Christian Beamish
Surfer / Shaper / Sailer / Writerとユニークなプロフィールを持つChristian Beamishをご紹介。
photo:Todd Glacer
Sanata Barbaraをベースに冬は大波で知られるMaverick’sを自らシェイプしたユニークなTwin KeelのGunでDrop。また、ガレージで自作した18-footのボートでBajaまで遠征し、その冒険紀を一冊の本にまとめPatagonia Bookからリリースしています。
以前はThe Surfer’s JournalのEditorとしても活躍し、現在も度々同紙に寄稿しています。
ちょうど今リリースされているThe Surfer’s Journal日本版10.2にサイモン・マードックらとそれぞれのツインフィンを携えBajaに旅した記録を「ツインフィン雑記録」として寄稿しています。ぜひご一読ください。
Christian BeamishがシェイプするSurfboards Californiaのストックボードがこちら。
左からOld School Twin5’10, 6’2。Rifle Ranger7’4。King Fish7’7です。
Old School TwinはMRのセオリーどうりワイドポイントをセンターから6インチ前方へ、ウィングをテールから8inch前方にセット。ボリュームがあり素晴らしいパドルスピードを持ち、ポシティブなドライブを効かせられるレールを備え、ダイナミックなオールドスクールパワーサーフィンが楽しめます。
Beamish本人のライディング。パワフルです。
私も80’sっぽくエアブラシで6’4を作りました。
先日早速千葉で試しました。幅が20ジャストと私としては細い方ですがパドルスピードが早く驚きました。
Simon Jonesから影響を受けて作ったというRifle Ranger。チャンネルはさほど深くなく様々なコンディションで楽しめます。ノーズのロッカーもしっかりありますがやはりボリューム満点ですので余裕の走りが期待できます。
一番右のKing Fishはもっともメローなロッカーでミニグライダー、セミガンとして機能します。ツインキールのガンという領域はPat CurrenとBob SimmonsのデザインをミックスしたというBeamishオリジナルなコンセプト。実は私、ここにもっとも興味があり取り扱いを始めました。そしてボート作りのノウハウから得たアイデアや航海の経験も彼が削る板には上手くミックスされているようです。
カスタムオーダーも受け付けています。King Fishのもう少し長めも楽しいかと思います。
もう少し板のテストをいたしましたら改めてレポートさせて頂きます。