California Trip 2
3日目の朝
今回の旅は現在取扱いしているシェイパー達に会い、あわよくば良い波にも、、というツアー。
予定ではサンディエゴから北上し順にシェイパー達に会いつつサンタクルーズまで行こうという計画。直接話を聞くことで彼らが削るサーフボードについての理解もより深まり、深くコミニュケーションを取ることで今後のオーダー時に話が通じやすくもなります。カスタムオーダーの際、既存のモデルをアレンジすることを積極的に受け入れてくれるシェイパーも少なくありません。体格や好みに合わせてどこまでアレンジできるのか、その辺りの共通の理解が皆様とシェイパーの間に入り、オーダーを預かる者としてとても大事な事かと感じています。
この日はサンディエゴエリアから北上を開始する日ですが、まずは波チェックから。
SwamisからSeasideの間をチェックして一番良さそうなCardiffで軽く1ラウンド。
徐々に南うねりが届きつつありなかなかパワーのある良い波でしたが天気が悪いせいかなぜかほぼ無人。ラッキーでした。
実は今回は初の試みで持参の板は1本のみ。Travis Reynoldsが削ったVaquero 7’6にしました。
時差ボケバリバリですが海に入ってリズムを作ればなんとかなります。
この日の午後、約束していたのはTyler Warren。
Dana Pointから少し内陸に入った自宅に招いてくれました。
Salina Cruzで遭遇以来3年振り位でしたが覚えていてくれました。
家は1940年代の古い家をリノベーションしたそう。その中にシェイプルームやサーフボード専用のガレージがあります。
シェイプが完了しグラス待ちのブランクス達。バリエーションかなり豊富です。同じものは二つとない感じ。
彼の考える理想のFishについてインタビューする事ができました。素晴らしかったDream Fishの乗り味をTylerに報告するとO.G Fishも気にいると思うよと。シェイプがよりSandiego Fiahに近いという事でOriginal Fish=O.G Fishとしたそうです。
友人のためにシェイプしたハイパフォーマンスなFish。Epoxy巻きです。
こちらはBulletのFish バージョン。
一通りシェイプを見せてもらいStudioに戻りラインナップを復習。私たちがいつも楽しんでいる波の説明とそこで機能しそうなモデル探しと、、楽しい時間でした。
少し前のムービーでTylerが乗っていたミッドレンジのトライフィン。個人的にそのムービーでのライディングがとても好きでしたので入念にチェックさせていただきました。やや後方にあるワイデストポイントとダウンレール、トライフィンの組み合わせはとても興味深いデザインでした。
ムービー後半にこの板が出てきます。
とても有意義だったTyler Warrenとのミーティングを終えてさらに北上。
Venturaに宿をおさえつつその道すがら南うねりが入りつつあったMalibuで1ラウンド。
いやー、最高でした!
運転で固まった体をほぐすには十分すぎる良い波でした。
混雑は否めないもののMalibuの波はやはりBEST。
やっとの事でVenturaの安モーテルに到着し、近くにWhole Foodsを見つけ、ヘルシーなデリにご褒美のModelo黒。
ミーティング、波乗りと日々どんどん内容が濃くなっていくような気がします。
その3に続く。