2018/08/03
先日の定休日は
先日の火水と鹿島方面へ。
お借りしているVOUCHのテストボードを試してきました。
テストボードは2本。7’6のevoと5’11のvish。
evoはロールボトムのエッグ。ナチュラルについたロッカーと癖のないやや丸みを帯びたアップレール。先日の鎌倉でかなり良い感触でした。テイクオフもとても早く、荒れた面でも乗りやすく、レールが引っかかることも無く波に馴染みきれいに乗り繋げます。
今回はサイズもあったのでvishの方を試してみました。
ポイントに着きしばらく波を眺めていると予報通りにオフショアにチェンジ!
波最高になってきました。そして無人。何とラッキーな。
テイクオフも早く、スピードも出て動きも軽いです。クラシックなKeel Fishに比べ少し絞ったテールとナチュラルについたロッカー、コンケーブがノーズ付近から入るボトム、マイルドなレールなどのバランスがとても良く、自由度の高いラインで楽しめます。
レフトも良いことに気が付き、バックサイドもテストライド。
いやー、すばらしい。
フレックスの効いたグラスのキールフィンとやや絞ったテールのシェイプが素晴らしく機能しバックサイドも気持ちよく楽しめます。
全体的にはThomasのFishにとても似た感じです。
初乗りにしてもう馴染んでしまいました。Paul Hutchinsonさんが削るVOUCHはどの板もとても乗りやすく、乗り手の波乗りを一段上にそっと引き上げてくれる感じです。
日が暮れてなお良い波が、、
翌日、昨日やったポイントは激込み、、
ちょっとサーチ。良いところありました!河口のような、吸われるように掘れる波。
メキシコのポイントブレイクにも似た波質。
炎天下、mandaしっかり塗って長めの1ラウンド。
板は6’10のPavel Race Tracker。掘れる波でも余裕を持ったテイクオフが楽しめ、波が良かったせいもあり、ピンテールにもかかわらずかなり動きも軽いです。深くレール際を掘ったようなコンケーブでエッジが立ち、サイドバイトの役割を果たしている感じ。前気味に立ちドライブを効かせるるも良し、後ろ足を下げて踏み込めばシングルフィン独特のピボットターンも楽しめます。
夕方は昨日のポイントにまた戻り、もう1ラウンド。
グッドバイブスな方との新たな出会いもあり、楽しい夕波でした。
夏本番。海も混んでいますが譲り合って楽しい波乗りを!
2018/07/22
宮崎へ
オーストラリアに引き続きまた旅のブログとなりますが、、
入荷情報など、店の情報はインスタグラム ridesurfandsportにタイムリーにアップしておりますのでお手数ですがそちらでチェックいただけると幸いです。
梅雨明け前の大雨で多分河口の地形が決まっているかな?と想像が膨らみ、、
火、水の定休日に一日お休みをプラスさせていただき三日間の宮崎トリップへ行ってきました。
フライトは1時間ちょっと。
4時半に家を出て9時には海に浸かれます。
想像した通り梅雨明けの宮崎は地形がばっちり決まっていました。
高気圧のヘリ沿って吹く風による波長の長いうねりは優しくメロー。
ですが来る波来る波、長ーく乗れます。
柔らかめの波で回りがロングボードの方ばかりのコンディションでも6’2のmandalaエッジボードがあれば最高に楽しめます。高速で走り、厚いセクションも乗り繋げ、パワーゾーンが現れればリッピングもできます。旅には必需品の1本になっています。
たっぷりやってのランチはごぼ天うどん。
最高です。
早めにいつもの古民家にチェックインさせていただき
昼寝からのお世話になっているS & Yさんへ。
心地よいジャズを聴きながらおいしいコーヒーをいただき次の夏ものの打ち合わせ。
朝も連絡を取っていないのに海の中で自然に合流出来て夕方も日が暮れるまで波乗りに付き合っていただきました。
海から上がって着替えるともう8時。ここは日が長い、、
軽くシャワーを浴びてお約束の鳥萬へ。
焼酎のボトルが空いてしまう程がっちり語り合い、、初日から大充実でした。
2日目も昨日と同じポイントへ。
すると以前店に来ていただいた方と突然の再会。串間の方にステイされているそう。波を求めて北上してきたそう。
グッドバイブスの皆さんと素晴らしい波で最高に楽しいセッションとなりました。
ランチは今日もうどん。
満腹になり、眠い目をこすりながらも2ラウンド目の場所を求めて今度は私たちが南下。
結局先ほどセッションした彼らがいる串間まで1時間半ドライブして、、また合流出来ました。
潮の良さそうな時間まで少し間があったので次回の訪問時の参考にと、Tagiri Hotelを見学させていただきました。
素敵すぎます。さらに温泉付き。
古民家とこちらにステイしてサーフキャンプやろうかと考えています。
右の方がここをリノベーションされたKさん。
ご自宅にも案内していただきました。
古い家をリノベーションし、ご自身で建て増しして作ったそう。素晴らしい。
さて、そろそろ海へ。
海へ続くトレイルも楽しいひと時。
Tagiri Hotelの裏のビーチを貸し切りでセッション!
板も皆でシェア。
今回の旅の友は3本。
6’6のVouch Displacement Hull, Tappy Twin Pin4channel7’4にmandala Edge6’2
Kさんはmandalaのエッジボード。
2日目もばっちり楽しめました。夜はまた鳥萬へ、、ルーティーン化してます。
最終日。少し小ぶりになりましたが無風に!
昼過ぎ、潮も引いてきて形が良くなりほぼ無人に!
とりあえず昼は弁当で済ませ、めったにないチャンスなのでぶっ通しでやることに。
福岡から来てくれたスノーボーダーの大神君。この二日間で急成長。
たっぷり楽しんだ頃に何人か入ってこられたのでここで切り良く終了。
今回も3日間通して最高の波がブレイクし続けてくれました。
新しい出会いもあり、とても良い旅になりました!
まさにLife is good!
2018/06/17
VOUCH SURF
先日のオーストラリアトリップで発送をお願いしていたVOUCH のデモボードが届きました。
左から5’10 Displacemant Hull 2+1
6’6 Displacement Hull
7’10 Rolled Vee #2
早速WAXを塗り今朝の鎌倉へ。
3本乗る予定でしたが、、
最初に乗ることにしたこのRolled Veeの調子が良すぎて他の板に変えられず、、他の板のレポートはまた次回に。
Rolled Veeはノーズからテールまで程よいくロールしたボトムとピンチーな50/50〜60/40レールに幅広目なスクエアテール。フィンはハル用のフィンなどを多く手掛けているmade in USA Fibre Glas Fin Co製、velzyタイプのvolan flex VOUCHオリジナルフィンが ぐらつきの無いように しっかり調整されたkumanofinsystem 仕様で付いて来ます。
オリジナルはHot Generationにも出てくるMctavishシェイプの67’年のTracker。シェィパーのPaul Hutchinsonは当時のVパネルを嫌い、Rolled Veeにしましたがが、 とても扱いやすく、かつ高い性能を持った板としてシェイプされています。
今朝の波で試しましたが、テイクオフ、滑走スピードともにとてもはやく、ロールボトムは切り返しの反応も良く、掘れたセクションやスティープなテイクオフでも薄いレールが引っかかったり、ノーズが刺さるのを防いでもくれます。小さい波から楽しめるグライド感とホットドッギングな操作感が楽しめる最高の板でした。60年代後半のshortboard evolution時代の感覚をぜひ感じてください。
こちらの板も含めデモボード3本、貸し出しもいたします(有料)。ぜひお試しください。
ライドではmade in Byron BayのVouch Surfboardsの取り扱いを開始いたしました。 オーストラリアのByron Bay付近に移住したGeorge Greenoughの影響も多く残るこのエリア。VeroテンプレートのDisplacement HullなどVOUCHの様々なモデルにもその影響が見れます。
カリフォルニアのそれとまた一味違った、ある意味その時代をリードしていたオーストラリアのトランジッション時代のシェイプをほうふつとさせる各モデル。カスタムオーダーも受付を致します。ご興味ございましたらぜひ柴田までご相談ください。