Mick Mackie in Japan
先日、2月末から3月上旬にかけて来日したMackieさん。
コロナ以前は毎シーズンニセコに来ていましたが今回は初めて本州を巡る旅。
羽田空港に迎えに行った日は春の貴重なパウダーデイ。朝一着の便でしたのでそのまま群馬へ直行。

ゲレンデを数本流しバックカントリーへ。

初日からThe Dayを引き当てていました。
怪我で滑れない私の代わりに西田隊長が案内をしてくれました。

素晴らしい日に滑る事が出来て一安心。八王子に戻り数日ゆっくり。
Winterstickのデザインから影響を受け90年代にシェイプしたサイドカットデザイン。左はフレックステール。

下のmini keel thrusterフィンが付いたいたが今回マッキーさんが日本に持ち込んだ板

この分厚い板が日本で非常に機能し高さを抑えたミニキールがスピードを生みルースな動きとレールターンを可能にしていました。最後にご紹介するムービーでマッキーさんが乗っている板です。
さて、少しゆっくりした後は千葉へ。


日暮前に到着しとりあえず正太郎も合流しGet Wet。

クイバーショット。この他に基本デザインのサイドカットフィッシュもお薦めなのですが実は真木クロード君に貸したところかなり気に入ってくれているようでなかなか戻ってきません、、
翌朝も良い波でセッション!


それにしてもこうして見るととてもオリジナルなデザインばかり。80年代にはトムカレンやオッキーらと大会を回っていたプロサーファーのマッキーさん。その中でも自身でシェイプした板で大会に臨んでいたのはとても少数。そんな経歴を持ち、今でも新たなデザインを追求し続ける姿勢で若手シェイパー達からも尊敬を集めています。

千葉での数日間のセッションを踏まえていよいよシェイプ開始。

Tappyさんのシェイプルームをご厚意で使わせていただきました。

今回は2日間で4本シェイプしました。そのシェイプの仕方もオリジナル。Tappyさんをしてみた事がないというプレーナーの使い方。

今回使ったテンプレートはTappyさんにプレゼントしていました。後輩シェイパーには何でも伝えているマッキーさん。シェイプが終わると隅々まで綺麗に掃除をしていたマッキーさんは40年にわたるシェイプのキャリアを誇るそして謙虚な素晴らしいシェイパーでした。

その後はさらに2週間にわたって長野をベースに奥さんとあちこち滑り、本州を満喫して帰って行きました。
see you soon!
Mackie Designs Sidecut Fish
最近特に問合せをいただくことが多いMackie DesignsのSidecut Fish。

先日Blue Magazinのウェブサイト内ImpressionのページにてSidecutデザインについてライディング動画付きで詳しく取り上げていただきました。
https://www.blue-mag.com/impression/mackie-designs-sidecut-fish-64″/
先日ブログでご紹介したムービーのSurferは笹子夏輝君。流石にうまく乗りこなしています。前方のボリュームにより滑り出しが非常に早くテール部分のサイドカーブはしっかりと波にグリップし、思ったより軽快な動きが楽しめます。サイドカーブデザインはスノーボードからヒントを受けてデザインされたもの。サードカーブは波に均一に食い込みます。慌てずスタンス間を踏むイメージで乗ればどなたにもその安定したカービングターンが楽しめます。スノーサーフィンを楽しんでいる皆様には特に試していただきたいデザインです。レングスも5ft代から7ft代後半までオーダー可能です。長いレングスも実に楽しそうです。
Medium The Brandの伊藤カツノリ君にも試していただき流石のライディングを披露してくれました。

少し板を踏み込めばハイラインに誘導してくれる素晴らしいカービング性能とグライド感。ひとたびターンに入れば想像以上にタイトに、機敏に反応してくれます。
カスタムオーダーは常時受け付けています。近いうちにストックボードも入荷予定です。今回は日本のTappy Workersでラミネートいたします。

お問い合わせをお待ちしております。
柴田
Mackie Designs 6’4 Sidecut Fish
Mackie Designs 6’4 Sidecut Fishのライディング映像です。
RiderはCaptain’s HelmのNatsuki君。フローとカービング。良さが出ています。
Design Experiment vol.3公開
私達のデモボードの中から興味深いデザインの数々を紹介していく今シリーズの第三弾ではメキシコロケを敢行!
コロナ禍でも自由な入国が許されたデスティネイション、メキシコ。そこには数々のポイントブレイクの素晴らしい波が、、
グリーンの板はNeal Purchase Jnr.のWing Squash Duo6’6。スパイラルなチャンネルが施されたJoshのTwin+1はクリアーの6’6。Mackie DesignのSidecut fish6’6は大きなラインでカーブを刻み、Ellisの7’0 Edge First Modelは最速で駆け抜ける。6’10のJosh, Liberator Singleはショートレングスのような操作性と抜群のスピードを併せ持つ。
途中から合流した88チームはフィルマー。Jack Coleman、Beasty BoysのMike-D、その息子達、88社長のハリーさん、そしてオリンピアンのStephanie Gilmoreという豪華メンバー。ステファニーがRyan BurchのFishに乗るシーンも収録。
ロケーションはメインランドメキシコ。6箇所のポイントブレイクで撮影いたしました。是非ゆっくりとご覧ください。