサーフィンでは一体どれだけの距離を滑っているのだろうか?
今年も昔からの仲間達4人でのメキシコトリップが始まった。
第一関門は成田空港のチェックインだ。7ftのケースまで持ち込めるという事前情報をもとに7ftジャストのケースを新調したのだがチェックインの係の方は204cmまでとの事できっちりメジャーで測られた。測ると220cmあるという、、中には7’2のデリック・ディズニーが入っている。204cmまで縮めるのは到底無理な話だが、誠意を見せてガムテープでできるだけ短くしてみた。メジヤーを借りて私達自ら計り200cmと自己申告したらここをクリア出来た。
少し汗をかいたがなんとか無事に機上の人となる事が出来一安心。
ここからメキシコシティまで13時間。そこで国内線に乗り換えだ。
初めて来た時には入国審査が激混み、乗り換え時に一度荷物が出てきてしまい再度荷物を預け入れなければとなり、時刻がもうあと5分と迫った中ギリギリチェックイン。空港の標高が2000M近くあり、世界でも何番目かに大きな空港で喉の奥に血の味がするほど猛ダッシュで走り回り国内線に駆け込んで同乗者からYou Made It!と拍手をいただいた事もあった。(その度の様子はRIDEのインスタグラムのプロフィールリンクの中のOld Blogから探してみてください)
初めて麻子と来た時はサリナクルスの街の中のサーフキャンプに泊まり、来る日も来る日も周辺のポイントブレイクを1日何ラウンドも楽しんだ。お忍びで来ていたタイラー・ウォーレンやハリソン・ローチともセッションした。その後はこのビーチで知り合い意気投合したサーフボードコレクターでポイントに一番近いサーフキャンプのオーナー、バグスさんの所に何度も泊まりに来た。そこにはいつもトムカレンも来ていたのだった。
さて、今回は無事にメキシコシティーに到着し3時間の余裕もあり何事もなく国内線に乗り換えHuatulcoに着いた。
ここからタクシーで3時間ほどでサリナクルスにあるサーフキャンプだ。
ドライバーと話も弾み、美味しいメスカルを売ってる店があるけど寄る?というので寄ってみると屋台で少年が売っている店だった。試飲し、寝酒用に薬草入りの美味しいメスカルを入手した。
キャンプに着いて荷物を解くともう夜。夕食と晩酌を済ませ眠りに。
今回も前半はサーフキャンプにステイし、近場のポイントでやり、後半は西に移動して違うポイントをやろうという計画。サーフキャンプはガイド付きで運転もしてくれ、食事も頼めばいつでも食べられる。プールにバーもついて完璧。
しかしながら、ここ数年は地球温暖化の影響か、あまり吹かないはずのオンショアがこのエリアのポイントに頻繁に吹くようになりここでサーフィンできるチャンスが減り、風をかわす2時間ほど走ったポイントへ出かける事が多くなってきたのだった。
初日から数日は片道2時間ほどのドライブを毎日繰り返すことに。それがこのポイント。
オフショアで胸から頭くらいの波が一日中ブレイクする夢のようなポイント。写真の左端からさらにインサイドに向かって500Mくらい乗れます。トータル800M位。
まずは出発直前にギリギリ出来上がったEllisのRace Kite6’3をテストライド。
Lite Kiteを細身にし良い波用にアレンジしたモデル。テイクオフの滑り出しはLite Kite同様に素晴らしく早く、MAXスピードに乗った状態からでもボトムターンに入れ、その伸び、リッピングのクイックな動きも最高に気持ち良い。カットバックも素晴らしく想像以上の板でした。別次元の体験ができる素晴らしい板です。
下の写真は旅のメンバーMassa。元々RIDEのチームライダー。若い時には数々の大会で優勝していたほどの腕前。40半ばになる今もスタイリッシュなサーフィンが格好良い。同級生のShinがプロデュースするPlus Alphaサーフボードのテストライダーを勤めるサラリーマンサーファーだ。
下の写真はShin。彼もまたRIDE Teamで活躍していた。乗っている板は二人ともPlus Alphaのハイパフォーマンスツイン。
若い彼らに刺激を受け、私もShyamaのSB Twin 6’4でリッピング。
長い距離を乗り繋ぐと一度上がって歩いてピークへ戻ります。
そしてもう一人のツアーメンバーは唯一のグーフィーフッター。元RIDEのスタッフでスノーのライダーだったKatsu。サーフィンは年に数回ながらいつもこのツアーには参加するムードメーカー。
才能の塊でこれで本当にサーフィンは年に数回。
下の写真ははまた別のポイント。
距離は2〜300M程と短くなりますがまた違った波質で水量の多いパワフルな波が楽しめます。
ここでは私は長めの板でリラックスしたサーフィンでクルーズ。板はDerrick Disneyの7’2 Twinzer Egg。
ガイドは私たちがサーフィンしている間にタープを立てて日陰を作り椅子まで出してくれます。クーラーボックスには冷えたビールが。
ビールは毎日補充します!
数日間、来る日も来る日もこのルーティーンで様々な板を楽しむ事ができました。
宿へ戻るとシャワーを浴び夕陽を見ながらビールを飲んで体のケア。先日RIDEでも取り扱いを開始したROUNのCBD Body Balmが大活躍。パドル筋や首、腰の疲れを軽減してくれる優れものです。このおかげで2月のスノーボードでの怪我からも早い復帰を果たせました。先日のオーストラリアトリップでもAndrrewがとても気に入り、なんとあのGeorge Greenough氏も使用しもう手放せないと言うことで注文が来たくらい。
世界中のサーファーたちと情報交換できるのもサーフキャンプの楽しいところ。日本人は人気です。皆旅行で日本に行くことを考えていて質問攻めに合います。
5日目、全てのポイントがオンショアになる風が吹き、その日はレスト。翌日、予定よりちょっと早めに西のエリアに移動することに決定。
お世話になったキャンプを後に再び空港近くのHuatlucoエリアへ向かうことになりました。
後編へ続く。
2023/06/20
オーストラリアトリップ7
翌日、うねりがかなり大きくなって昨日のポイントには大きすぎるかもとの事で1時間半くらい北へ走ったところにあるポイントへ向かいました。
ビールと食材を仕入れ満タンで出発。エリスはアルコールを控えているのでノンアルビール。
おー!!
ここはインサイドセクションでアウトサイドはさらに右奥にあり岬の影で見えません。ピークはかなり大きそうですが斜面の緩い波だから長い板の方が良いよとエリス。
いよいよ7’2のLite Kiteを下ろす日が来ました。
テイクオフも素晴らしく早く、コントロールもイージーで最高のミッドレングスです。レールは前半シャープでハルのような雰囲気ですが一歩ステップバックすればいきなりショートレングスの様な反応の良さでタイトにターン可能です。
エリスは午前は8’0のTPG
今日も私はビール1本でシエスタ。至福のとき。これをやりに来てるんです!
エリスは午後、短めの7’10のTPGで一番沖から岸まで600Mくらいをメイクしていました。
麻子は午後の平和なインサイドをLite Kite 7’2でクルーズ。
皆満足して帰途へ。
オーストラリアはどの街にも必ずと言って良いほどパブがあります。食事も出来てお酒も飲め、なんなら宿泊もできるという。レストランが閉まってしまった夜とか、スーパーマーケットも閉店で何かと困ったら使える施設。メニューはだいたいチキンとかフィッシュアンドチップス、ステーキにフライドポテトという感じですがこの日寄ったパブはメニューも豊富でイカフライやラクサなんかもあってかなりイケてるパブでした。
流石に体やばいです、、
明日はいかに、、
2023/06/20
オーストラリアトリップ6
旅も10日ほど過ぎ、移動と車中泊を繰り返し毎日波乗り。58歳の体にはまあまあこたえて来ていたところでエリスの家ではゲストルームに案内してもらい、久々にゆっくり休むことができた。
朝はコーヒーをハンドドリップしながら音楽を聴き、皆様からのメールを確認したり、麻子はヨガと日常のペースを取り戻しながら旅の疲れを癒す。
しかしながら今日からうねりが入ってくるという予報。嬉しいような、、
Morning of the earthに出てくるような田園風景の中を20分ほどドライブすると一番近いポイントブレイクに到着。
サイズは上がって来ましたが、まだファンウェイブ。良い感じです。
インサイドは長めの板のパラダイス。
果てしなく続く波はまるでメキシコ。
この日はここで一日ゆっくり。
ビール1本で成仏。
下の板はエリスが昔2本目でシェイプしたTotal Involvementスタイルの板。これがめちゃくちゃ調子良かったのです。
2ラウンド目はこれで。
今日も日が暮れるまで、、毎日最高です!
夜は近くにレストランも無い田舎なので自炊でヘルシーな食事。
麻子が調理したグリノーさんにもらったかぼちゃの塩茹では絶品でした。
グリノーパワーで明日も頑張ります!
続く。
2022/07/06
Design Experiment Vol.4 with Ellis Ericson
ユニークなサーフボードデザインをムービーにて紹介していく私たちのオリジナル映像シリーズの第4弾をリリースいたしました!
今回のムービーではEllis Ericsonの新たなデザインChain Rail Quad 5’5 x 20 3/4。
そして人気のエッジボードTri-Plane Glide7’10にエリス自らが乗っています。音楽もエリスによる演奏。撮影編集はZack BalangことKeita君。
パワフルな波でタイトにターンし、グリップの効いたドライブ、ハイラインでチューブインと素晴らしく機能している5’5。日本でもいつもあるようなコンディションで自在にトリムコントロールしトップスピードへはあっという間。ふらっとも乗りつなぎ、7’10とは思えないコントロース性能を見せるTPG。ぜひ映像をご覧ください。
2021/07/10
Ericson Surfboards Thruster Edge 5’9
Ericson Surfboards Hotwired and Handshaped Thruster Edgeboard 5’9 x 19 x 2 1/2 Surfer:Ellis Ericson
Footage:Stephen Jones
Music:John Carrol Kirby
2021/03/25
Ellis Edgeの威力
Ellis Ericsonがブランクスから製作しフルハンドシェイプするエッジボード。
今回は長めのサイズの魅力を探ります。
まずは一番人気の8’0 Tri-Plane Glide。
エッジボードの威力はテイクオフの早さから発揮されます。接水面が少ないので抵抗無くスルスルと進んでくれます。
トップスピードに乗るのもあっという間ですのでブレイクが速い波でも他のデザインに比べ有利に働きます。
小さな力のない波からも最大限の推進力を生み出し、
こんなショルダーが逃げていく様な波でもどんどん前に出てくれますので気がつけばとんでもない飛距離を叩き出してくれます。
ノーズ幅はやや狭く、薄くシェイプされています。ややピギーなアウトラインも手伝って頭の動きは軽く8’0には感じません。ターンやストールもイージー。レールは浮上している部分が多いので引っかかりも無くスイングします。
こんな事もやり易い。
下のO君のターンは7’2位に見えますがこれも8’0。
下は7’0のFirst Model。
photo:Kentaro Yokota
初めてエリスのエッジに乗った日です。正直衝撃を受けました。少し掘れたところから行きましたがシングルフィンとは思えない安定のテイクオフはエッジが斜面に噛みトレースしてくれるから。スピードも素晴らしくスープアプローチもご覧の通り、安定したハイスピードで泡を駆け上がり新しいマニューバーも楽しめます。
8’0同様、7’0はスモールから楽しめます。しかし本領を発揮するのは台風などのパワフルな波。
少し厚めなリーフブレイクですが水量がありパワーがありますので一つ上のギアに入りスピードによる浮上感を伴い動きも軽くなりより自由なマニューバーを刻み始めます。バックサイドのリーフブレイクでも驚きの性能を発揮してくれます。フィンは大きな波ではパワーブレイドの8.2や 8.5の硬めなノーマルフレックスもおすすめです。
一本あればかなりの幅を持って楽しめる8’0と7’0。スモール中心に考えれば8’0。大きな波も考慮すれば7’0。どちらも欲しくなってしまいます、、
4月末から5月はじめの次回限定本数シェイプ。7〜8月に出来上がり予定です。夏のトリップ用にぜひ。オーダーをお待ちしております。
2020/09/20
夏休み。その2。
さて、お世話になった四国は四万十を後にし、波が上がるという予報が出ている日本海を目指す事に。
まずは高知まで移動し、例の餃子を再び堪能し一泊。
翌朝は、仁淀の上流へ。
昨年もお邪魔したこの場所。美しい仁淀ブルーは本当に素晴らしい。
香川丸亀のうどんやさんを経由しながら北上開始。
釜玉、、美味しかったな〜
香川から雄大な大山を眺めながら3時間ほどで日本海に到着。
太平洋に比べ日が沈むのが遅い日本海。まだ日没まで時間に余裕があったので入念にポイントをチェック。この辺りは本当に素晴らしい!リーフブレイクの宝庫。ローカルオンリーのブレイクもあります。
国道から長年の勘を頼りに海の方に向かい、何度か角を曲がるとややメローに綺麗に長い距離に渡ってブレイクしている波が見えた。
もちろん初めての場所。何台か停まっている車のナンバーを見るとビジターも大丈夫なポイントのよう。
恐る恐る車を停めて静かに着替えて護岸にかかったハシゴを頼りに海に降りる。ザクザクとしたリーフの上を少し歩き水深を確保したところでパドル開始。
私は少し掘れているレフトのインサイドにたどり着いた。しばらくセットを待った。ほどなくしてアウトがモリモリと盛り上がり素晴らしい波が目の前でブレイクしていった。レフトには他に一人入っており、その彼が乗るまで少し離れて待つ事に。セットの良い波をつかんで遥か彼方まで走っていったのを確認して次のセットにテイクオフ。それはそれは素晴らしい波でした。
ライトまでパドルしていった麻子が先に入っていた数人のロングボードの方達と楽しそうに話しているのが遠くから見えたので私もライトに近ずいていった。すると彼らは私も良く知る大阪の波乗り一家だった。聞くとこのポイントに惚れ込み波が上がればいつも飛んでくるそう。ローカルの方もこの素晴らしい波でいつもやっているだけあり、とても波乗りが上手く、惚れ惚れするようなラインを描いていました。
翌日もまだウネリは続き、二日間たっぷりと楽しむ事が出来ました。
Alex Lopez 5’10のシングルが絶好調の麻子。
私もEllisのエッジとJoshのMonadを堪能いたしました。
Power Bladeも良いけど少し厚めの波ではこんな感じのフィンも乗りやすく、楽しいです。
ランチには出雲そばを。
夕方、波は落ち着いて来ました。
波が小さくなって来たところを見計らってEllisのTri-plane glide 8’0を出動させました。
最後は麻子と二人きり。
ありがとうございました、、
その晩は帰りに備えて大阪まで移動。翌朝、たこ焼きと豚まんを食べて
ちょっと京都に寄り道して
このご時世。観光客が少なくゆっくりと鑑賞させていただく事が出来ました。
日本の波の良さ、自然の美しさ。人の素晴らしさを再確認できたこの旅。
旅先でお世話になった皆様、ありがとうございました!
2020/09/19
夏休み。その1
先週は夏休みをいただきました。
いつもの年ならメキシコやどこか波のよいところへ。今年はコロナの影響で海外へは行けませんので、ゆっくりと国内の波を追いかけてひと時のサーフバム。
まずは行き慣れた伊豆へ。なかなかの良い波を少ない人数で楽しくシェア出来ました。
ステイはもちろんVilla Shirahama。
地元の魚屋さんに頼んだお刺身に
BBQと。初日から最高です。
翌朝きっちり日の出に起床。
Ellisの8’0のエッジボード、Tri-plane glide。様々なフィンをテスト中です。フィンはちょっと前のAlkali Ryan Lovelaceですがかなり調子良し。
軽めの1ラウンドを楽しんだ後は本来の目的地、四国へ向け爆走。夜、高知に到着。辛うじて屋台餃子で晩酌にありつけましたが、この小さいサイズの餃子がかなり旨し。
帰りにまた寄る事にしました。
翌朝きっちり夜明け前に起床し河口へ。
やるかかなり悩みましたが前日の大雨で川の流れが入り、これから潮も上げて来るという事で断念。さらに南下する事に。
良い波を見つけてJoshのMonad5’11で1ラウンド。
Monad調子良いですね!最高です。
昨年のOn the edge of a dreamツアーでお世話になったローカルの皆さんと合流するためさらに南下。
夕方、皆でセッション。
宿を手配していなかった私たちの為に素敵な部屋を用意してくださいました。
キッチン付きのこの部屋でその晩は皆さんと地元の美味しい海山の幸をいただきました。楽しすぎて写真が一切ございません、、
翌日から波も徐々に上がり始め。
地形の決まった無人のピークも発見し通い詰める日々がスタート。
Christian BeamishのOld School Twin6’4
Beamishならではの独特の乗り味。スピードと軽い動きが最高!
伝説のHoubai Udonマナブさん。
やりたい放題の上にチューブもメイク!
息子のZenは12歳にしてシングルフィンがお気に入り。
麻子のAlex Lopez5’10をたいそう気にいっておりました。
JoshやBeamishの短い板でやり込んで疲れてきたら余裕のテイクオフのAndrew “Green”。
余裕があるので力が抜けて良い波乗りが出来ます。
連日の波乗りで疲れた体には風呂に限ります。
風呂上がりには炭酸とタンパク質注入。
そしてまた翌朝、、
もはやサーフボード研究所と化したここ。
日々波は良くなって行き、ローカルの皆さんと板を取り替えてはサーフィンの日々。
麻子さんも大満足。
ベストな波が来た日の夕方、Zen君がエッジに乗ってみたいと。
波のパワーを感じてとても良いラインで気持ち良さそうに何本も、何本も乗っていました。
素晴らしい1日でした。
四国5日目。そろそろ次の場所へ?
その2へ続く。
2020/08/26
Ellis Ericson Tri-Plane Glide 8’0
Ellis Ericson Surfboardsのニューモデルエッジボード、Tri-Plane GlideのProto Typeが出来上がりました。
レールコンケーブがテールへ向けて早めに収束しテールコントロールでエッジが引っかからないようにデザインされているのはHot Wire Redと同じ。
センターパネルはテールにかけてVボトム。水を切って進むスピードは速く、切り返しも早そう。
FinはTrue AmesのG.G High Speed Fin 8.9か9.25をオススメしています。
先日ショートトリップに出かけ早速テストライドいたしました。
まず驚くのはパドリングのスピード。おそらく今まで乗った数ある板の中でも最速の感触です。滑り出しの早さも別格、、
この日はスモールで速い波でしたが物凄いスピードでどんどん波の前に前にと押し出してくれます。
速いだけでなく方向転換もイージーです。少し後ろにステップバックし、板を傾ければナチュラルにノーズが向きを変えてくれます。
真っ平らなセクションもしゃがめばスルスルと乗り繋げ、最後のセクションもスピードに乗ってバッチリ当て込んでフィニッシュ。
G.G High speed finも相性バッチリでこの板の動き。
楽しくてしょうがないです、、
リーフブレイクで押しのある腹胸くらいでも試しましたがもう最高。スピード、グライド、コントロール感は素晴らしいものでした。
スタッフ皆も虜に。日が暮れてもなお上がって来ません、、
9月シェイプ分のオーダーにまだ若干の余裕がございますが、規定の数量に達した時点で次回12月シェイプとなりますのでぜひお早めにご相談ください。
カラーは基本の10色からお選びいただけます。
カラーの入れ方は3タイプ。
ボトムのセンタープレインパネルに上記のカラーからお選びいただきデッキはクリアー。
デッキに上記からカラーをお選びいただきボトムにホワイトオペーク。
デッキ、ボトムで2カラーも可能でカラーの組み合わせはボトムxトップでDark Olive x Sage, Chocolate Brown x Beige, Slate x Steel Blue, Dark Red x Mustardの4組となります。プロトタイプはChocolate Brown x Beigeです。
ご相談、お見積りなど柴田までお気軽にどうぞ。
2020/07/10
Ellis Ericsonブランクス到着
先日Ellisがシェイプしたばかりのブランクスが届きました。
几帳面なエリスならではの丁寧な梱包で削り終えたブランクスのまま日本に届きます。
そしてこれから世界に誇る日本の職人によりラミネートに入ります。開梱の瞬間はとてもドキドキします。
下の板は5’8のHotwire Red
何度かご紹介している私の5’11と同様広めのテールにワイデストポイントが少し後方でかなりルースな動きが期待出来ます。ノーズはややスクエアー気味。
上は同じくHotwire Redの最長レングス6’3。
ワイデストポイントポイントはセンターあたりでテールは幅は短めのレングスに比べ少し狭くなります。バランスの良いプロポーションです。
Hotwire Redのレングス展開は5’5, 5’8, 5’11, 6’3。長さによりそれぞれ違った性格が与えられています。Ellisらしい細かい設定になっています。フルハンドシェイプならではのオーダー主への細かいアジャストを施してあります。
そして今回テストボードとして8’0を送ってきてくれました。
ミニグライダーのイメージです。すでにエリスはオーストラリアでテストを重ねていて毎回興奮した様子でその結果をレポートして来てくれています。この板は来日経験もあるエリスが日本の波を考え、また自分のリクエストも取り入れてくれたエリスの同じ8’0よりやや幅広目なシェイプ。彼も経験した事の無いようなのないスピードで波から波へと乗りつないでいけるそうです。私もグラスが終わりましたら乗り込んでみようと思います。テスト後、オーダーを受け付けたいと考えています。
そして今回は初めてストックボードもございます。6’2のファーストモデルが2本と5’11のHotwire Redが1本。ご予約も承ります。出来上がりは8月末ごろ。
次回のシェイプは9月。日本に届きグラスが終わりお渡しできるのは10月末から11月くらいになると思います。
皆様からのオーダー、受け付けております。柴田までご相談ください。
日本語字幕DVD付きのBook “On The Edge Of a Dream”も再入荷いたしました。
2500部限定、シリアルナンバー入りです。
エリス、アンドリュー、ボー・フォスターらの波乗りに痺れます。もちろんエッジを始め様々なサーフボードデザインについての知識も深まります。
ぜひご覧ください。オンラインショップからもご購入いただけます。https://www.ridesurf.net/product/10977