California Trip 1
少し前の話になりますが、5月の中旬に行ったカリフォルニアトリップのお話を。
機内の映画は台湾に引き続き今回もまたボヘミアンラプソディー。何度見ても良いですね!そのあとは日本のお笑い番組なんかを観つつ、少々の睡眠でLAX到着。
イミグレーションではかなり並びましたが無事入国。レンタカーを借りてまずは夕方のセッションを妄想しながら南下!
途中サンクレメンテでDropし、懐かしのこちらへ。
20年以上前、よくこの近くの安モーテルに泊まり、チームライダー達とひたすらアッパートレッスルズに張り付き波乗りに明け暮れていました。その時通った懐かしのタコス屋さん。その時乗っていたYUは6’2 18 1/2 2 1/4。今では考えられません。
渋滞に巻き込まれることもなくスムーズにEncinitasに到着。
この夜からNiasへ向けて旅立つというサーファー/シェイパーのDerrick Disneyが貴重な時間を割いて出迎えてくれました。前回会ったのは2年前の日本。その時はRyan BurchやNathan Stromらと一緒に鹿島や吉浜に波乗りに行きましたが楽しかったその時の話で盛り上がりました。
もちろん大事な板の話も。
右のグライダーはRyan Burchシェイプ。DerrickはRyan と同じシェイプルームで削っているそうですがテンプレートも共有しているようで、左のDerrickシェイプの7’5はRyanのグライダーを小さくしたという事。スムーズでかなり良さそうなシェイプでした。
そして彼が今一番ハマっているというツインザーフィッシュ。調子が良いとの事でかなり気に入っているようです。
5’3だったかな?
かなり凝ったシェイプのボトムはかなりルースな感じ。私なら6’2位が楽しそうかな?なんて言っても「いいね」なんて優しく答えてくれて、スマイルを絶やさない本当にナイスガイです。
ちなみに昨年は上の写真のトラックでバハからメインランドまでメキシコのほぼ全ての海岸線をサリナクルスまで旅してきたとの事!
ツインザー、5’10もあるよと。
Kojiも乗ってみてほしいとDerrick。良い波用で細身ではあるが、ボリュームはあるので乗れそうかなと言う事で借りることになりました。
ニアス帰りに日本に寄るかもと言って出発して行きました。
夕方と言っても7時半くらいがサンセット。
旅の疲れを癒すため軽く1ラウンド。
夕飯は近くの美味しいピザ屋さんに。
長い初日が終了。
翌朝。まずは波チェックから。胸くらいはあります。
昨日借りた5’10をテストライド。
綺麗なグラスです。
やはりかなりルースでした。とても反応が早く、動きは長さ以上に軽く感じます。ツインザーはフィンの総面積が小さく出来ますので抵抗が少なく出来、スピードがとても速いです。パワーゾーンの中でクイックに思うがままにラインを刻むのには最高の板です。
やはり私なら6’2位かな?体重が軽い方や若い方は5台中盤〜くらいで是非。
Cardiff〜Encinitasあたりは波乗り文化が深く根付く町。このPipes Cafeもテーブルにディケールがグラスされていて雰囲気があります。
さていよいよ今日の仕事開始。
Ryan Burchを巻く老舗グラスファクトリーGordon & Smithを訪問。
製作中の板の数々をチェック。
こちらのFishはSquitに比べサイドカットが後方に来ています。よりスピードとドライブ重視になっています。
Asymも多いです。
こちらはかなりボリュームがあるAsym。体重90kgくらいの方のよう。もちろんハンドシェイプですのでこう言ったカスタムオーダーにも応じてくれます。
Fin onするところを一部始終見せていただきましたが、複雑な工程を熟練の技でスムーズにこなしていきます。バブルが入らないようにする事に一番気を使うと言っていました。
夜は、この日の朝波チェックしていたら偶然遭遇したRyan Burchがディナーに誘ってくれました。
Ryanの元には才能ある若手がいつも集まっています。この日も前の週末に行われたBoard Room ShowのシェイピングコンペティションのためにBells BeachからやってきたShyama Buttonshaw(ブルーのスェット君)が来ていました。女性陣も皆活躍中のカメラマンです。サーフィン、サーフボード、旅の話、日本の波、食事や環境のこと。皆波乗りが大好き。話題は尽きないです。
皆で楽しい夜になりました!
その2へ続く。
The Electric Acid Surfboard Test
LiddleのHull, Josh Hallのロングフィッシュ、Ryan Lovelace Thick Lizzy、Ryan BurchのAsym、Tyler WarrenのBulletなどなど。
Dane Reynoldsがサリナクルスでテストライド!
フルムービーをぜひご覧ください。それにしてもHullでオフザリップからラウンドハウスカットバックとは、、上手すぎて参考にならないかもしれませんが。
東台湾トリップ前編
先日、5日間の東台湾トリップへ。
まず羽田からChina air
数時間で台北松山空港に到着。
台東に向け国内便に乗り換えですがここで問題発生。
UNI AIRはマックス210cmだそうです。
長いのも積める他の便を提案されましたが、それだと夕方1ラウンドできないのでなんとかならないかと交渉しましたがかなり厳しく、、
中身はそんなに長くないので空港で荷物広げてうまく入れ替えて余った部分を折りたたんでガムテープでぐるぐる巻き作戦。
それでも215cm位になっちゃって、、終いには昼休憩で係の方がどっか行っちゃって。違う係の方が来て200cmだという始末。とにかく小さくしたから積んでくれと粘り強く交渉した結果なんとかチェックイン。もし詰めなかったら違う便になるよと最後に脅されました。
うーむ、確かに積めないかも。
が、無事飛行機に乗れて一時間ほどで台東に到着。
今回はGeek Out Travelさんにお世話になったので至れり尽くせり。空港には今回お世話になるガイド、ヨシ君とアズ君が迎えに来てくれ早速ポイントに向け出発。
一時間ちょっとで宿に到着。
すかさず着替えて近くのポイントへ。
ここが宿から3分のメインポイント。玉石のライトメインにレフトも。ピークも3箇所くらいでお好みの場所でどうぞ。沖にも出やすく乗りやすい波質。
この日は北東風による風波。後ろにある屏風のような山に風がぶつかって吹き下ろしてくるのでサイドオフに。ショルダーこそそこまで張って来ませんがカットバックしながら浮力のある板なら乗りつないでいけます。
私はRyan Burchの6’5squit
浮力があってテイクオフが早いのですが、このようにターンの際にはテールがよく沈んでコントロールしやすいです。
O君はTappy 6’5Twinpin 4channel
Hさんも同じくTappyの6’4
よく走るしターンもしやすく皆さん。バンバン乗っていました。しかも乗り繋ぎ性能も高いので全ライドが岸まで。
満足して宿に戻りホットシャワーを浴びてウェルカムディナー。
大満足の初日でした。
マストアイテムの耳栓、アイマスクのフル装備で快適な睡眠を得た翌朝。
6時出発でまず饅頭屋へ。
肉まんが美味しいです。私は筍まんが気に入りました。ピーナッツもおすすめ。ゴマはチャレンジングですがハマる人はハマります。ドリンクは暖かい豆乳が美味しいです。ほんのり甘い優しい味でタンパク質を補充。
肉まんの汁には気をつけてください。お気に入りのTeeシャツに頑固なシミが着いてしまいますので。私達は全員やられました。
二日目は朝から風強し。
が、全然楽しいです。
部原に似ています。
朝のエクササイズの後は昼前からビア、そしてランチ。幸せです。
こう見えてかなりさっぱりした味の魯肉飯。店により味は様々。後ろの水餃子も美味なり。
ランチ特集です。
これまたさっぱりしたスープのラーメン?フォーみたいな感じ。自分で辛くしたり酢を入れたりしながら好みの感じに味を整えていきます。
いい感じのカフェなんかもあったりして、旅ならではのゆっくりとした時間を過ごす事が出来ます。
シエスタを挟んで午後は他のポイントもチェック。
ここはもう少しサイズがあればということでやりませんでしたが、やればよかったなと、、
午後、まだ潮が引いている早めの時間に行ってみると、風が止んでいる!焦ってパドルアウト。皆さん朝と夕方に集中するのでこんな時は空いているみたい。
旅にはだいたい持っていくTravis ReynoldsのWidow Maker6’8
ノーズがシャキッとしていますので良い波の時に最高の威力を発揮してくれます。胸の下あたりは厚く、浮力はありテイクオフも早いのですがテールが絞ってあり薄くなっていますのでボトムターンからオフザリップを狙えます。
この後続々と皆さん集まって来ましたが、このポイントは皆奥へ奥へとパドルして行くので端っこをキープしていれば乗り放題です。
夜は町一番の中華へ。
2日目も大満足で早々に撃沈です。
宮崎trip
先日の4月3,4,5に宮崎へ行ってきました。
6:45の飛行機に乗って9時には海に入れるという、、
レンタカーはいつも1173レンタカー。
ビーチに着くと!
波を見ていると待ち合わせをしたわけでもないのに、宮崎でSurf General Store S&Yを営む安田さんにいきなり遭遇!
ご一緒させていただきました。
麻子はAlex Lopezのシングルフィン5’10。
サイズもあり、掘れた感じでしたので私は6’8のTravis Reynolds Widow Maker6’8。波が良さそうな時には必ず持っていきます。
胸の下の厚みによりしっかりとした浮力でテイクオフは速く掘れた波のレイトドロップも確実にメイクさせてくれます。
ウィングスワロー的に絞り込んだテールのアウトラインと薄く仕上げたテールの厚みにより、スピードに乗った状態からのボトムターンでも自然にテールを沈ませることができますのでボトムターンが気持ちよく決まります。大き目な波でコントロールしやすい最高な板。海外トリップや良い波の日用に1本いかがですか?ロッカー緩めでテイクオフも早いので普段の波から使えます。
ランチはうどんです!
ごぼ天は沈めて柔らかくする派ですが皆さんは?
そのままコーヒーをいただきにS&Yさんへ。ビーチから10分もかかりません。
癒し空間でオーナー安田さんと波乗り談義。サーフボードも音楽も私と同じTransition Eraが好みで話は尽きません。
いつもの古民家へチェックイン。大体貸し切りです。
夏休みにおじいちゃんの家に来た感じです。
今回のクイバーは左からRyan Burch 6’1parallelogram, Thomas Bexon 5’9Twin Keel Fish, Travis Reynolds 6’6 Fresh Juice, Travis Reynolds 6’8 widow maker。もう1本長めのミッドレンジを持っていきたいところです、、
午後のドリーミータイムを過ごし、また海へ、
昼にはオンショアが吹きますが夕方にはまた無風に、、これが毎日繰り返されました。
夕方はThomas Bexoonのtwin keel fish 5’9で。
この板にはこの日初めて乗りました。上の写真が1本目のライド。TwinのFishとは思えないバックサイドの調子良さ。最初からしっくりきました。テイクオフも早く、良く走りますが絞ったテールでターンの回転半径も小さく曲がってくれます。気持ちいい、、気に入ってしまいました。Fishには様々なシェイプがありますが、ロッカーがフラットでテールにかけてのアウトラインが直線的だと速いですが曲がりづらいです。こちらはロッカー少し多めですがボトムのシングルコンケーブが深めでとても速く、曲がり始めると絞り込んだテール、シングルフォイルのフィンなどと相まって良く曲がってくれます。後ろ足の位置次第でドライブの効いたボトムターンと、リップに向かって回り込むようなボトムターンを使い分けられます。
大満足で海から上がり帰り道、、トロピカルではあるが和風な夕景に癒されます。
夜はご存じお父さんにご挨拶。
二日目もほぼ同じパターン、、
2日目の夕方はRyan Burchの非対称ボードParallelogram 6’1。
かなり深いところからも抜けられる素晴らしいスピード。
つま先側のレールが長く、かかと側が短い。ボトムターンはやたら伸び、カットバックに入ろうとすると瞬時にカクっとレールが入れ替わる、、ハンドルに遊びのないレーシーな車の様。活き活きとしたまるで生き物のような動きが味わえます。
最終日朝はまたThomasのFish
「これに乗ったら他のFish乗れないよと」言ったThomasさんの一言がよみがえってきました。板グルメのHarrisonさんも愛用する訳です。
最終ラウンドはメローな波を探しに南下。
やるにはちょっと小さかったですが、素晴らしい場所に遭遇しました。
夕方の飛行機で東京へ。
3日間でくたくたになるまで波乗り出来ました。いつ来ても良い波の宮崎、、またお邪魔いたします。
お世話になった皆様ありがとうございました!
Bryce Young on Ryan Burch
Bryce Youngが乗るのはRyan BurchシェイプのCuttle Fish Flex Tail
フレックステイル、Derrick Disney、Ryan Burchにカスタムオーダー可能です。ぜひご相談ください!
Ryan Burch, Derrick Disney来日シェイプ販売!
Ryan Burch, Derrick Disneyが先日の来日時に東京、八王子でシェィプした板が仕上がりました。当初はテストボードとする予定でしたが、急遽販売する事になりました!
まずはO&E twin 6’1 Japan shapeSOLD。こちらのモデルはライアン本人もG.ランドやクラウドブレイクでも使用するホローブレイク用。日本のリバーマウスのバレルをイメージして削りました。レジンパネルやレジンピンラインと凝ったグラスワークも素晴らしい1本。
価格、ディメンションなどはオンラインショップにアップいたしました。
cuttlefish 5’7 Japan shapeSOLD。こちらのモデルは日本での波乗り翌日に日本の普段の波をイメージして削った1本です。ライアン曰く、日本の波に向いているというcuttlefishのテール部の厚みを増やし、滑り出しの早さやスピードを求めた改良が施してあり、シェィプサインにはJapan Mush, Back VolumeとTokyoの文字も記されています。
価格、ディメンションなどはオンラインショップにアップいたしました。
Derrick Disney twin keel fish 5’3 Japan shape。
こちらの板は日本で波乗りした翌日に日本の波をイメージして削りました。本人が普段からテストを繰り返しているフィッシュを日本の波用にテール周辺にボリュームを付けた1本。カラーはデリックの指定により彼の好きなグリーンで巻きました。
価格、ディメンションなどはオンラインショップにアップいたしました。
とても貴重なJapan shape3本、、
お早めに!
昨日の定休日は
昨日は一日を通して良い波でした。
特に朝はサイズもあり無風から軽いオフショア、、掘れる形の良い波がブレイクしていました。
板は波の良い時の最近のお気に入り、Travis Reynoldsのwidow maker6’8。
6’8には見えませんね。
この後Ryan Burch squit5’9に乗り換えて、合計5時間。
ビール飲んで、昼寝して、夕方は堤防沿いの小さ目な波で暗くなるまでメローライド。
最高な定休日でした。
Ryan御一行様来日記。その1
以前から日本に来たいと言っていたRyan Burch。本当に来ると連絡が来たのは2週間前くらいだったでしょうか。そして私たちの店にも立ち寄って、八王子でシェイプもしたいと!
決まってからはシェイプルームの手配やらブランクスの調達や、どこの居酒屋に連れて行こうか等と考えながらなどあわただしく日々が過ぎ、、そしてどうやら無事に成田に到着し、早々に夕方太東で雄太君たちとセッションしたとの事。
そして大阪に移動し、名古屋、静岡と回ってついに東京入りしたのが9/26火曜日。前回のブログで良い波でテストライドした日でした。
翌水曜日、早速彼らのアジトに迎えに行くとまだ全員寝ているよう、、しばらくして一人づつ起きて来ると全貌がつかめた。Ryan Burch28歳を年長者とし、VisslaのイケメンライダーDerrick Disney。Tudor、RVCAのライダーを務める若手突っ込み隊長のNathan Strom。Ryan Burch Surfboardsのマネージャー、ナイスガイのScottのEncinitas Local 4人。全員初来日!
夜の遊びは大阪で大分満喫したようだったので、この日の私の使命は日本の良い波に乗せてあげる事。早速昨日良かったあのビーチへ向かうことに。
皆意外とお行儀良く、コンビニでもスムーズにコーヒー等を小銭でお支払い。さすが旅慣れた感じです。彼らは本当に波乗りとシェイピングが大好きなようで道中の2時間もほぼその話ばかり。私も同類なので全く飽きることはありません。
カリフォルニアに2か月も波がないとか、日本に来てもまだ膝波しかやってないとか話していると、突然ポイントに到着。目の前にオーバーヘッドのセットが!他もチェックしようと言うわたくしの声を遮るように奇声を上げながら屋根からコフィンケースを下ろし始めている。
Ryanは高速で着替えてフィンをセットし声を上げながらAsymでパドルアウト。
次に若手のNateが短いPavel Fishで続き、様子を見ていたDerrickとScottが少し間をあけて入っていった。Derrickはセルフシェイプのシングルフィン、ScottはRyanのAsymだ。
私はまずはシューティング。
Ryan Burch
岸で見ていたギャラリーから歓声が上がるほどの波乗り。凄いです、、
どこを切り取っても絵になるDerrick。
ロングボードのプロとは言えFishでもさすがのNate
セットの波にasymでトラックを刻むScott
皆に刺激され私もアウトへ。出てみるとかなり大きくパワフル。こんな風には切り刻めませんが沖で一緒にセッション出来たことは宝となりました。
入るのも先頭なら上がるのも最後。一番長く入っていたのはRyan。
Derrickはもう髪の毛乾いてます。
日本の波どう?最高だよ~!
朝からコーヒーだけの皆さん、さすがに腹が減ったようで。でもまたすぐやりたいからとセブンイレブンでクイックランチでとのリクエスト。
軽く腹に入れてすぐさま別のスポットへ。チェックするなりまたもすぐさま着替え始めるRyan。2ラウンド目は私も一緒に満喫させていただいたので写真はありませんが、クリーンなオーバーヘッドのA Frameを彼らと一緒にスコアしたのはウソではありません。
夕方には店に戻らなくてはいけなかったのに、Ryanが海から上がってきたのは日没後暗くなってから。
着替えてまずはコンビニへ。「俺運転するからビール飲んでいいよ~」と言う前にすでに八海山のミニボトルを手に「これ美味しい?」と私に聞いてくるRyan。チェイサーにと、スーパードライの500mlを3本も一緒に買ってるし、、
日本でやっと波乗りらしい波乗りをしてスーパーご機嫌な御一行様を乗せた宴会車はRIDEへ直行。
初RIDE来店で板のバリエーションを見てstokeする面々!嬉しいです。店では今日の波乗りを踏まえ、明日削る板について真面目にミーティング。
〆はやきとり金太郎へ。
さすが20台。食べる食べる、、
おししい焼き鳥と芋焼酎のお湯割りを覚えた一行は満腹でアジトへと帰って行きました。
続く。
先日のテストライド
やや大き目な良い波を想定してカスタムオーダーしたTravis Reynoldsのwidow maker6’8。そしてその翌日から一緒に過ごすことになるRyan Burchのsquit5’9をテストするにはうってつけのコンディションとなった先日の某所。
まずはRyan Burch
テールが良く沈んでいるのが分かります。胸の下のボリュームに比べテールは薄く、アウトラインもサイドカットで絞り込んであるため沈みやすく、激しいターンが出来ます。
板はショルダーでくるりと回ってくれますのでテールにかけてストレートラインのTwin Keelに比べ、ターンを絞り込めます。
ボトムターンではTwin Keel Fishのドライブ感は痺れるほどにビンビンに感じます。
からのアクション、、気持ちよい板です。
そして板チェンジ。
Travis Reynoldsのwidow maker6’8
まずパドルした感じは落ち着いた大人の挙動です。ノーズは細く、ダックダイブしやすいです。テイクオフはとても早く、行けるかなと言う波も行かせてくれます。巻きもしっかり巻いてやや重みがありますので心地よい安定感があります。
ボトムでテールを沈めて、リリースすると、、すごい勢いでスープを駆け上がり、フローターが伸びます!
Terry FitzgeraldのDriftaのようなセンターフィンあたりからテールエンドへ急激に絞り込んだデザインと2+1のフィンセットアップが効いてボトムターンでテールを沈めやすく、パワーのある波でのコントロールも容易です。
とても自由な思った通りのラインが描け、パワーゾーンでのレールの切り替えも自然です。
ブーンと言う遠心力で気持ちよいカーブを楽しめます。またノーズは細身ですので6’8と言う長さながらショートボードのようなリッピングも楽しめます。
TravisのFinが間に合わなかったのでTrue AmesのTom Parrish6.5を装着しましたが、これもまたピタリとマッチしておりました。
6’8と言う長さを感じない操作性と自由度の高いマニューバー性能。しっかりした波で使う頻度が増えそうな1本でした。
Travis曰く、これ1本あれば他はいらないとか、、
Ryan Burch, Travis Reynoldsともにカスタムオーダーも承っております。