craft pistachio bonzer
お気に入りのミッドレンジをご紹介いたします。
craftの字原さんにお願いして削っていただいたPistachioのBonzerバージョンです。
7’8 21 5/8 3
シングルフィンや2+1、ツインまでもOKな万能プラットフォームに敢えてBonzerボトムを組み込んでいただきました。
もともととても乗りやすい人気のモデルですが字原さん流のボンザーボトムを組み合わせる事でとてもスパイシーな乗り味に変化いたしました。
詳しい説明の前に字原さんをあらためてご紹介。
1980年代前半あのLightning Bolt Japan Teamの一員としてYUと共にプロサーファー/シェイパーとして活躍。自ら削った板でパイプラインにもチャレンジしハワイでもそのシェイプが高く評価されました。
1982年のSufing Classic紙から。
以来長年にわたり「スピードは全てを可能にする」というコンセプト通りの板を削り続けています。
さてPistachio Bonzerのデザインに戻りますが他の日本人シェイパーではあまり見ることが出来ないくらいのフラットなスピードロッカーを持ち、ボトムはわずかなロールから始まり緩いVが続きます。後半から始まるボンザーコンケーブとオリジナルテンプレートのボンザーフィンが水の流れを引き込みセンターフィン以降はテールエンドに向かいストリンガーを挟んで流れを二手に分け水を急激に放射状に放ちます。
緩いロッカーながらわずかなロールやVにより水離れも良く、センターのスィートスポットにポジショニングすると小さい波でも非常に高いスピードで滑走してくれます。そしてスピードに乗った状態からステップバックしターンに持ち込むとテールの放射状のVeeコンケーブが一気に作用し、思っても見ない反応の良さで加速しながら方向を変えてくれます。
乗り繋ぎ性能も抜群でフラットなセクションでも推進力を失わずインサイドまでつなぐことが出来ます。
サイドフィンの効果もありバックサイドも最高。
似た雰囲気の板としてRyan LovelaceのThick LizzyがありますがそちらのレールはかなりシャープでTri Planeのボトムと相まって、押しの弱い波ではバランスを崩しレールが潜ってしまう事もあります。
7’4 Thick Lizzy
3inchあるセンターの厚みからナチュラルにテーパードしていく字原さんのレールは敏感に波の情報を伝えてはくれますが引っかかってしまう事は無くとても扱いやすいシェイプとなっています。
どなたにでもお勧めできるユーザーフレンドリーな扱いやすさの中にもしっかりとフィーリングを感じられるミッドレンジボードPistachio Bonzer。
オーダーは常時受け付けています。ご相談をお待ちしております。
こちらも最近はまっているShade At Motion S.A.Mのハット。オーストラリア、バイロンベイでは88クルーはじめたくさんのサーファーに愛用されています。フィット感も最高です。ツバと後頭部のフラップも視界を邪魔する事なく日陰を作ってくれます。長年のサーフィンで目がやられている私、この夏はこれで目の疲れも軽減できそうです。
もうすぐRIDEでの取り扱いが始まります。是非お勧めいたします!