Mexico Trip 最終話
旅は7日目、波乗りは6日目の朝。
今日は波乗り最終日。午後のフライトで帰る日だ。
ケサディーヤとスクランブルエッグの朝定食もこれで最後、、中に挟んだチーズが糸引くケサディーヤはシンプルながら本当に美味しい。
今日もガイドはハイロ。スーパータフで明るいナイスガイだ。
彼のおススメは今日もウサギ岬。
今日はオフショアが強くいつもより面も硬くさらに良く走る。が、ウィンドスウェルなのか、波の間隔がいつもより狭くセットもひっきりなしだ。歩いて沖に行くにもスープに押されてなかなか歩を進めることができない。セットの合間を見て左のチャンネルまで漕ぐと大分手前に戻されている。岸に向かう流れがとても強い、、最終日になって試練のパドル大会になった。
最終日だし、波も良いし、頑張りましたが、、さすがに6日目。体力の限界で2時間ほどで終了。
撮影に回りました。
O君はShinのSpeed Dialer5.10を借りてサーフ。自分の6.2より調子が良さそうに見えます。波が良いのでいつもより浮力がなくても大丈夫。
オフショアだった風も次第にオンショアに振れてきたせいでさらにブレイクが早くなってきたところでMasaakiがかなり奥からボトムターン、からフローターで抜けて、もう一度ボトムターンからのリッピング。ケリースレーターかっ!
ここへ来て最後の底力を出してきた若手組。といっても30後半ですが。何本もロングライドを決め、流れに逆らってひたすら沖に向かう、、
Shinもあらん力を振り絞って、速いセクションも全身曲げ伸ばしの超高速アップスーンダウンでクリアして400M越えのライディング。
そして最後の最後に1分越えの高速500Mライドをバックサイドで決めたKATSU。それはみんなが見ていてやんややんやの大喝采。写真無くてごめんなさい!
ここで雨、風がさらに強くなりこのトリップのラストラウンドは終了。
撤収をしていると、私たちがセンセイと呼んでいたMr.BugさんがビンテージのFishで特大スプレーをあげた。私たちが最終日だということを知ってこのコンディションの中セッションしてくれたのでした。言葉は無くともお互いの波乗りで会話するかの如く、、
時間切れの私達はサーフキャンプに戻り、パッキングをし、シャワーを浴びてここでの最後の食事をいただいた。
ツナとチーズをラップした上にさらにチーズとアボカドとパクチーのソースがけ。これかなり美味しかったです!
サーフキャンプの皆さんと別れのハグを交わし再会を約束し行きと同じ、気の良いおっちゃんのタクシーで空港へ。ここで運よく雨が止んで屋根に積んだボードケースを濡らすことなく空港まで行けました。
チェックインでは英語ペラペラ、スパニッシュも少々のShinが交渉にあたりつつ、私はいつでも足首使える体制で重量検査。多少の超過料金で難なくクリアしたものの、
エアロメヒコ、昨年に引き続き今年も出発が遅れてなかなか搭乗のアナウンスが流れません。で空き缶の山、、残ったペソはここで全部使っちゃおうという勢い。
やっと出発。
ここからメキシコシティーまで2時間、トランジットに4時間、成田へ14時間。
長い長い帰路でした。
今年も最高の波に恵まれたサリナクルス。ここにはレベルを問わず楽しめる素晴らしい波が毎日コンスタントにブレイクしています。世界中を探してもなかなかここまで波乗り漬けになれる場所もそう多くはないでしょう。そして最高のホスピタリティーを持ったサーフキャンプ、そして美味しい食事。少し遠いですが日本で乗る何年か分の波に1週間で乗れます。ぜひみなさんも!
メキシコトリップのバックナンバーそして昨年2015年のメキシコトリップはこちらから。
2014年のエルサルバドルトリップはこちらからご覧いただけます。
This Trip Was Arranged by GEEKOUT TRAVEL