VOUCH SURF
先日のオーストラリアトリップで発送をお願いしていたVOUCH のデモボードが届きました。
左から5’10 Displacemant Hull 2+1
6’6 Displacement Hull
7’10 Rolled Vee #2
早速WAXを塗り今朝の鎌倉へ。
3本乗る予定でしたが、、
最初に乗ることにしたこのRolled Veeの調子が良すぎて他の板に変えられず、、他の板のレポートはまた次回に。
Rolled Veeはノーズからテールまで程よいくロールしたボトムとピンチーな50/50〜60/40レールに幅広目なスクエアテール。フィンはハル用のフィンなどを多く手掛けているmade in USA Fibre Glas Fin Co製、velzyタイプのvolan flex VOUCHオリジナルフィンが ぐらつきの無いようにしっかり調整されたkumanofinsystem 仕様で付いて来ます。
オリジナルはHot Generationにも出てくるMctavishシェイプの67’年のTracker。シェィパーのPaul Hutchinsonは当時のVパネルを嫌い、Rolled Veeにしましたがが、とても扱いやすく、かつ高い性能を持った板としてシェイプされています。
今朝の波で試しましたが、テイクオフ、滑走スピードともにとてもはやく、ロールボトムは切り返しの反応も良く、掘れたセクションやスティープなテイクオフでも薄いレールが引っかかったり、ノーズが刺さるのを防いでもくれます。小さい波から楽しめるグライド感とホットドッギングな操作感が楽しめる最高の板でした。60年代後半のshortboard evolution時代の感覚をぜひ感じてください。
こちらの板も含めデモボード3本、貸し出しもいたします(有料)。ぜひお試しください。
ライドではmade in Byron BayのVouch Surfboardsの取り扱いを開始いたしました。オーストラリアのByron Bay付近に移住したGeorge Greenoughの影響も多く残るこのエリア。VeroテンプレートのDisplacement HullなどVOUCHの様々なモデルにもその影響が見れます。
カリフォルニアのそれとまた一味違った、ある意味その時代をリードしていたオーストラリアのトランジッション時代のシェイプをほうふつとさせる各モデル。カスタムオーダーも受付を致します。ご興味ございましたらぜひ柴田までご相談ください。