21-22 Snow展示会について
現在開催中の展示会ですがスケジュールに若干の変更が出ました。





現在開催中の展示会ですがスケジュールに若干の変更が出ました。
Ellis Ericsonがブランクスから製作しフルハンドシェイプするエッジボード。
今回は長めのサイズの魅力を探ります。
まずは一番人気の8’0 Tri-Plane Glide。
エッジボードの威力はテイクオフの早さから発揮されます。接水面が少ないので抵抗無くスルスルと進んでくれます。
トップスピードに乗るのもあっという間ですのでブレイクが速い波でも他のデザインに比べ有利に働きます。
小さな力のない波からも最大限の推進力を生み出し、
こんなショルダーが逃げていく様な波でもどんどん前に出てくれますので気がつけばとんでもない飛距離を叩き出してくれます。
ノーズ幅はやや狭く、薄くシェイプされています。ややピギーなアウトラインも手伝って頭の動きは軽く8’0には感じません。ターンやストールもイージー。レールは浮上している部分が多いので引っかかりも無くスイングします。
こんな事もやり易い。
下のO君のターンは7’2位に見えますがこれも8’0。
下は7’0のFirst Model。
photo:Kentaro Yokota
初めてエリスのエッジに乗った日です。正直衝撃を受けました。少し掘れたところから行きましたがシングルフィンとは思えない安定のテイクオフはエッジが斜面に噛みトレースしてくれるから。スピードも素晴らしくスープアプローチもご覧の通り、安定したハイスピードで泡を駆け上がり新しいマニューバーも楽しめます。
8’0同様、7’0はスモールから楽しめます。しかし本領を発揮するのは台風などのパワフルな波。
少し厚めなリーフブレイクですが水量がありパワーがありますので一つ上のギアに入りスピードによる浮上感を伴い動きも軽くなりより自由なマニューバーを刻み始めます。バックサイドのリーフブレイクでも驚きの性能を発揮してくれます。フィンは大きな波ではパワーブレイドの8.2や 8.5の硬めなノーマルフレックスもおすすめです。
一本あればかなりの幅を持って楽しめる8’0と7’0。スモール中心に考えれば8’0。大きな波も考慮すれば7’0。どちらも欲しくなってしまいます、、
4月末から5月はじめの次回限定本数シェイプ。7〜8月に出来上がり予定です。夏のトリップ用にぜひ。オーダーをお待ちしております。
3/24から31まで私達が自信を持ってオススメする2021-22S NOWギアの展示予約会を開催いたします。
展示ブランドはご覧の通り。
Green Clothingは3/25-29の展示となります。
ご予約のラストチャンス!皆様のお越しをお待ちしております。
先日の千葉某所。Medium The Brandの伊藤勝則代表と第一回のテストセッションをこっそり開催。
ショートレングスを試すのには絶好のコンディション。
Ellis Ericson Hotwire Red 5’11 / Katsunori Ito
エッジならではの物凄いスピードから深いボトムターン、リップ、チューブとやり放題です。テール幅が広くEPSの独特の浮力& Edgeでプッシュするのに少しコツがあり慣れるまで少し時間はかかるはずなのにすぐアジャストするあたり流石です。Hotwire Redらしいラディカルな波乗りになっています。
Joshua Keogh Monad 5’11 / Katsunori Ito
最早ロングボードの様な滑り出しからのクイックなファーストターンも決まります。
スナップする様なカットバックで取り回しの良さが確認できます。
早いセクションも高速でマニューバー。
5’11のFishでこの動きは反則です。 FinはキールではなくJoshのレギュラーサイズ。
Andrew Kidman GREEN 6’10 / Koji Shibata
サイズは小さくとも次々と出てくるやや掘れたセクションに置いていかれる事なく波の良いところを走ってくれます。気持ち良いです〜
先日Katsuくんが店に来てくれた時にこの板に興味を持っていただきました。「乗って見たいな〜」と言っていたのがきっかけでこの会を開催。この日、最初にGREENを試乗。私も海に入っていましたので残念ながら写真はありませんが余裕のテイクオフからボトムに降りきり深いボトムターンから走り抜ける様なリッピング、ラウンドハウスカットバックを一つの波で何度も繰り返し遥か彼方まで乗り継いでいく様が脳裏に焼き付いています。本人もストークしきりの模様でした。
Medium RPM 5’6 / Katsunori Ito
陸から見ていて波乗りが豹変したと感じたのがこのRPM。長さの違いもありますが最も軽快に走り生き生きとした波乗りを披露していました。
潮が引いて来てだいぶ波も早くなって来た時間帯を物ともせず超高速アップスーンダウンからリッピング、ラウンドハウスカットバック、スナップと自由度位の高いマニューバーを深いトラックを刻みながら繰り出していました。狭いスペースのポケットの中でもTappyシェイプのツインザーはレールがしっかり入り、ドライブしながらカーブしているのが印象的でした。開発段階でテールエリアのレール、エッジを改良し、特徴を持たせた事で可能になったマニューバーだそう。実は私も少し大きめでオーダーしてしまいました。
研究会、次回はミッドレングスの予定??
中盤のDerrick Disney格好良いですね!常にどちらかのレールでカーブしている様な止まらないサーフィン。低い姿勢で抱え込み抜重。見習います。
エンドロールのグライダーも良いですね。ぜひご覧ください。
Andrewへカスタムオーダーしていた板が先日届きました。
一番左が “Pink”。右三本が ”Green”。どの板もオーダー主のご要望に合わせてそれぞれカスタマイズされ、フルハンドシェイプされます。先日ご紹介したムービー “What asr you shaping for”でもマシンシェイプ、大量生産されるサーフボードについてのアンチな姿勢を暗に訴えているアンドリュー。LitmusやGlass Loveを見て育った私には実にしっくりくる感じです。今頃この板達を手にされた皆さんもストークの雄叫びを上げて楽しんでいるのではと想像してしまいます。
アンドリューの板が私の波乗り人生に欠かせなくなってしまったのはOn The Edge Of a Dream Japan Tour以来。それ以前も彼が削ったサーフボードは試したことはあったのですがそのボリュームに負けて楽しめなかったのが正直なところ。このツアーに彼が持ち込んだオリジナルのGreenやPinkに乗りストークし、感銘を受けたのが始まり。ツアー中は最初の2日間の四国を除けば普段のスモールサイズ。その中でも特に”Green”はエッジボード特有の快感を伴ってその威力を発揮し続けました。
四国初日、陽が暮れた後のチューブセッション。
二日目の素晴らしい波。
2週間のツアー中に日本各地の様々なポイントでテストライドを繰り返し相談しながら私の板をオーダーすることが出来ました。体格もアンドリューとほぼ同じ私にはこの6’10のファーストシェイプと全く同じ板が良いという結論になりました。
数ヶ月後、届いた板を各地でテストライド。
四国の海にも里帰り。テイクオフが非常に早いので余裕を持った波乗りが楽しめます。
湘南某所でもものすごいスピードを記録。
やや大きな波でもコントロール性能に長けたピンテールに二枚のGephart Finが最高です。
スモールサイズやバックサイドも最高です。
ついつい車に積んでしまう一本。
板にはシェイプサインの他に、聞きながら削ったミュージシャンとアルバムのタイトルを書き込んでくれます。
実は私、先日Long Fishをオーダーしました。どうやらNeal Young / After The Gold Rushを聞きながらシェイプしたようです。
日本ツアー中、常に助手席に座ってくれたアンドリューに様々な板やフィンについての意見を聞きながら旅をして回ったのでした。
その時によく話になったのがFishについて。Skip Fryeとも交流が深く、何本もSkipの板を試してきたAndrew。LitmusやGlass Loveの制作過程でDerek HyndやTom Curren達と共にFishについて研究を重ねていた時の話を遠い目をしながら語ってくれました。
現在もエッジボードの進化は止まりませんが、Ellisと共にある一定の成果は上がっています。そんなタイミングで先日AndrewにFishを削ってくれるか?と頼んだのです。今回お願いしたのは6’10のLong Fish。
ツアー中にもよく話題にしたのが長めのフィッシュのターンの難しさについて。「テールを絞ったのは良いがトライフィンはいただけない。3枚のフィンを取ってツインをあらためてグラスオンしたよ。その板を見てSkipはオーマイゴッ◯と嘆いていたけどね」と語っていたアンドリュー、、
今回の私のリクエストはナチュラルなコントロール性能も備えた速いFish。アンドリューは数日考えて返事をくれました。「よし。スキップの調子良い板があるからそのテンプレート、フォイルで行こう。でフィンをFutureにして色々試してみよう。」
Futureは少し寂しいけどまー俺のリクエストが機能寄りだからしょうがないか。とOKをだした数日後。「本当にFutureで良いか?Gephartで回転性が上がる良いテンプレートのプライウッドのフィンがあるからそれにしないか?」と。何かを察したAndrewから救いのメールが。「Sure!」という事で下の画像のようになりました。
後ろに立てかけてあるグリーンのFrye Fishが元ネタ。
これからMishさんのArtを入れてもらい、偉大なるMoさんがグラスして完成します。届いて海に浮かべるのが楽しみでしょうがありません。
サーフィンのヒストリーとアンドリューの経験が詰まった大切な一本を当店を通じて皆様にご紹介できることを誇りに思います。アンドリューは今年は35本しか削らないと言っています。ぜひお早めにご相談ください。
Always Off Shoreヘアのアンドリューと。
先日の湘南某所。Joshua KeoghのLiberator7’6 Singleに久々乗車。
photo @kazusolt
モモ腰のいつもの波を素晴らしい波に変えてくれる魔法の板です。ロングボードの皆さんと同じ位置で待つことが出来てなおかつ動きはご覧の通り。
photo @glide_ stories
テイクオフからトップスピードまであっという間に加速してくれて動きもクイック。一般的なシングルフィンミッドレングスより最大幅が後方に下げられ、ノーズは薄く削られ、ボリュームもスタンス間にありますので回頭性が高く、テールに付いた比較的強いロッカーでコントロールがとてもイージーなんです。
6’10は7’6に比べてテールのボリュームも少なめになり、ロッカーもやや足され、より水量の多いパワーのある波でもコントロールしやすくなっています。
先日入荷したカスタムの4本。左から5’7monad, 6’10, 7’3, 7’6 Liberatorです。Liberatorは今回入荷した2021シェイプからレールにファインチューンが施され微妙にシャープな感じに仕上がっています。
Liberatorは基本的に7’6と6’10がバランスの良いオススメのサイズとなりますが下の画像のような7’3もカスタムでオーダー可能です。ご相談ください。
Liberatorはシングル、2+1、Twinがオーダー可能です。
2021オススメカラーはこちら。
オーダーの納期は只今5ヶ月ほど。皆様からのオーダーをお待ちしております!