宮崎Tripその1
先日の定休日に1日臨時休業をくっつけて3dayのトリップに行ってきました。
久しぶりに宮崎へ。
今年は海外からのお客さんが多く私の元に訪れたので逆に私が海外へ行く間が無く、夏休みもいただいていませんでした。久しぶりの仕事無しのサーフトリップ!
朝一の飛行機に乗れば10時には波乗りできるのが魅力。実は地形が決まっているという噂を聞いていたのもあってのこちら。
着くなりいきなり良い波に遭遇!
早速ニューボードのNeal Purchase Jnrの6’8duo eggをテストライド。
Ryan Lovelaceと仲が良いNealさん。カリフォルニアに行くとRyan のシェイプルームを借りてシェイプしています。
このDuo Eggはそんな関係のRyanのv.bowlsのテンプレートを使いダウンレールに仕上げ、フィンはDuoという板。広いテールエリアが波の力を受け止め、テイクオフがとても早く動きはノーズが細くテールの2本のフィンがアンカーにもなりピボット的な動きも超クイック。リッピングも出来て、たっぷりとした浮力で平らなセクションも乗りつないでいけます。こういったピギーなアウトラインの板は波に合わせて板が素早く反応してくれるのが特徴で、長さを感じさせない動きが楽しめます。またこの広いテールに2本のフィンが良く合っています。Duoの場合フィンが2本あってコントロール性能がとても高いのですが、一方で抵抗にもなります。板の長さ長くなればなるほど板の浮力に対して抵抗感が薄れてより速さを感じれるようになります。長めのDuo、じわじわ人気が出て来ていますがかなり楽しい乗り物です。
現地のナイスなお店、S&Yの安田さんとは約束していなくともいつも会えます。
この日も自然に合流しEllis Ericsonの6’6edge boardをテストライド。
完全にお気に入りになりました。安田さんの波乗りスタイルにもマッチし、かなりの長時間海から上がってくることはありませんでした。
スピード、乗りつなぎ、ターンの気持ちよさ、、いつもの板より少しだけ前にポシションし低い姿勢をとれば新しい世界が開けます。皆様にも是非ニューワールドを体感して欲しいです。
今回はスタッフも一緒。なっちゃんはFinelineのpueruto rico7’8かな?
ユースケは同じくFinelineのSOS 8’6かな?
麻子はAlex LopezのSingle5’10
みんな速い板が好き。
食べる暇も惜しんで波乗り。
定番のゴボ天うどんでクイックランチ。
初日から日が暮れるまで波乗り。
宿はいつもの古民家。居心地良いですよ〜
夜は毎晩お父さんのところへ。
これを食べに来てると行っても過言ではありません。
毎日腕が上がらなくなるほど波乗りして鳥をいただいて焼酎で撃沈。こんなに幸せなことはありません..
その2へ続く。
Wax Surf Co, Fineline取り扱い開始!
ブログでのご紹介が遅くなってしまいましたが、
新たに取り扱いを開始した2レーベルをご紹介いたします。
まずはWax Surf Co
NY出身の若手実力派シェィパーTyler JorgensonがハンドシェィプするWax Surf Co。日本初上陸!現在はより良い環境を求めLAに拠点を置きシェィプしています。NY時代にはグラッシングまで自らこなしていたTyler。今回入荷したQuad Fishのグラスフィンも自作です。
シェイプの特徴は全体的に抑えたロッカーが多く、コンケーブなども控えめ。ですが、ノーズ、テールはボリュームを落としているものが多く、スピードと回転性のバランスが良い板となっています。レール形状にも彼独特のセンスが光ります。テーパードボキシーが程よいレイルは扱いやすいがパンチの効いたライディングが楽しめます。以前は実験的なシェイプもかなりの数を削っていたようですが、現在では一周して、落ち着いたスタンダードなシェイプを追求しているようです。豊富なシェイプのバリエーションを削ることが可能なTylerですが、FishやEggなどをまずお勧めいたします。
第一弾として3本のストックボードが入荷いたしました。
オンラインショップにもアップいたしました。
Quad Fishは6’0と5’10
Eggは6’10
また、6’1のQuadをデモボードとして用意しておりますのでぜひご試乗ください。
カスタムオーダーも常時受け付けております。納期は3か月程となります。
FINE LINE
Brian Hilbersが削るFineline。約1年待ちましたがついに最初のオーダーボードが届きました。滑走フィーリング、操作感は唯一無二。今回はショートボードエボリューション時代の重要作からインスパイアされた2モデルと。高い評価を受けている彼の代表作、Eggが入荷いたしました。
eggは7’2と7’6
かなり絞られたレールにコンベックスボトムがいつもの波からでも最大限のスピードを引き出し、ハードなエッジが付いたVeeボトムラウンドテールがコントロールを容易にしてくれます。全体的なフォイルはなかなか言葉にでいませんがBrian Hilbersならではのオリジナルな雰囲気が漂います。
Nat YoungのMagic Samはショートボードエボリューションのきっかけになったデザインのうちの1本。そこからインスパイアされて製作されたモデルがSon Of Sam(左)。ボリュームをそぎ落とされた最後のLogもしくは最初のショートボード。今回8’8で入荷。
右のHot Generationはその名の通りPaul Witzigのムービーの中でBob Mctavishが乗る板からインスパイアされたモデル。より激しい動きを求めた結果の1本。2本ともコンベックスボトムにテーパードした50/50レール。
SOSにはPutnam Hilbers Designのディケール入り。
オンラインショップにもアップいたしましたが、店頭でご覧いただきメージを膨らませていただきたい板たちです。ぜひ!