Neal Purchase Jnrカスタムオーダー受注会開催。
夏の終わりから秋の出来上がりに向けてストックをオーダーするタイミングでご一緒にカスタムオーダーいかがですか?
4/17まで受付いたします。メール、電話でのご相談も是非。
今NealさんがハマっているのがこのSting Fish Duozer。Sting Fish Duoのツインザー仕様。オールラウンドです。台風にも。

今まで以上にターンがシャープに決まるそう。
Wing Squash Duozer。私も愛用のWing Squash DuoのTwinzerバージョン。よりテールに浮力があり、ノーズもやや広め。普段メローな波や浮力が欲しい方に向きます。
こちらはややラウンド気味。カスタマイズご相談ください。

人気のApex Twin Venturi Channel仕様。

私が気になっているのがこのQualted Egg。6前後の短かめが楽しそう。今、各シェイパーから良く聞こえてくるのがQuad。ツインからの揺り戻しでしょうか?
グリップ感が欲しい方やパフォーマンスを求める方に向きます。

これも良さそう、、
Twin Plus Oneです。


このZephyrも気になります。たっぷり目の2+1ですがシングルでオーダーしても良いかと。

他にもSee of JoyやMP、台風用のシングルにさらにチャンネルなどなど、、どの板も最高です。是非この機会にご相談ください。
柴田
Design Experiment vol.3公開
私達のデモボードの中から興味深いデザインの数々を紹介していく今シリーズの第三弾ではメキシコロケを敢行!
コロナ禍でも自由な入国が許されたデスティネイション、メキシコ。そこには数々のポイントブレイクの素晴らしい波が、、
グリーンの板はNeal Purchase Jnr.のWing Squash Duo6’6。スパイラルなチャンネルが施されたJoshのTwin+1はクリアーの6’6。Mackie DesignのSidecut fish6’6は大きなラインでカーブを刻み、Ellisの7’0 Edge First Modelは最速で駆け抜ける。6’10のJosh, Liberator Singleはショートレングスのような操作性と抜群のスピードを併せ持つ。
途中から合流した88チームはフィルマー。Jack Coleman、Beasty BoysのMike-D、その息子達、88社長のハリーさん、そしてオリンピアンのStephanie Gilmoreという豪華メンバー。ステファニーがRyan BurchのFishに乗るシーンも収録。
ロケーションはメインランドメキシコ。6箇所のポイントブレイクで撮影いたしました。是非ゆっくりとご覧ください。
臨時休業のお知らせ
いつもRIDEをご利用いただき誠にありがとうございます。

5/18-21までゴールデンウィークの代休をいただきます。
オンラインショップはご注文いただけますが発送が22日からとなります。大変ご迷惑を位おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
下の美しい板は昨日入荷したNeal Purchase Jnr.のシングルです。

いつもよりやや広めのノーズエリア。いつもよりほんの少し緩めのメローなロッカー。微妙に入ったコンケーブ。レールもいつもよりやや薄めで波の情報をレールを通して伝えてくれます。
いつもの波でグライド出来て台風にも使える一本というまたもや難しいリクエストにいい塩梅で答えてくれたNealさん。
グラスは日本で行いました。デッキは白ハーフオペーク、ボトムはクリアで随所にボランクロスを奢りバフ仕上げ。通好みなさりげなくさりげだらけな仕上がりです。

THCのボランフィンをセットして見ましたが、完璧です。
はぁ、、

間違い無いですよ、、
宮崎へ
先日、台風2号が接近しつつあった宮崎へ。

大きな波も考えた三本のクイバーで臨みました。

Ryan Lovelace FM 6’10
Neal Purchase Jnr. Stinger duo 6’10
Neal Purchase Jnr. Single 7’4

ステイ先はいつもの古民家。ここに来ると本当に落ち着きます。
台風のうねりが南寄りでしたのでDown South。リーフブレイクはオーダーヘッドありましたがかなり高速なレフトでしたので他も見に行きました。

素晴らしいロケーションの中、またしてもレフトでしたがクリーンなブレイクを発見。

入ってみると見た目とは裏腹にかなり手強い高速ブレイク。カットバックする暇などありません。

photo:Aumento wetsuits
FMはその素晴らしいスピードで頑張ってくれました。
しかし明らかに別の次元で突っ走っていたのがS&Y安田さんのEllis Ericson 6’6 First Model Edge。

photo:Aumento wetsuits
後ろから見ていたのですがバックサイドでこんなに早いスピードで走るサーファーを始めて目撃してしまいました。
ある波では完全に潰されたと思いきや、なんと遥か彼方に再び登場。スープの下を走りなんと斜面に再び登場していたのでした。しかもバックサイド。
私も以前、某リーフブレイクでそのスピードを体験し驚きましたが波が早くなればなるだけ滑走速度を増し、必ず波の前に出てくれるエリスのファーストモデル。恐ろしい性能を持ったマシンです。
photo:Aumento wetsuits

異次元への扉が開かれたような日になりました。
翌日はライトを探して再び遠征。

グッドブレイクを発見!
せっかく持ってきたNealさんの7’4シングルを使って見ました。

私が台風のリーフブレイクでよく使う信頼の一本です。ただ、幅も21ちょいありますので普段使いにも最高です。






素晴らしく早い滑り出しから自由なマニューバを描ける7’4。何も奇をてらったところはありませんがその潔いシンプルさの中に本質が詰まっています。旅には欠かせない安心できる一本です。
安田さんは再びエリス。6’6か7’0のファーストモデルも旅に一本持って行きたいです。

果たして何本乗ったでしょうか、、私はこの長いラウンドでS.A.Mハットをかぶり忘れだいぶ後悔してしまいました。日焼けで疲れが違います。
食べて復活という事で名物チキン南蛮と生姜焼きの最強コンボ。

実は今回の旅の目的はオリジナルのウェットスーツ製作の打ち合わせ。

採寸から型紙製作、裁断、貼り合わせ、ミシンと全ての工程を一人で行い作られるカスタムメイドのウェットスーツ。そのクオリティーを確認しまずはサンプル製作をお願いいたしました。
最高の素材を使い丁寧に作られる宝物のようなウェットスーツ。皆様にご紹介できるのもそう遠くはなさそうです。オーダー可能になりましたらまたあらためてご報告いたします。
いつきても素晴らしい体験をさせてくれる宮崎の波と人々。今回も多くの方にお世話になり最高な波をシェアさせていただきました。また落ち着いたら、、

NPJ Stinger Fish Duo
NealさんのStinger Fish Duoが絶好調です。




ボトムターンではしっかりとレールが入りターンが伸びています。



滑り出しも早く厚いセクションも乗り継げます。ターンでは板も体も良く傾いています。


実はフィンの位置をニールさん推奨の位置から少しだけ、3cmほど前方にずらしたのです。
よりドライブが利かせられるようになり、またピヴォットでの回転性も上がりました。
こちらは別の日。



素晴らしく速いテイクオフからターンの伸びは最高。




6’10とは思えない動きも楽しめます。

ノーズ細身でスイングウェイトも軽いです。
ディメンションは6’10 21 2 5/8。
テールのWingの前あたりの幅は広く、広い面が波のパワーを受けテイクオフも早くかつそこまではストレートなアウトラインになりますのでWing前に後ろ足をセットすればレールがしっかり入った伸びのあるロングターンで前方に加速して行きます。Wingより後ろに足を置けば急激に絞られたテールが効いて回転半径の小さいターンに早変わり。




Duoはバックサイドも調子が良く、フロントサイド同様に楽しめるのも魅力の一つです。

DuoフィンとWingの組み合わせによりよりマニューバーの選択肢が広がりました。
またグリップの良いDuoは板を傾けて遠心力を使う深いターンするにも有効です。フルスピードからターンに入る時にはツインやシングルだと不安を感じる事も。Duoはスタビリティーに優れますので好きなだけ板を寝かせて尚かつ板をpushする事が出来ます。

このフルスピードをコントロール可能なデザインは夏の台風の波にも有効に機能いたします。
Fishやミッドレンジを知ってしまったかつてのショートボーダーの皆様に。長い板で波乗りを覚えた皆様がオフザリップなど遠心力を使った波乗りを体感する入り口にも。私の板は台風を考え6’10とかなりボリュームがありますが普段使いにはもう少し小さ目でも良いかと思います。
アウトライン、ボトムやテールデザインにも様々なオプションを備えるDuo。皆様のご相談をお待ちしております。
山陰再訪
11月初旬、最後と思われた台風が発生し西へ向かっていました。
四国の河口の地形もまだ決まっているそうで居ても立ってもいられずに店の連休を使って西へ。夜通し走って河口に着くと綺麗な膝の波がブレイクしていました。もう台風も期待できない感じ。逆に冬型が決まって強いオフショアが、、
路線変更で前回の旅で完全にハマってしまった山陰方面へ。途中、香川でしっかり讃岐うどんだけはメイク。

これで波を外しても大丈夫。
前日の夜出発してひたすら移動して翌日の夕方、サイドオンショアが吹き荒ぶもここが一番風を交わしているであろうレフトのポイントに到着。

誰もいないこのポイントには200Mは乗り繋げるパワフルな波がひたすらブレイクし続けていました。疲労困憊ながら海に浸かれば疲れは吹き飛び、JoshのLiberator7’4で日が暮れるまでの短い時間でしたが、ひたすら乗り続けました。
* * * *
翌日、予報通り風は止み、穏やかな空気の中柔らかい綺麗な波が出現しました。

手前のセクションで一人だけ女性のロガーが入っていました。挨拶して奥のピークへ。胸くらいと小さくともクオリティーの高さを誇るこのレフト。
JoshのLiberator6’10 Twinはテイクオフも素晴らしく早く、動きはまるで6台前半の感じ。7’6とはまた違うボトムデザインで安定感もありながらルースな動きという不思議な感触は他にない感じ。

素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
大阪から来ていた親切な方にアドバイスをいただき東へ向かうことに。
途中いい感じの定食屋さんを見つけてノンアルでプシュッと。

日本海は魚が美味い。脂の乗ったブリが絶品でした。
途中無数にあるポイントをチェックしながら噂に聞くポイントに着くともう夕方。

素晴らしいライトとレフトがブレイクしていました。

先ほどの親切な大阪の方も偶然同じポイントに。ローカルの方をご紹介いただき緊張しながらもご一緒させていただく事が出来ました。
ブレイクした後のスープがパワフルに縦に上がっているのと、全員がショートボードなのを見て尖ったノーズでクリアのNealさんのStinger Fish Duo6’10で入ることに。

私にとってはバックサイドのレフトの波でやりましたが板も調子良く、掘れたバックサイドの波でも安心の早いテイクオフからクイックな切り返しが素晴らしい大人のショートボードといった感じ。TravisさんのWidow Makerと用途が近い感じです。finは従来からあるDUO finより一回り小さいものを試してみましたが、より抵抗が少なくなり速さと軽快な感じが味わえます。軽快とは言えDUOですのでテールにはかなりのグリップ感があります。
皆さん朝はもっと良かったと言っていましたが私にとってはパワーもあるかなりのクオリティーの波でした。
その後温泉までご一緒していただきなんとも最高な2日目となりました。
* * * *
翌朝、3日目。流石に波も小さくなり、うねりに敏感なさらなる東を目指して移動しつつ帰路につこうという目論見。
県境のトンネルに入る直前の川に架かる橋の上から見えるビーチに何やら良さそうな波が、、
Uターンしてそのビーチに行くと

200M程右から左へ崩れ続けて行くロングウォールを発見。
ここも無人、、
腰くらいの癒し系の波には間違いなくThick Lizzyの7’4。

移動疲れも吹き飛ぶ素晴らしい波で最終ラウンドを終える事が出来ました。

3日間に渡り山陰地方の素晴らしい波を堪能できました。
今回は一人旅。サーフトリップはぜひ少人数で。良い出会いと波が待っています。
さー、帰路はここから9時間。頑張りますか、、
台風9.10号
各地で良い波が続いた9号、10号
9号湘南某所

この日はTappy Records MOD Thruster6’8が絶好調。
コントロールがしやすくスピードもチャンネルにより抜群。バックサイドも苦になりません。
Christian BeamishのOld School Fish6’4は20インチと普段私が乗るいたとしては細めですが、謎のテイクオフの速さ。

ターンもタイトに決まります。Alkaliの両面フォイル限定ツインが最高にマッチします。


波乗りが若返りました。
抜けた後は千葉へ。
スタッフりょうたはTravisのVaquero7’6が超お気に入り。

私は、良い波で真価を発揮するJosh KeoghのR-19channel twin。

10号はさらにサイズアップ。土曜は湘南某所で。

久しぶりの迫力ある波でできました。RUも登場。
私は安心のPavel Race Tracker6’10でやりました。

翌日曜はマックスサイズでした。

水量の多い大きな波でも確実にドロップを決めてくれるNealさんの7’4single。
またまたRio君に遭遇。

前日もこの日も7’2のチャンネルクアッド。波乗りを見る限りかなり調子が良さそうなこのモデル。その場でオーダーしてしまいました、、
各地でまだまだ続きそうですね!
あらためてNeal Purchase Jnrをご紹介

オーストラリアでSurfer/Shaperといえばまず浮かぶのがこの人Nealさん。今でこそ多くのプロサーファーがコンテストには出ず、旅をしてフリーサーフィンで活動をしていますが彼はその走りのプロサーファーとして活躍していました。その後シェイパーである父の後を追い、自らもシェイプを始めGlass Loveにも登場。40代後半になる現在もシェイプとサーフィンを高い次元で両立しています。シェイプルームはCabaritaから少し内陸に入ったところにある馬小屋。自然に囲まれた素晴らしい環境でひっそりとシェイプしています。
Nealさんを訪ねるといつも波乗りに誘ってくれます。




いつも無人のピークを見つけてテストセッション。掘れるパワーがある波が好きなようでメローなポイントブレイクよりもパンチーなビーチブレイクでやります。この日はEPSの6’6のduoに乗っていました。
その後サーフクラブのレストランでビールをジョッキで飲んでから音楽全開でシェイプに向かうのがルーティーン。この日は大ジョッキ6本くらい行ってました、、

ここから少しNealさんが削る板の話について。
まずは店でも問い合わせが絶えないDUO。現在、様々な長さやアウトラインに組み込んでいますがまずはオリジナルのStage1。広めのテールにポイントノーズ、フラット気味なデッキでボリュームも多め、そして浅めのコンケーブ。広いテールとゆるいロッカーが早い滑り出しを助け、がっちり波を掴む2本のフィンが掘れた波のレイトドロップもものともせず、信頼感のあるボトムターンはレールでドライブさせればターンはどこまでも伸び、後ろ足を少しテールにずらせば自動的にリップに向かって行きます。そして何より病みつきになるのがリップでのピヴォット的な板のスィング。リップにとどまってブーンとノーズがが旋回します。フィンの間に溜まった水が噴射される感じも気持地よく、大量のスプレーが扇を開くように出ます。
どのレングスに乗るかは波と波乗りの趣味によりますが、下の画像は白、青共に6’2。


ボトムでテールを沈めると自動的にリップに向かい、


トップを走ってカーブしていくのではなくリップにとどまり扇のようにスプレーが出ているのがわかります。気持ち良い瞬間です。

想像以上にクイックに動いてくれますのでやや長めを選ぶと良いでしょう。
そこまで攻めません。オフザリップなんてという方にもやや波が大きな時に使える板が一本あったら良いのではないでしょうか?テイクオフも早くてコントロールがイージーな板ですので長さを出して、やや大きめな波でも余裕のクルーズが楽しめ、ポイントノーズですのでダックダイブもしやすいです。

ストックの6’6と7’2duo。どちらも良いサイズです!
こんなに長いのもアリ。ニールさんパーソナルの7’7。

この長さでもニールさんのサーフィンは変わらず、腹くらいの波で当て込みまくっていました。私も借りましたがduoの特徴そのままにイージーコントロールなミニグライダー的な感じ。幅広いテールは力のない日本の波でもより多くの推進力を得ますので細いピンテールより良いでしょう。また力の弱い波にピンテールは自転車をゆっくり乗るような感じでフラつきますが広いテールと2枚のフィンは安定をもたらしより小さい波を楽しめます。
Nealさんのパーソナルと全く同じディメンションで削ってもらった7’7のストックボードです。
そしてこれまた問い合わせの多いStage2 duo

こちらがオリジナルの5’10。ニールさんのパーソナルです。ワイデストポイントが後方に下がったアウトライン。より広いテールに細いノーズ。小さくてもパワーゾーンがあればその俊敏に動くクリクリとした感じが病みつきになります。ミニシモンズの感じにも近いですが、よりリッピングを楽しめ波の掘れた場所に馴染みます。

ストックは5’10と6’0オリジナルより少しノーズ幅を広げマイルドに仕上げマッシーな波にも対応できるようにいたしました。後ろにエンジンを載せた小さい車で峠道を攻める感じです。
Stage2をミッドレンジにしちゃったのがDuo Egg。よりスモールでも楽しめちゃいます。

右が私の初代6’10。左が現在ストックしています同じく6’10。

Pigっぽいアウトラインから徐々にダブルエンダー方向にアウトラインが変わりつつあります。
次回入荷予定のEggは下の感じになります。

Duo Egg 6’10のライディング。




腰くらいの厚めの波ですがどんどん走って行きターンもクイック。走りすぎて平らになってしまったセクションも乗り繋げます。
ノーズの動きがクイックですのでこんな風に当て込んだり、、


普段使いにかなり重宝する1本です。
ストックには7’6と7’10もあります。
実はこのテンプレートはRyan Lovelaceのv.bowlsと同じ。仲の良いニールさんとライアン。お互いのシェイプルームを行き来しております。その中で生まれたのがこのモデル。v.bowlsをダウンレールにして少しのコンケーブを掘ってduoにしました。とても扱いやすくグライド感とゆるゆるの波でも安定した操作性が楽しめるスーパーミッドレンジが出来上がりました。ノーズ細め、テール広めなアウトラインはこの長さにして軽快な操作性が味わえます!
さらにこちらはMP duo 6’6
MPをduoにしちゃいました。これがまた万能選手。コナミから本格的な波まで1本でカバーできます。1本だけならこれかも、、
そしてこのStinger duoも6’6 , 6’8, 6’10が次回夏頃入荷いたします!この手の板はツインが多いですがツインはスタンスの位置により敏感に反応しすぎてしまうことが多いのですが、duoにすればそのあたりも解決し、程よいルースさに安定感も加わります。
ニールさん本人がいたく気に入ってかなり乗り込んでいるようです。ニールさん本人は6’10。私も早速オーダーいたしました。
そして忘れてはいけないのがこの美しいシングル。

私のパーソナルで7’4。昨年は台風の当たり年でしたがこの板で随分と楽しませてもらいました。幅は21ちょっと。テイクオフも早く、安心感のあるコントロール性能で大きな波にも行けると勇気をくれます。そして以外や普段の小波や胸くらいの波までオールラウンドに使えるんです。今後一生1本だけと言われたらこれかもしれません。シングルも6’10と7’2が次回入荷します。
いまだにサーフィンに夢中なニールさん。そんな彼が自らテストし削る板ですから間違いありません。ご不明な点などご相談に乗りますのでお気軽に柴田までぜひ。
ストックのリストはこちらから。
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MEXICO TRIPその5
8日目の朝
波乗り6日目。

早朝
目が覚め、軒先でゆっくりコーヒーを飲んでいると皆も起き出して来た。特に会話もなく、コーヒーをすする音がするだけ。何にもしないでボケーとしているこの時間が好きだ。
昨日の完璧な波に酔いしれ、やりきった感もあって皆ぐっすり眠れたようだ。
昨日の話では今日はボートでしか行けないポイントをサーチしようということだった。
静けさを破りバグスさんが「Conejo行こうぜ。モーニングエクササイズだ」
いいね!行こう!
昨日の帰り道、いろいろ話をしていたらどうやらバグスさんと私と同い年。今年53歳ということが発覚した。この歳はアツいサーファーが多い。
Conejoはまだオーバーヘッドのセットが炸裂していた。


バグスさん。

ソウルアーチターンからピットに収まってインサイドはクルーズ。渋い。
板は70年代中盤ののBingのBonzerだ。

1時間ほどのエクササイズを終えて朝食を取りにキャンプへ戻る。朝のルーティーンだ。
出発まで少し時間があったのでバグスさんの部屋にお邪魔した。

この勢いで天井も壁もVintage Boardだらけ。
その中にTyler Warrenの初期の Bar of SoapがあったりTom Currenが置いていった板があったり、、
次回は板を持って来なくても大丈夫そうだ。
頭半で6日目。

用意の良いみんなからロキソニンテープが支給された。
ボートに乗る前にサリナクルスの町に寄ることになった。

サーフボードケースを作っているバグスさんのお友達の家へ。流れで一緒に生地屋さんへ行き、メキシコ製の生地を購入。オリジナルのボードケースを作ってもらうことになりました。11月には店に届くかな?販売もいたします。お楽しみに!

マーケットはとても賑やか。お祭りのよう。

午後、いよいよ船着き場へ。
といっても砂浜に船が置いてあるだけ、、

丸太を船の下に入れて人力で船を動かす。

4から5箇所のポイントブレイクが近くにあるという。

砂の斜面右側がイワオヌプリのように見える。

ほとんどが車で入れない場所らしく、全くのエンプティーウェイブが炸裂している。
ただ、波が大きすぎてかなりハードそう。海が動いている。誰もやろうと言い出さない。

いくつか見たポイントの中で唯一クリーンな頭くらいの良い波に見えた無人のブレイクにパドルインする事にした。
自分とMassaが船から飛び込んだ。後に続くものはいない、、皆様子見だ。
ピークと思われる場所に座るとセットが入った。
頭どころではない。しかも水量の多いグリグリのバレルを形成していた。必死で逃げたと、あの波にテイクオフできるか冷静に考えてみたがとても立てる気はしなかった。
Massaは小さめな波を上手く見つけてテイクオフしていた。が流れがきつくピークには戻って来れない。
そこへ異常にパドルの早い男が岸からドローンを引き連れてパドルして来た。私を追い越し難なくピークへ到達し、6ftくらいはあろうかという大きな波の懐深くに入り込んで余裕のDropを決め巨大なバレルに吸い込まれていった。男はもう一度流れに逆らってパドルバックするとそこにまたセットが。今度はチューブに後に特大エアだ。着地に失敗し板が真っ二つに、、よく見たらその男はあのJordy Smithだった!
私は端っこの頭くらいの波に1本乗って終了。
たった1本でクタクタだ。ほうほうの体で引き上げて昨日一昨日とやったポイントへ向かった。
少しサイドの風の影響があったもののやはりここはコンパクトなチューブを巻いたパラダイスだった。

もう少し小さくなればこのエリアは最高になるのは間違いない感じだった。あしたもボートかな?
翌日。9日目。
波乗り7日目。
一気に波も落ち着いて来た。波が小さくなるとAlexは中国に行くと言ってこの朝突然帰って行った。
私達もプランを変更してキャンプから1時間半ほど離れた場所にある美しいビーチ、San Diegoに行くことに。
前回来た時にはずいぶんお世話になったポイントだ。
ポイントに着くとすばらしい波がブレイクしていた。

BuggsさんはVintage Bonzerでクルーズ。



Fun Surfing Dayです。
昨日までの大きな波での緊張感から解放されアクションが冴えまくる。
Massa

私たちの隣の部屋にステイしている親子。Trstlesローカルだそう。

O君も腰をかばいながらも良い波乗りをしている。


板はShinから借りたTappy MOD Twinpin 4channel 6’5
ガイドのトロ。

小ぶりながら掘れてパワーのある波に5’9のThomas FishがハマっているShin。

Massaのボトムターンはここへ来て研ぎ澄まされて来た。


まるで生き物のようなThomas Fish。ヤバいです。波乗り10才若返ります!
そして、もう少し落ち着いた挙動ながらリップではピヴォットターンが気持ち良いNeal Purchase Jnr Duo 6’2。
扇状に広がるスプレーが物語ります。



Thomas 5’9 Fish Shin

Massaの物凄い縦リップ!

最後は我々だけ。日が暮れるまで楽しんでしまいました。
シメの1本はバグスさんのTube!




キャンプに帰ったのは夜の9時。
残すところ波乗りもあと2日。
その6へ続く。
オーストラリアトリップその4
忘れたころにやってくるオーストラリアトリップブログ。5日目です。
ゴールドコーストから南下しByron Bayで数日過ごし、今度は逆にNoosaへ北上する日。ByronからNoosaまでは3時間半位。
この日は日曜日。先日お会いしたニールさんから一緒にサーフィンしようとお誘いをいただき、もちろん!と言うことで1時間ほど北上したところにある彼のホームスポットで途中下車。
待ち合わせまで少し時間があったのでCabaritaをチェック。

サイズアップしています!セットは優にオーバーヘッドあり、数百メートル乗って遥か彼方へ消えていくサーファーたち。
ニールさんと待ち合わせたのはそのインサイド。岬からここまで乗ってくるサーファーには目もくれず、左のレフトを見定めています。

想像したよりサイズが大きく、人が集まっているのを見て他へ行こうと。
少し走って無人のとっておきの場所に案内してくれました。

今日はこれだなと言って7’9のミッドレンジDUOを車から取り出しました。

胸位のレフトの波でしたが、この長さで何発もリッピングを決める姿にはシビれました。
オーストラリアへ来てNeal Purchase Jnr.と二人きりで貸し切りサーフィン、、最高の時でした。
その後、ニールさんの家に。

板の話、旅の話、音楽の話、、話は尽きないです。
素晴らしい時間でした。
そして奥様のお手製ランチをごちそうになりもう1ラウンド。
名残惜しいですが出発しなくては、、


再会を約束してNoosaに向かって出発しました。
続く、、