2018/09/30
MEXICO TRIP その1
メキシコ、サリナクルス。
過去2回とも最高の波に恵まれたエリア。5月から10月くらいまでのSouth Swellのシーズン、200M〜1Kmまで乗れるポイントブレイク、岬波が無数に存在し毎日どこかで極上の波がブレイクしている(ライトオンリーですが)。
先日、昔からの仲間と2年ぶりに訪れてきました。
板が大好きな仲間たちとのトリップ。板の数がハンパじゃないです。
まずはAERO MEXICOでメキシコシティまで直行便で13.5時間。
そこから国内線でHuatulcoまで1.5時間。
そこからタクシーで3時間でサリナクルス。
その間トランジットなど含めると24時間くらいはかかります。しかも悪名高い過密空港メキシコシティは何が起こるかわかりません。乗り換え便に間に合わないなど当たり前。余裕を持って今回はメキシコシティ、Huatulcoでそれぞれ1泊するという、かなりゆったりな行程にしました。
映画4本を見て文庫本1冊読み終わる頃にやっと到着。
入国審査も自動化が進みすんなり通過。以前来たときにはパニック気味の長蛇の列でしたので気合をいれていたのですが拍子抜け。
サーフボードは空港内のロッカーに預け、ビール、スナックをしこたま買い込みホテルへ。
部屋に入るとまずは風呂。栓のないバスタブに秘密のテクニックでお湯を溜めて長旅の疲れを癒やしModeloをプシュッ!
ここはダウンタウンの真っ只中。外出は控え、ホテルのレストランで食事をとることに。
どの料理も美味しいのですが特に美味しかったのがこのタコス。今まで食べたタコスの中でも最高ランクでした。大き目な餃子くらいのサイズ。いくらでもいけます!
他にする事もないのでタコスを肴にビール、ワイン、最後はテキーラまで、、
ここは標高2,300Mにあるメキシコシティー。倍酔います。
お陰でぐっすり眠り翌朝空港へ。
再びチェックインを済ませて一路Huatulcoへ。
程なくして南国リゾート空港Huatulco着。
外へ出るとタクシードライバーがわんさか集まって来ます。
楽しいやりとりで車が決まり他の車のドライバーも集まってあーだこーだ言いながら楽しく積込み。メキシコの人達は皆楽天的。明るく楽しい人生にちがいありません。
Huatulcoの空港から20分程海側に行ったところにあるリゾートタウンへ。
とても雰囲気のあるBinniguenda Hotelにチェックイン。
メキシコは建築、色が素晴らしい。
たまにはリゾート気分を味わうのも悪くないです。
メキシコらしい美味しいランチ
マッタリしていたところ、フロントのアクティビティーデスクのお姉さんが「あんた達Barraに行かないのかい?」と。Geekout TravelのHさんからもちょうどBarra De La Cruz良い波ですよ!と連絡が。昔ASP時代に大会をやった場所で故Andy Ironsが優勝したその時のエグい波を覚えている方も多いのでは?
「ここから1時間くらいよと」の事で。リゾート気分はここまで。タクシーを呼んでBarra De La Cruzへ行く事に。
かなり適当な積み方で途中2回くらい積み直すことに、、
途中のビューポイントもほぼ素通り。
Barra De La Cruzに到着。
ストームが近づいてきているらしく雲行きが怪しい。波チェックするとオーバーヘッドのハードそうなコンディション。だがセットは300Mは乗れそう!
ここでやる事に決め、準備してアウトへ。ここもサリナクルス同様の岬のブレイクで、出来るだけピーク近くまで歩いて行きセットの合間をみて飛込んで左にパドルして一度チャンネルまで出てからさらに沖を目指す。
近くにキャンプ場やバンガローの集落があり若いヒッピースタイルのサーファー達が集まってなかなかの人気スポットのようです。
板は信頼のTravis Reynolds Widow Maker 6’8。掘れた波や大き目な波でも安心の1本。
波は最高!
癖のあるテイクオフをクリアすればパワーのある長いウォールが待っている。初日から最高でした。
沖にはFinlessの達人も!
メチャクチャ格好良いサーファーでした。
最後に乗れた1本は遥か彼方まで張った壁を高速で突っ走り、、長旅の疲れも吹き飛ぶような良い波でした。
こエリアは他にもいくつかポイントがあり、ボートでしかアクセス出来ないポイントも多いとの事。うーむ。次回はもう少しここにいようか。
ホテルに戻り食事前にバーで飲みながらこの日の余韻に浸っているとラウンジでショータイムがスタート!
夕食会場でもショーを見ながら食事→宿泊客もダンスに駆り出され→DJ登場→輪になって全員でダンス
という楽しい夜となりました。
翌朝またまた美味しい食事からスタート。
楽しかったホテルをチェックアウトしいよいよサリナクルスへ出発!
その2へ続く。
2016/10/04
Mexico Trip 最終話
旅は7日目、波乗りは6日目の朝。
今日は波乗り最終日。午後のフライトで帰る日だ。
ケサディーヤとスクランブルエッグの朝定食もこれで最後、、中に挟んだチーズが糸引くケサディーヤはシンプルながら本当に美味しい。
今日もガイドはハイロ。スーパータフで明るいナイスガイだ。
彼のおススメは今日もウサギ岬。
今日はオフショアが強くいつもより面も硬くさらに良く走る。が、ウィンドスウェルなのか、波の間隔がいつもより狭くセットもひっきりなしだ。歩いて沖に行くにもスープに押されてなかなか歩を進めることができない。セットの合間を見て左のチャンネルまで漕ぐと大分手前に戻されている。岸に向かう流れがとても強い、、最終日になって試練のパドル大会になった。
最終日だし、波も良いし、頑張りましたが、、さすがに6日目。体力の限界で2時間ほどで終了。
撮影に回りました。
O君はShinのSpeed Dialer5.10を借りてサーフ。自分の6.2より調子が良さそうに見えます。波が良いのでいつもより浮力がなくても大丈夫。
オフショアだった風も次第にオンショアに振れてきたせいでさらにブレイクが早くなってきたところでMasaakiがかなり奥からボトムターン、からフローターで抜けて、もう一度ボトムターンからのリッピング。ケリースレーターかっ!
ここへ来て最後の底力を出してきた若手組。といっても30後半ですが。何本もロングライドを決め、流れに逆らってひたすら沖に向かう、、
Shinもあらん力を振り絞って、速いセクションも全身曲げ伸ばしの超高速アップスーンダウンでクリアして400M越えのライディング。
そして最後の最後に1分越えの高速500Mライドをバックサイドで決めたKATSU。それはみんなが見ていてやんややんやの大喝采。写真無くてごめんなさい!
ここで雨、風がさらに強くなりこのトリップのラストラウンドは終了。
撤収をしていると、私たちがセンセイと呼んでいたMr.BugさんがビンテージのFishで特大スプレーをあげた。私たちが最終日だということを知ってこのコンディションの中セッションしてくれたのでした。言葉は無くともお互いの波乗りで会話するかの如く、、
時間切れの私達はサーフキャンプに戻り、パッキングをし、シャワーを浴びてここでの最後の食事をいただいた。
ツナとチーズをラップした上にさらにチーズとアボカドとパクチーのソースがけ。これかなり美味しかったです!
サーフキャンプの皆さんと別れのハグを交わし再会を約束し行きと同じ、気の良いおっちゃんのタクシーで空港へ。ここで運よく雨が止んで屋根に積んだボードケースを濡らすことなく空港まで行けました。
チェックインでは英語ペラペラ、スパニッシュも少々のShinが交渉にあたりつつ、私はいつでも足首使える体制で重量検査。多少の超過料金で難なくクリアしたものの、
エアロメヒコ、昨年に引き続き今年も出発が遅れてなかなか搭乗のアナウンスが流れません。で空き缶の山、、残ったペソはここで全部使っちゃおうという勢い。
やっと出発。
ここからメキシコシティーまで2時間、トランジットに4時間、成田へ14時間。
長い長い帰路でした。
今年も最高の波に恵まれたサリナクルス。ここにはレベルを問わず楽しめる素晴らしい波が毎日コンスタントにブレイクしています。世界中を探してもなかなかここまで波乗り漬けになれる場所もそう多くはないでしょう。そして最高のホスピタリティーを持ったサーフキャンプ、そして美味しい食事。少し遠いですが日本で乗る何年か分の波に1週間で乗れます。ぜひみなさんも!
メキシコトリップのバックナンバーそして昨年2015年のメキシコトリップはこちら から。
2014年のエルサルバドルトリップはこちら からご覧いただけます。
This Trip Was Arranged by GEEKOUT TRAVEL
2016/09/30
MEXICO TRIPその6
前回までのバックナンバーはこちらからご覧いただけます。
http://ride-surf.blogspot.jp/search/label/MEXICO
シエスタから目覚めるとものすごい豪雨、風もすごい。午後のラウンドは初のノーサーフ。
夜は初の外食にトライ。サーフキャンプがある丘の上から少し下るとすぐ町。サリナクルスの町はかなり賑わっています。治安はと言うと夜の一人歩きも出来るくらい安全だそう。私たちはシーフードが美味しいレストランに案内してもらいました。
どれも美味しそうです。
こちらを頼んでみました。
右の蛸は特に絶品!ビールがすすみすぎる逸品。
何を頼んでも外しがないという確信を得ました。メキシカン最高です。その後はしこたま飲んで、、、
満腹でぐっすり眠った翌朝、まずは前日と同じポイントへ。
相変わらずの500Mのブレイク、サイズは胸くらい。セットは頭~
安心のサンドボトム、浅いサンドバー沿いのブレイクは前半やったポイントより速目でスピードに乗るためより技が決まります。
Shin、板はPlusalpha Surfboards これ全て1本の波。7発くらいラウンドハウスカットバックやって最後にオフザリップ。ここは足腰鍛えてから行きましょう、、
馬に乗ってやってきたサーファー。1ラウンドやって馬で去っていきました。
私は貸してばかりでなかなか乗れなかったRyan Burch Squid5.6
長い距離乗る間に色々試したくなります。のけぞってみたり、、
普通にリップしてみたり。 スピードも速く、自由度満点のSquid、、Ryan Burch最高です!
セットはご覧の通り!歩いてピークまで戻れるのでパドル筋もつかれません。
もう勘弁してくださいと言うところまでやって昼過ぎ。
遅めのランチに戻ると サクサクチキンに謎の絶品ソース。
この日も夕方はは大雨。私はキャンプ唯一の娯楽、卓球。何人かはお土産チェックに町へ~
皆さんプロレスのマスクやら激辛お菓子やらサルサソースなどビニール袋一杯に面白グッズを買い込んで帰還。流石のチョイスでした。
波乗り、ビール、メキシカン、ビール、メキシカン、麦焼酎、イビキと言うルーティーン。もう何日目か、、あれ明日最終日じゃない??そう。帰る日は突然やってくるのです。
その7に続く。
This Trip Was Arranged by GEEKOUT TRAVEL