Josh Keogh Fins, Liberator 6’10

オーストラリアの老舗フィンカンパニーのSOAR社製、Joshua Keoghのオリジナルテンプレート、フォイルのツインフィン、キールフィンが入荷いたしました。

IMG_2289

下からSmall Twin。前回も入荷したJoshならではのかなり小さいTwin Finです。Channelのようなフィンの代わりにスタビリティーを増すような仕掛けがある板にはフィンは小さくても良いというJoshの考え。より速く、回転性も増します。FISHの場合、5ft代半ばくらいまでは板自体がルースですのでキールの様にスピード、ドライブ重視のFinの方がバランス的には合いますが5ft台後半から6ft台となると一般的なFishはストレートラインが伸びますので曲がりにくくなります。そこで回転性を増すためにはTWINと言われる様なMRタイプのフィンを装着すると良い結果が出ます。さらにこのJoshのSmall Twinを付ければポケットでのタイトな動きもできる様になります。

1Q9A02931Q9A0294

上の写真は6’4のM2。オンフィンですがSmall Twinと同じテンプレート、サイズです。ご覧の様に良く曲がってくれます。

波が胸オーバーのコンディションで思い切り板を傾けてターンすると抜けるんじゃないかと少し不安になってきます。そんなコンディションの時にはフィンの写真中段の今回新発売のレギュラーサイズのTwinが良いでしょう。

スモールツインの新しい世界は魅力的ですが一つしか持たないならばレギュラーの方が良いと思います。普通のサイズのツインをお持ちでしたらぜひスモールをお試しいただきたいです。またJosh曰く「small twinで不安を感じる様ならもっとレールを使うと良いよ。Believe the rail!」とアドバイスしてくれました。

重ねてみるとだいぶサイズが違います。

IMG_2284

同時に届いた私のLiberator 6’10 Twinに付けてみました。バッチリな感じです。

IMG_2259

今回入荷の6’10 Liberator。

IMG_2234 IMG_2236

IMG_2243

StockもありましたがSoldとなりました。Liberator 6’10につきましてはテストライド後に改めてレポートいたします。

Logo Teeも入荷いたしました!

IMG_2348 IMG_2351

2021分のカスタムオーダーも開始いたしました。来年も限定本数での製作となります。オーダーはお早めにどうぞ。

Ryan Lovelace Test Session

先日入荷したカスタムオーダーのRyan Lovelace。

IMG_1917 IMG_1919 IMG_1910 IMG_1911

初上陸のFM、定番のThick LizzyとV.bowlsが入荷。

私がオーダーしたThick Lizzyの7’4とFM 6’10も届き、波に恵まれた先日の湘南。3日間乗り倒してきました。

IMG_2025

フィンセッティングはこんな感じ。

1Q9A2774

初日、水曜日の波は最高!まずは麻子がThick Lizzy、私がFMにトライ。

1Q9A28441Q9A28501Q9A2852

1Q9A2747 1Q9A2740

麻子はもの凄いスピードでセクションを走破していました。そのスピードとフィーリングの素晴らしさに感動していました。写真はありませんが潮が引いて波が掘れていた時間帯にはハイラインを疾走していた姿が目に焼き付いています。

FMは写真はありませんがインスタに動画をアップいたしました。ぜひご覧ください。少し厚めな胸くらいの波でしたがカットバックでよく板が回ってくれて気持ちよく乗れました。

FMはワイデストポイントがやや前方にあり少し絞ったテールは美しいシングルフィンのようなアウトライン。ナチュラルなロッカーはパドルスピードも早く、巻きもやや重く仕上げられていますので一度ついたスピードがキープされ、動きもクイック過ぎる事も無く、やや薄めのレールが波のフィーリングを最大限に伝えてくれます。テールに仕掛けられたボトムデザインとフィンシステムによりパワーのある波でもグライドする気持ち良さを保ちながらしっかりマニューバーを刻めます。

Ryanは「FMは波が良い時にオススメでパワーがある波の時にはどれだけハードにレールをプッシュしても板が答えてくれてその素晴らしさにきっと驚くよ」と教えてくれました。他にはなかなかないタイプの板でグライドとマニューバーのバランスが素晴らしい1本です。6 ft台後半ではTappyさんのMOD ThrusterやTravisのWidow Makerなど良い板がたくさんあります。動きの軽さはそれらに譲りますが、グライドする感覚ならFMといえば伝わりやすいかと思います。早く大きな波で試してみたいです。

さて再びThick Lizzy 7’4。波が少し下がった木曜日。

1Q9A31191Q9A31391Q9A3154

FMよりさらにロッカーがフラットでテイクオフがとても早く、Tri Plane形状のボトムとVの組み合わせで抜群のスピードを誇りつつ、ワイデストポイントがセンターにある事とVによりレールからレールへの切り返しもクイックでノーズの動きが軽い。ナチュラルにコントロールできるミニグライダー。ひたすら気持ち良い板です。余裕があって力が抜けたリラックスした状態で楽しめるのでさらにライディングが良くなります。

1Q9A30021Q9A30091Q9A30191Q9A30361Q9A30381Q9A3050

1Q9A3526

レールはRyanらしく薄めでこの板もやはり波のFeelingを存分に伝えてくれます。

翌水曜日はさらにサイズダウン。それでも楽しめるThick Lizzy。もう1本7’8とか7’10位も欲しくなってしまいます。

1Q9A3631 1Q9A36341Q9A3639

1Q9A4250  1Q9A4262

ハンドシェイプにこだわり多くのバックオーダーを抱えているため1年ほどかかる納期、一旦追いつくため10/9から春までオーダーをストップするとの連絡がRyanから届きました。RIDEでも10/9までオーダーを受け付けます。ぜひご相談ください。

参考に動画もご紹介いたします。ぜひご覧ください。

FM

Thick Lizzy