True Ames Fin
なかなか終息方向に行かない新型コロナウィルス。思いっきり波乗りできる日は来るはずでしょうからそれまで楽しく待ちましょう!
この時期、ゴールデンウィーク前ですのでこのタイミングに合わせて注文していた商品がRIDEにはどんどん入荷してきております。
先日もはTrue Ames Finが大量に入荷いたしました。フィン選びには経験が大事になります。私は今までたくさんの板に様々なフィンを試してきました。店頭ではいつもそんな話でお客様と盛り上がってしまうのですがただ今実店舗は休業中。このブログにて皆様のお役に立てるかと思い今日はフィンについて筆をとりました。おうち時間の暇つぶしにどうぞ。
Greenoughの4A。新色のグレー、良いですね!4 Aと言えば幅広めのベース、くびれたウェストからレイクしたティップへと美しいデザインですが、私は主にテールが広めな長めのミッドレンジやピギーなアウトラインの66年あたりの雰囲気のオーストラリアンログなんかに使っています。
ベースが広いので安定感があり、レイクしたティップがドライブに効きます。万能ですが、ピンテールやテール幅の細い板にはあまり向かないです。ワイデストポイントが前方の板より真ん中や少し後方にあるような板にはバッチリです。テール広めには少し長めを選ぶと良いです。
Yater ClassicとL-Flexはどちらも立ち気味で近いデザインですが乗り味は真逆になります。
どちらもベースが広くなく、立っていますので板をスイングするような動きのピヴォットターンはやりやすく、かなり気持ちよく決まります。Yaterは硬めでレスポンスが良いので波に力があるときにもしっかりとコントロール出来ます。板を寝かしてドライブしたときにもターンのパワーをスピードに変えてくれます。一方のL-Flexは少し細く、先に行くほど厚みも薄くなり柔らかめ。ターンのリリース時のスプリング効果が感じられ気持ち良いですが、波にパワーがあるときには少しデリケートに感じる時もあります。
Yater Classicは私にとっては無いと困るマストなフィンです。大概のシングルフィンミッドレングスにはこの8.5か9ををまずセットします。この何気ない形が実は一番間違いない、、見れば見るほど美しい。これ1本で頼りになる私には基本のフィンです。ちなみに8ft代のピンテールのミニグライダーにもこのフィンの7.5か8あたりの小さめが合います。Skip Fryeのフィンも同様にミニグライダーにはとてもマッチします。
セミガンなどのピンテイルや2+1となると下の画像の感じが必要になります。細いテールには高さが必要になりませんので太くて短いものが合ってきます。
下段Tom Parrishは古い人はご存知Lightning Boltのシェイパー。YUのセミガンもRich PavelのRace Trackerなどのピンテールのシングルフィンにフィン付属でとお願いするとはこの下段右と同じテンプレートのものが付いてきます。私はTravis Reynoldsの6’8Widow Maker2+1のセンターフィンにもTom Parrishの6.5を使用しています。Bonzer Finも近い形になります。NealさんのDuoはどの長さにも7.0のフィンが2枚ですが、小波で短いレングスの時などはBonzerの6.75とか6.5を2枚付けるのも良いと思います。下段左のCut Awayタイプはよりピヴォットターンの動きを求める方におすすめ。スイングウェイトが軽くなります。2+1のセンターやボンザーにもお勧めいたします。Alex Knostもボンザーによく使っていますね。
そしてPower Blade Finも全サイズ再入荷。Power Blade FinについてはあらためてEllis Ericsonのエッジボードと一緒に説明いたします。
Future、FCS用も各種入荷しております。
今回紹介したTrue AmesのFinはこちらからご購入可能です。
https://www.ridesurf.net/product-list/405
サイズなどご不明な点など、お問い合わせなど5/6までは13時から18時までお電話かメールで対応しております。ただいまオンラインショップは¥3,000以上で送料無料です。ぜひご利用ください。
次回はツインについて少し。と考えています。