MEXICO TRIP その1
メキシコ、サリナクルス。
過去2回とも最高の波に恵まれたエリア。5月から10月くらいまでのSouth Swellのシーズン、200M〜1Kmまで乗れるポイントブレイク、岬波が無数に存在し毎日どこかで極上の波がブレイクしている(ライトオンリーですが)。
先日、昔からの仲間と2年ぶりに訪れてきました。
板が大好きな仲間たちとのトリップ。板の数がハンパじゃないです。
まずはAERO MEXICOでメキシコシティまで直行便で13.5時間。
そこから国内線でHuatulcoまで1.5時間。
そこからタクシーで3時間でサリナクルス。
その間トランジットなど含めると24時間くらいはかかります。しかも悪名高い過密空港メキシコシティは何が起こるかわかりません。乗り換え便に間に合わないなど当たり前。余裕を持って今回はメキシコシティ、Huatulcoでそれぞれ1泊するという、かなりゆったりな行程にしました。
映画4本を見て文庫本1冊読み終わる頃にやっと到着。
入国審査も自動化が進みすんなり通過。以前来たときにはパニック気味の長蛇の列でしたので気合をいれていたのですが拍子抜け。
サーフボードは空港内のロッカーに預け、ビール、スナックをしこたま買い込みホテルへ。
部屋に入るとまずは風呂。栓のないバスタブに秘密のテクニックでお湯を溜めて長旅の疲れを癒やしModeloをプシュッ!
ここはダウンタウンの真っ只中。外出は控え、ホテルのレストランで食事をとることに。
どの料理も美味しいのですが特に美味しかったのがこのタコス。今まで食べたタコスの中でも最高ランクでした。大き目な餃子くらいのサイズ。いくらでもいけます!
他にする事もないのでタコスを肴にビール、ワイン、最後はテキーラまで、、
ここは標高2,300Mにあるメキシコシティー。倍酔います。
お陰でぐっすり眠り翌朝空港へ。
再びチェックインを済ませて一路Huatulcoへ。
程なくして南国リゾート空港Huatulco着。
外へ出るとタクシードライバーがわんさか集まって来ます。
楽しいやりとりで車が決まり他の車のドライバーも集まってあーだこーだ言いながら楽しく積込み。メキシコの人達は皆楽天的。明るく楽しい人生にちがいありません。
Huatulcoの空港から20分程海側に行ったところにあるリゾートタウンへ。
とても雰囲気のあるBinniguenda Hotelにチェックイン。
メキシコは建築、色が素晴らしい。
たまにはリゾート気分を味わうのも悪くないです。
メキシコらしい美味しいランチ
マッタリしていたところ、フロントのアクティビティーデスクのお姉さんが「あんた達Barraに行かないのかい?」と。Geekout TravelのHさんからもちょうどBarra De La Cruz良い波ですよ!と連絡が。昔ASP時代に大会をやった場所で故Andy Ironsが優勝したその時のエグい波を覚えている方も多いのでは?
「ここから1時間くらいよと」の事で。リゾート気分はここまで。タクシーを呼んでBarra De La Cruzへ行く事に。
かなり適当な積み方で途中2回くらい積み直すことに、、
途中のビューポイントもほぼ素通り。
Barra De La Cruzに到着。
ストームが近づいてきているらしく雲行きが怪しい。波チェックするとオーバーヘッドのハードそうなコンディション。だがセットは300Mは乗れそう!
ここでやる事に決め、準備してアウトへ。ここもサリナクルス同様の岬のブレイクで、出来るだけピーク近くまで歩いて行きセットの合間をみて飛込んで左にパドルして一度チャンネルまで出てからさらに沖を目指す。
近くにキャンプ場やバンガローの集落があり若いヒッピースタイルのサーファー達が集まってなかなかの人気スポットのようです。
板は信頼のTravis Reynolds Widow Maker 6’8。掘れた波や大き目な波でも安心の1本。
波は最高!
癖のあるテイクオフをクリアすればパワーのある長いウォールが待っている。初日から最高でした。
沖にはFinlessの達人も!
メチャクチャ格好良いサーファーでした。
最後に乗れた1本は遥か彼方まで張った壁を高速で突っ走り、、長旅の疲れも吹き飛ぶような良い波でした。
こエリアは他にもいくつかポイントがあり、ボートでしかアクセス出来ないポイントも多いとの事。うーむ。次回はもう少しここにいようか。
ホテルに戻り食事前にバーで飲みながらこの日の余韻に浸っているとラウンジでショータイムがスタート!
夕食会場でもショーを見ながら食事→宿泊客もダンスに駆り出され→DJ登場→輪になって全員でダンス
という楽しい夜となりました。
翌朝またまた美味しい食事からスタート。
楽しかったホテルをチェックアウトしいよいよサリナクルスへ出発!
その2へ続く。