Ryan Lovelace v.Bowls Movie
Trevor Gordonは7’8、Ryan Lovelace本人は7’4。Ryan Burchは7’11で私は7’10。どの長さも最高です。お好みでどうぞ。
こちらはBryce Young。Ryan Burchから借りた板。
そしてv.Bowlsに乗るRyan Burch。
一瞬で最高速へ。動きもクイック。バックサイドもナイス。スモールから掘れた波まで。気持ちよく、中毒性がある乗り味をぜひ。
ストック近日入荷!
Trevor Gordonは7’8、Ryan Lovelace本人は7’4。Ryan Burchは7’11で私は7’10。どの長さも最高です。お好みでどうぞ。
こちらはBryce Young。Ryan Burchから借りた板。
そしてv.Bowlsに乗るRyan Burch。
一瞬で最高速へ。動きもクイック。バックサイドもナイス。スモールから掘れた波まで。気持ちよく、中毒性がある乗り味をぜひ。
ストック近日入荷!
一気にサンタクルーズまで北上した前回のお話しの続き。
前回のお話はこちらから。
トリップ5日目はゆっくりスタート。何せ前日走りに走って波乗りまでしたもんですから、、疲労MAX。だいぶ寝ました。
トラビスさんに連絡してみると今日はマザーズデーと言う事で色々と忙しいようで、「このポイントに行ったら良い波あるよ」と情報をいただき、そちらへ向かってみました。
途中こんな銅像がお出迎え。ハワイからカリフォルニアに最初に波乗りが伝わったのがここサンタクルーズだそうで記念のDUKE像がありました。近くに歴史資料館もあり街と波乗りが一体化している感じです。
トラビスさんに教えてもらったポイントに到着。「地形が完璧に決まっているよ」ということでしたがまさにその通り。まるでスコーピオンベイのような波がブレイクしていました!
ただし、かなり盛り上がっています。
スクールやらトラベラーやらでごった返しておりますが、皆さん笑顔で至って平和なもんです。100万人のテイクオフから乗り繋いでいるううちに徐々に皆脱落しミドルくらいからはだいたい一人になります。たまに左端に来るセットは無人。遥かインサイドまで500M位乗れます。サリナクルス以来の1分超えライド。こんな所があるんですね!冬の大雨で砂が出て、2月か3月位から毎年決まり始めて5月くらいには終わるというサイクルだそう。
実はこの先も波はまだまだ続いていきます。
Ryan Lovelaceから借りたThick Lizzyが最高でした。
イージーコントロールで、厚めのセクションも素晴らしく走りどこまでも乗り繋いでいけます。
この日はここでひたすらサーフィン。
この日の締めはこのポイントのインサイドにある桟橋の上のレストランでシーフード。フィッシュアンドチップスにビール。そしてこの絶品クラムチャウダーと素晴らしい1日となりました。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
翌日6日目の朝はいよいよTravis Reynoldsと待ち合わせ。
来日時に八王子でシェイプしてくれたとき以来です。
この辺りで育ったというトラビスさんのホームブレイクで待ち合わせ。波は再び届き始めた南うねりによってサイズを増してオーバーヘッド。遥か彼方、ニュージーランド沖のストームから届くうねりはかなりパワフル。
「あそこまで乗ったらあの岬の向こうまで行かないと上がれないからあの辺でやめといた方が良いよ」とアドバイスいただいたところまでで200M位は乗れそうです。
ちなみにJack O’nealさんの家の目の前です。
Koji、 板何乗る?
このスラスターも相当気になりましたが、、
未知の波でも安心のWidow Makerにしました。
自分の6’8より一回り大きくボリュームもある6’10。
旅先での疲れた体ではこれくらいの余裕がある板が最高。
トラビスさんはLiz風のFishでやると。5’5だったかな?
ちなみにこのWidow makerはこのムービーの時にBajaで作った板だそうで「地面でサンディングしたんだ」と教えてくれました。
みんなで波乗りしたので残念ながら写真は無し。私の頭の中にこの素晴らしいセッションの模様はしっかり刻まれています。アウトに出るタイミングを間違えると面倒臭いことになるのでかなり待って隙を見て一気にパドルアウト。大きな波でもトラビスさんははノーリーシュ。一回も流しませんでした。バックサイドで短いFishをうまくコントロールしてオフザリップやラウンドハウスカットバックを繰り出していました。私も借りたWidow Makerが調子よく何本か良いライドが出来、Asakoもロングライドを決めていました。
満足してシャワーを浴び、トラビスさんのファクトリーへ。
グラス待ちの板。RIDE行きもあります。
これはRyan Burchがここへ来た時に一緒に削った板だそうです。
70年代のLiddleのセミガンを見せてくれました。最近手に入れたようで嬉しそうです。
下はTravisさんのTunnel Vision。
「これKojiの店で流行ってるだろ?俺も削れるぜ!」と
11ft制作中。
これは最初に自分用に削ったStone Fruit。ミニグライダーです。
近くに住んでいると言うThomas Campbellのアートが入ったミッドレンジ。Hot ButterとStone Fruitのミックス。
Asymまでと、かなりバリエーションがあります。常時カスタムオーダーを受け付けています。ぜひご相談ください。
グラッシングもこなすトラビスさん。Rideに入ってくる板はほとんどトラビスさんが巻いてくれているそうです。
お好きなカラーはありますか?
実はお父さんはSan Clementeでサーフショップをやっていたと教えてくれました。その店のポスター。
EvolutionのWayne Lynchの写真を使うところがかなりイケています。主にLiddleを扱っていたそうです。
近くのShopをチェック。
アウトドアグッズもあり、奥にはTravisさんの板をはじめとしたナイスなセレクト。素敵なお店でした。
同じ敷地にあるカフェでランチミーティング。
食後に軽く山へドライブに。
サンタクルーズは少し走ればすぐにグリーンエリアがあり、同じカリフォルニアでも南の方とは趣が違います。
サンタクルーズ観光を終えファクトリーに戻ると、昨日のポイントで波乗りするならこれ試して見て。と8’6のStone Fruitを貸してくれました。
ポイントに戻ると少しサイズは下がりましたがまだまだ良い波。
Stone Fruit最高でした。skip fryeの8.5をセットしたこの板のスピードは素晴らしく、コントロールもイージー。日本のスモールウェイブでもかなり楽しそうですし、いざという時にも使えます。
夕方まで楽しんでもまだまだ陽が暮れません。
ホテルに帰ってシャワーを浴びて着替えてTravis夫妻とディナーに。
オーガニックな食材を使った美味しいイタリアンを一緒に楽しみました。奥様は二人ともYogaの先生ということもあり話は尽きず、、
旅も終盤。明日はまた南へ。
その6へ続く。
StephanieがNo.1に選んだのはSimon Jonesが削るMorning Of The Earth SurfboardsのFijiモデル。5ft代後半から6ft後半までのchannel twin pinです。世界最高峰のサーファーが選んだ板。とても気になります。
Morning Of The Earth Surfboardsと言えば、先日ブログで紹介したTorren Martynがよく乗っているのは7ftが代中心で幅も厚みも増したMassive。こちらもchannel Twin Pin。
Morning Of The Earth Surfboards。実はRIDEで取り扱うことになりました!ストックもすでにオーダーしております。ご興味ございましたら是非ご相談ください。
またこの中で最終選考まで残った板の中にAlex Lopezのシングルも!麻子もお気に入りのこの板。とにかくよく走ります。ムービーの中でもそのスピードにストークしているStephanieの様子も見れます。Alexも常時カスタムオーダー可能となっています。
先日の台風ウィーク。
EllisのEdgeboard7’0をテストライド。
いつもなら乗れないような所からでも水が板の下を流れるのを感じながら走り出してくれます。
グリノー氏直伝のロッカーは前方に強めに入っており、テールはフラット。上手く前方のロッカーを使ってターンをすると、ものすごい加速をしながらターンが伸びて行きます。そうです、あのSpoonでのグリノー氏のターンのイメージです。
エッジに沿って流れる溝がコンケーブの役割を果たし、レールに浮力を産み、レールが沈まないので抵抗にならず速い。そしてピンピンに立てられたエッジ部分がスノーボードのエッジのように海面をカットしカーブして行くのです。
丁度ロッカーが一番強いノーズから50cmくらいの所のエッジからスプレーが上がっています。
板が方向を変えたらフラットに戻し後方に体重を移しトップへ。気持ち良いです、、
掘れた所からのテイクオフもイージーです。
エッジが効いてとても安定しているので板を信頼出来てとても安心してメイク出来ます。
この日は台風のうねりが入り始めた日。やや大きめなセットも入り始めましたので場所を移して2ラウンド目。
パワーがある大きな波でも今まで乗ったどのエッジボードより安心して余裕を持ってテイクオフする事が出来ました。陳腐な言い方かもしれませんがネクストレベルです。
今までテールを沈めることでボトムターンをしていましたが、この板がレールを使ってボトムターンする事を教えてくれました。だいぶ慣れてきてエッジボードらしいボトムターンが少し出来るようになって来ました。
とても速く、エッジによるカービング感がビンビンに感じられつつ大きな波でもイージーコントロール。そして波乗りの奥深さを考えさせてくれるEllis=Greenoughの乗り味は病みつきになります。
今回の板は7’0。かなり回転弧が大きめです。長めの6’6や7’0で純粋にテイクオフや滑走スピードの速さを味わいながら大きなターンを刻むのも楽しいですが大きめな斜面が必要になって来ます。グリノー氏がSpoonでやっていたようなボトムターンからトップへ上がりラウンドハウスカットバックをフルレールで楽しむとなるとなると短めの5’8や6’2が良いでしょう。是非短めを選んでそんなマニューバーを夢見てトライしてみませんか?
Ellis Ericson Edgeboards。皆様からのご相談をお待ちしております。
For the past five years Ellis Ericson and Andrew Kidman have been working with George Greenough on the modern evolution of his Edge Board design.
Ericson and Kidman are both shapers; the book and film charts their journey as they work with Greenough to personalise their own equipment with a design George has been toying around with since the late ‘60s.
Shot in Australia on the North Coast of New South Wales it features the original venues Lennox Head and Angourie where Greenough’s innovative Edge designs were tested in the early ‘70s.
Morning Of The Earth Surfboardsに乗るTorren MartynのNew Movieです。
場所は間違い無くSalina Cruz。ニュースポットも出て来ます。それにしても彼の波乗りはヤバイですね!
ELLIS ERICSON SURFBOARDS取り扱い開始のお知らせ。
photo Andrew Kidman
この度、RIDEはEllis Ericsonとのパートナーシップのもと、輸入元としてEllis Ericson Surfboardsの販売を開始いたします。
この5年余り、エッジボードの研究、制作、テストライドにのめり込んでいたEllis。Andrew Kidmanと共に製作したOn The Edge Of A Dreamでその過程を余すところなく綴っています。
全ての始まりは1960年代中盤のGreenough Velo Spoon。ロングボード全盛の中、初めてボトムターンから縦へと上がり、ラウンドハウスカットバックからスープに当て込むという、現代では当たり前となったマニューバーをGeoge Greenoughは自ら製作した板で描いていたのだった。
その後1970年頃、荒れた面でも機能し、より幅広いコンディションに対応するためにGreenoughにより開発されたのがVero Spoon Edge。そして80年代前半にはGreenoughがウィンドサーフィン用に製作した板にもエッジコンセプトが。
Poewer Blade Finの原型もこの頃に見られます。
そんなGreenough氏がシェイプしたエッジボードを乗る機会に恵まれたEllisはその驚愕の性能と、かつて経験したことがない素晴らしいフィーリングの虜となり、Greenough氏のもとに足しげく通いエッジボードについての研究が始まったのでした。
テンプレート、レール、ボトムロッカーからフィンに至るまで。そしてブランクス用の素材、グラッシングの過程から仕上げに至るまでもGreenoughの独自の理論に基づいてのアドバイスが入り、共に作り上げたのがEllisのエッジボードになります。正真正銘本物という事になります。
その製作の過程はまず電熱線でのブランクスのカットから始まり、全ての工程を時間のかかるハンドメイドで仕上げていきます。
日本へはシェイプされたブランクスの状態で届き、世界でも屈指の技術を持つ日本人のグラッサーの手により仕上げられます。これは日本のグラス技術をリスペクトするEllisの希望によります。
すでにPower Blade Finをお持ちの方も多いかと思いますのでFinはオプション販売となる予定ですが、このプロジェクトのために同時に開発されたTrue AmesのPower Blade Fin 8.2を同時にご購入いただけます。このフィンにはBarry McGeeによるOn The Edge Of A Dreamのロゴが入る予定です。
下の写真はEllisのボトムターン。まさに先程ご紹介したGreenough Velo Spoonの写真と同じようなターンです。この一枚にEdge Boardのコンセプトが如実に現れています。
詳しくはまたあらためてお話しさせていただきます。
ここまでの写真はAndrew Kidman&Ellis EricsonによるOn The Edge Of A Dreamから引用させていただきました。
Velo Spoonから約50年の時をかけて新たに生まれたEllis EricsonのEdge Boardを皆様にご紹介させていただく事を誇りに思います。
そしてこちらが日本に届いた第一弾のシェイプドブランクス。
ただいまグラス待ちとなっております。このシェイプをしっかり再現することも私達にとっての一つのチャレンジになります。
今回分はすでに完売となっておりますが、次回のシェイプドブランクス入荷を9月に予定しております。こちらのオーダー、ご予約も可能です。
レングスは5’8, 6’2, 6’6, 7’0の4サイズからお選びいただけます。厚みやレールのボリュームなどはカスタム可能です。
より詳しくは柴田までお問い合わせください。
私もEllisの友人でもあるK氏のご厚意により7’0をお借りしてヒザモモの1ft〜先日の台風の4ftのリーフブレイクまでテストを繰り返しております。
すでに私も虜です。
とんでもないテイクオフの速さ。掘れたリーフブレイクでも安心して沖から余裕を持って波に乗れます。そこからバックサイドでは抜けることも難しい速いセクションもハイラインを板がキープしてくれて遥か先まで運んでくれます。まるでスノーボードのカービングのようなターンも気持ちよく、接水面の少なさでピボットでの回転性も素晴らしい。
大きな波でも余裕があり、ヒザモモのコナミでも楽しめる万能さ。そして奥深さも感じます。この板の本当の性能を引き出すには上のEllisのようなボトムターンを習得する必要があるようです、、
このターン、そして板のコンセプトにまつわるより深い話もまたあらためて。
長くなりましたが長い年月を経てたどり着いた別次元の波乗りを体感したい皆様にEllis Ericson Surfboardsを是非お勧めいたします。