Paul Witzig Trilogy

サーフィンの歴史的な瞬間を数多く捉えたPaul Witzigによる3部作を一つにまとめたTrilogyが入荷いたしました。

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時代は60年代後半から70年代前半オーストラリア。オーストラリア独自に最も進化したロングボードの最終型〜ショートボードの誕生〜多様化するサーフボードのした様子が克明に映し出されています。

まず、1967年作のHot Generation。

ショートボード革命前夜、1966年のノーズライディングの映像からスタート。ショートボードの始まりとされるNat Youngが1966年のサンディエゴでの世界選手権において9’4のMagic Samで優勝するシーンも収められています。また伝説となっているホノルアベイでのNat Young、Bob MctavishがVボトムに乗るシーンは彼らとDick Brewerとの出会いによりショートボード革命が加速して行くきっかけともなりました。

そして1969年Evolution

さらに時代は進み、革命は次の世代へ引き継がれて行きます。天才サーファーWayne Lynchはサーフボードもマニューバーも別の次元へ引き上げました。今見ても素晴らしいそのサーフィン、サーフボードは数多くのシェイパーに影響を与え続けています。Ryan Lovelaceのv.bowlsやJoel TudorがMandalaのManyさんに製作を依頼したClan destinoなど現在でもWayne Lynchの影響が見て取れます。またTed SpencerがGreenough Spoonから影響を受けて造った当時としては極端に短いStand Up Spoonも確実に機能している様子が収められています。

1971年Sea Of Joy

サーフボードデザインはさらにリファインされ深いチューブライディングが可能に。同時に未開の地、まだ見ぬ波への探索が始まりました。ヒッピー文化と同調し、ひげを生やし髪を伸ばし始めたサーファー達は世界の奥地へ。そんな時代を映し出したレイドバックサーファー達必見の作品です。

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またサウンドトラックも映像に合わせて演奏されています。特にSea of joyのサイケデリックなインプロビゼーションはこの作品のもう一つの魅力となっています。

映像は全てデジタルリマスター済み。多くのサーフボードデザイナー達に影響を与え続けているショートボード革命の瞬間を映し出したこの歴史的作品はマストハブ。皆様、ぜひご覧ください。

オンラインショップからもご購入いただけます。https://www.ridesurf.net/product/11800

Stephanie Gilmore/Gerry Lopez

Alex Lopezシェイプもオーダー可能です!

What are you shaping for..

昨年のOn the edge of a dream Japanツアーを共に旅したKeitaさんから新しいショートムービーが届きました。

Andrew Kidmanのシェイピングフィロソフィーを感じます。ぜひご覧ください。