オーストラリアトリップその2

翌日、ロングボード向きのメローなポイントブレイクが良くなりそうだからと。

シャイマが案内してくれました。

DSC01136

とは言え胸肩セットは頭くらいあります。南極からのうねりは強弱ありつつも途絶えることなくいつも届く様で、風さえ合えばこのエリア、トーキーには30分圏内に数え切れない程のブレイクがあります。ベルズばかりが有名ですがこのような波のスポットも多く存在するのです。クイックシルバーやリップカールなどの本拠地でもあり、古くから波乗りが盛んであった理由もわかります。

IMG_1259

このポイントにはShyamaがサポートしているチームライダーのロガーたちも集まってセッション。私も9’10?のグライダーをテストライド。

DSC01138

どこまでも乗りつなげるグライダー。コントロールもしやすいシャイマのシェイプは最高です。

昼にはCabinに戻りランチタイム。

IMG_1354

風が吹いたらベルズ周辺のトレッキングルートを散歩。

IMG_8507

IMG_1398

IMG_8473

翌日は1時間ほど走ったところにある隣町Lornへ。

スクリーンショット 2024-04-24 15.12.02

ここも無数のブレイクが。

リバーマウスとポイントのミックススポットで1ラウンド。

スクリーンショット 2024-04-24 14.45.45

私は6’10のmini glider。ShyamaはGlider。

スクリーンショット 2024-04-24 14.46.47

日本のトリップで影響を受けて使い始めたというボードスタンド。

物を大切に扱うシャイマです。

サイドオンショアが吹いていましたがしっかりとフェイスが張った良い波で岬沿いにロングライド出来ます。

スクリーンショット 2024-04-24 14.49.34 スクリーンショット 2024-04-24 14.51.24

グライダーとは思えないマニューバーを描けるのがシャイマのグライダー。ピボットではなくレールを使ったターンが楽しめます。

6’10も調子良く、日本の波にもマッチしそうです。

スクリーンショット 2024-04-24 15.06.46

合流したDarcy Day(左)はシャイマの良き友人でシェイパーでありシャイマの板のサンディングも手伝ってくれています。波乗りもめちゃウマでした。

スクリーンショット 2024-04-24 15.10.48

風が強くて波乗りができない日があって

IMG_1262

お母さんのスタジオでヨガのクラスを受けました。

ちょっときつめでしたが、、

IMG_1264

オーストラリアはどこの街でもオーガニックフードを販売する店が必ずあります。とても良い環境です。

レストランはまあまあ高いので自炊メイン。

IMG_1410

普段はなかなかゆっくりする事がない私もここでは。

IMG_8403

IMG_8425

シャイマが貴重な板を見せてくれました。

IMG_1297

Wayne Lynchの60年代のシェイプにアーティストであるシャイマのお父さんがペイントしたもの。数本シェイプされたレプリカの内の1本という事です。Wayne Lynchが10代の頃、エルロロと360°ターンをするためにシェイプしたというエピソードが残っています。ノーズにはジミ・ヘンドリックスのデビューアルバムのタイトルが書かれています。

シャイマのお父さん世代がこの地でショートボード革命を始めた当事者たちでもあります。たくさんのストーリーが語り継がれシャイマたち若い世代のシェイパーたちにもそのスピリッツは引き継がれ今もそのシェイプに宿っています。

初めて訪れたトーキーの街には長い時間をかけて作られたサーフカルチャーを感じる事ができました。明日はこの地でのサーフィン最終日。そしてエリスのいるニューサウスウェールズ州ノースコーストへ。

その3へ続く。

オーストリアトリップその1

3月中旬、Shyama, Ellisに会いにオーストラリアへ。

IMG_1219

何度もオーストラリアへは行きましたが今回は念願叶ってベルズビーチで有名なトーキーへ。

水が冷たいのでは?とかいつも波がデカイのでは敬遠していましたがどうやら初秋くらいまではブーツもいらずにできると。またロングボード向けのうねりを交わすところもあるからとShyamaに聞き決心。

IMG_1220

ケアンズで一度乗り換えエルボルンに到着!実は今回板無しという新たな試み。テストボードを借りる手筈。

IMG_2765

来日以来6ヶ月ぶりに会うShyamaは髪が伸びていました。

まずは腹ごしらえ。カフェ文化が盛んなメルボルンのダウンタウン。美味しいベジタリアンフードが食べきれないくらいのてんこ盛りでした。

大都会です。この少し危なそうな感じはかなり好きです。

IMG_1225

音楽やグラフティも盛んなアートの街でもあります。そして1時間弱のドライブで大自然の中へ行けるのも魅力。

IMG_2772

Shyamaのお母さんはメルボルンから1時間ほどのベルズビーチのそばでヨガスタジオを運営しています。

その敷地内にシャイマのシェイプルームとゲストハウスがあります。

IMG_1284

素晴らしいゲストルーム。

ステファニーギルモアもベルズの大会期間中に泊まったとか。

荷物を下ろしシャワーを浴びてさっぱりしたところでシェイプルームへ。

IMG_1459

シェイプルームの入り口には建設中のショールームも。

IMG_2766

ショールームは完全に出来上がっていませんでしたが綺麗な板がたくさん並んでいました。今回シャイマのところには一週間くらいの滞在ですが、まずはその間借りるテストボードを選びました。

IMG_1289

板選びが済み、早速波チェックへ。初ベルズは風が合っていなかったものの無人で頭くらい。前日がThe Dayだった様で空いています。

DSC01078 DSC01080

私は6’10のウィングスワローシングル。

シャイマは黄色い6’3のSB Twin step up。

DSC01082

実は私が借りたのはおニュー。

DSC01108

波は厚く見えますが非常にパワフル。

DSC01089

何度も映像で見てきたクラシックポイントに入るのはとても緊張します。優しいシャイマが導いてくれました。

スクリーンショット 2024-04-23 17.07.41 スクリーンショット 2024-04-23 17.16.51

さすがはローカル。知り尽くしています。

スクリーンショット 2024-04-23 17.13.06 スクリーンショット 2024-04-23 17.15.04 スクリーンショット 2024-04-23 17.15.28

ウィングスワローはとても速く、コントロールもしやすく、シングルとは思えないグリップとドライブが楽しめました。シェイマの板に共通する特徴であるソフトなレールは引っかかりが少なく、ラフな面でも気にせずにコントロールできます。

長旅で体が重いですが海に入るのが一番。

自分にしたらとても良い波ですが無人。恵まれた環境です。多分これくらいのコンディションでは誰もやらないのでしょう。

素晴らしい初日を終え、明日からの日々を楽しみにぐっすりと大自然の中に佇むキャビンで眠りにつきました。

IMG_1470

その2へ続く。

Ryan Burch, Derrick Disneyストック入荷

今年初のRyan Burch入荷。

 IMG_2497

Ryan Burchを扱い始めて随分と時間が経ちました。一緒に鹿島に波乗りに行った時にはまだその存在もそれほど知られていない時代。すでにSquit Fishはシェイプしていて、初めて乗った時にはその性能にびっくりしたものです。今までのフィッシュに無い、ドライビーで縦に上がっていく感じ。そして良い波ではまるで生き物かのように感じるその乗り心地は素晴らしいものでした。先人たちから学びさらに自らの波乗りスキルと感性をミックスして出来上がるBurchにしか出来ないシェイプです。

今回入荷した個性際立つ4本。短い方はRound Nose Squid Fishの5’6と5’10。Squitの幅を広げ、テール幅も広くなりノーズはラウンド。スモールから楽しめる日本の波に適したモデルです。あまり短すぎると弱い波では扱いづらいのでやや大きめでオーダーした5’6。そして大柄な方や年齢を重ねて俊敏な動きは難しくはなってきたものの短い板の乗り味が好きなご年配の方でも楽しめる5’10。

IMG_2491

5’6はテールがフレックスする様ストリンガーレスに。

そして長い方はBig-O Squid Fish。7’6と7’10。

かなりしっかりとした胸下のボリュームがあります。が、ノーズとテールは比較的薄め。取り回しの良さが想像できます。スモールでもグライドし、トリムもイージー。

大きな波の日にはリーフブレイクでタイフーンセミガンとして使っても楽しいでしょう。サイドカーブのグリップでツインキールとは思えないターン時の安定感もあります。サイドカーブはテールエリアのボリュームも軽減してくれますので大きな波でスピードがついた状態でもテールを沈めやすく、コントロールしやすいデザインです。スノーボードの様な大きなラインを拾い斜面に刻むのも気持ち良いでしょう。

 

IMG_2492

Derrick Disneyのシングルフィンミッドレングス。Mini Gliderの6’10と7’10も入荷いたしました。

IMG_2498

IMG_2499

とてもシンプルに見えるシングルフィン。ボリュームも十分あり自重を生かしたナチュラルな落下が気持ちよく、それでありながらワイですとポイントを下げたアウトラインとロール、Vスライトコンケーブで構成されるボトムで、意外や意外。入力に対してクイックな反応も見せてくれます。スモールでは軽いスィングウェイトを生かしたシングルならではのピヴォットターンが楽しめ、大きなフェイスではレールを長く使ったターンも楽しめます。個人的にはシングルフィンミッドレングスでは現時点ではこのモデルが一番好きです。長く乗ることを考えれば価格もリーズナブル。黄ばんでリペアだらけになるまで乗り込みたいですね。

4/21まで1日だけですが延長したお得なストックボードキャンペーンに急遽仲間入りしたBurchとDerrickの6本。ぜひ!

オンラインショップからも21日までなら通常よりお得な価格でご購入いただけます。

a letter from Manny

6.1_VIMANA_2+1

次回入荷予定のストックボードの完成のお知らせがMandala Custom Shapesのマニーから来ました。メールでは彼が今とても気に入っているVimanaについて興奮した様子で語っています。またTwinzerも強くお勧めしています。サンフランシスコ時代の師匠からフィンプレイスメントの秘伝のレシピを授かっているマニーさんのツインザー。こちらもかなり調子がよさそうです。

私も最近では波に関わらずツインザーを使う機会がとても増えています。速く、グリップも良いのに程よくルース。この感覚は乗ってみないとわからないです。確実にコントロールできるという安心感があり小さな日からリーフブレイクの大きめまでカバーします。ライディングもハイパフォーマンスと気持ち良いグライドの両方のスタイルに対応してくれます。

以下マニーさんからのメールです。

こんにちは、コージ、

返事をくれてありがとう。 今日、プロモーション用と写真アーカイブ用に、いくつかのボードの写真を撮るつもりだよ。 トライプレーンのコンケーブは微妙に見えるけど、とても効果的なんだ! テストボードに乗るのはとても楽しいし、スピードと船体の感覚すべてが相まって信じられないほどだ!さらに、このデザインなら従来のディスプレースメント・ハルよりもずっとハードなターンを刻むことができる。 このボードには、Volanの9インチ・リドル・ナローベースのようなナローベースのフィンをお勧めする。

ここカリフォルニアではツインザーがとても熱くなっているので、日本の皆さんにもツインザー熱を感じてほしいですね! トゥルー・エイムズとポッサム・マガジンの人たちと新しいツインザー・フィン・テンプレートのビデオコンテンツのプロジェクトを進めているので、また近々お知らせしますね。

ありがとう!

マニー

あとは発送を待つばかりの次回入荷分です。カラーは全てクリアです。

6’3” Arc-Swallowtail Twinzer
6’5” Stubbie Twinzer
6’1” Vimana Hybrid Hull 2+1
6’3” Vimana Hybrid Hull 2+1
7’2” Jam Karet Twinzer
7’4” Jam Karet Twinzer

 

ストックボードキャンペーン開催!

ストックボードがお得に購入できる期間限定のキャンペーンを開始いたしました。

滅多にないチャンスですので是非皆様のご利用をお待ちしております。

IMG_2256

期間: 4/5より4/20まで

キャンペーン内容:

オンラインショップ

・お振込みによる決済の場合 →消費税、送料サービス。

・PayPalご利用クレジットカード決済の場合→elephant x Rideソフトケースサービス。

店頭

・現金でのお支払いの場合→

消費税、elephant x Ride ソフトケースサービス。

・クレジットカード、QRコード決済の場合→elephant x Rideソフトケースサービス。

サービスケースはオンラインではこちらでお選びして同梱、発送いたします。

店頭の場合はカラーをその場でお選びいただけます。

※カスタムオーダーボード、ユーズドボードはキャンペーン対象外となります。

ご不明な点などお問い合わせ下さい。