2020/04/15
Morning Of The Earth Surfboardsオーダー受付!
Morning of the earth surfboardsオーダー受付ます。
7ft代のチャンネルツインピンMassive、6ft代の同じモデルFijiをはじめ日本の波にもよくマッチしたSimon Jonesシェイプは素晴らしいの一言。コロナ自粛前にコナミから大きめな波までMassive7’2を随分とテストいたしましたがモモサイズでも楽しい板でした。早い滑り出しは前半のローロッカーに加えフラットなデッキにボキシーレールによるもの。フィン以降に付けられたロッカーと全体的に入るゆるいVで回転性も抜群に良く、かなり深いチャンネルも乗り慣れてくると操作が楽しくなってきます。テールに乗り踏んでリリースしたときの加速感は他の板には無いとても気持ち良い感覚です。完全にハマってしまいました。Massiveはまたフィンでかなり乗り味が変わります。オーダーされる際はぜひ合わせてご相談ください。
次回分のストック分をを明日4/16 にオーダーいたしますが、カスタムオーダーもご一緒にオーダーいかがですか?この機会でしたら比較的早く出来上がります。シェィパーのSimon Jonesにオーダー出来る貴重なチャンスです。急ですがぜひこの機会に!
本日水曜日は定休日となりますのでお電話でのお問い合わせは明日木曜日13〜18時まで柴田まで。メールでのお問い合わせは常時どうぞ。
RIDEsurf+sport Tel 042-656-1073
mail: info@ridesurf.com
2020/04/13
impressive movie
板はもちろん Morning Of The Earth Surfboards
フィンにもぜひ注目。
VIDEO
2020/04/11
あらためてNeal Purchase Jnrをご紹介
オーストラリアでSurfer/Shaperといえばまず浮かぶのがこの人Nealさん。今でこそ多くのプロサーファーがコンテストには出ず、旅をしてフリーサーフィンで活動をしていますが彼はその走りのプロサーファーとして活躍していました。その後シェイパーである父の後を追い、自らもシェイプを始めGlass Loveにも登場。40代後半になる現在もシェイプとサーフィンを高い次元で両立しています。シェイプルームはCabaritaから少し内陸に入ったところにある馬小屋。自然に囲まれた素晴らしい環境でひっそりとシェイプしています。
Nealさんを訪ねるといつも波乗りに誘ってくれます。
いつも無人のピークを見つけてテストセッション。掘れるパワーがある波が好きなようでメローなポイントブレイクよりもパンチーなビーチブレイクでやります。この日はEPSの6’6のduoに乗っていました。
その後サーフクラブのレストランでビールをジョッキで飲んでから音楽全開でシェイプに向かうのがルーティーン。この日は大ジョッキ6本くらい行ってました、、
ここから少しNealさんが削る板の話について。
まずは店でも問い合わせが絶えないDUO。現在、様々な長さやアウトラインに組み込んでいますがまずはオリジナルのStage1。広めのテールにポイントノーズ、フラット気味なデッキでボリュームも多め、そして浅めのコンケーブ。広いテールとゆるいロッカーが早い滑り出しを助け、がっちり波を掴む2本のフィンが掘れた波のレイトドロップもものともせず、信頼感のあるボトムターンはレールでドライブさせればターンはどこまでも伸び、後ろ足を少しテールにずらせば自動的にリップに向かって行きます。そして何より病みつきになるのがリップでのピヴォット的な板のスィング。リップにとどまってブーンとノーズがが旋回します。フィンの間に溜まった水が噴射される感じも気持地よく、大量のスプレーが扇を開くように出ます。
どのレングスに乗るかは波と波乗りの趣味によりますが、下の画像は白、青共に6’2。
ボトムでテールを沈めると自動的にリップに向かい、
トップを走ってカーブしていくのではなくリップにとどまり扇のようにスプレーが出ているのがわかります。気持ち良い瞬間です。
想像以上にクイックに動いてくれますのでやや長めを選ぶと良いでしょう。
そこまで攻めません。オフザリップなんてという方にもやや波が大きな時に使える板が一本あったら良いのではないでしょうか?テイクオフも早くてコントロールがイージーな板ですので長さを出して、やや大きめな波でも余裕のクルーズが楽しめ、ポイントノーズですのでダックダイブもしやすいです。
ストックの6’6と7’2duo。どちらも良いサイズです!
こんなに長いのもアリ。ニールさんパーソナルの7’7。
この長さでもニールさんのサーフィンは変わらず、腹くらいの波で当て込みまくっていました。私も借りましたがduoの特徴そのままにイージーコントロールなミニグライダー的な感じ。幅広いテールは力のない日本の波でもより多くの推進力を得ますので細いピンテールより良いでしょう。また力の弱い波にピンテールは自転車をゆっくり乗るような感じでフラつきますが広いテールと2枚のフィンは安定をもたらしより小さい波を楽しめます。
Nealさんのパーソナルと全く同じディメンションで削ってもらった7’7のストックボードです。
そしてこれまた問い合わせの多いStage2 duo
こちらがオリジナルの5’10。ニールさんのパーソナルです。ワイデストポイントが後方に下がったアウトライン。より広いテールに細いノーズ。小さくてもパワーゾーンがあればその俊敏に動くクリクリとした感じが病みつきになります。ミニシモンズの感じにも近いですが、よりリッピングを楽しめ波の掘れた場所に馴染みます。
ストックは5’10と6’0オリジナルより少しノーズ幅を広げマイルドに仕上げマッシーな波にも対応できるようにいたしました。後ろにエンジンを載せた小さい車で峠道を攻める感じです。
Stage2をミッドレンジにしちゃったのがDuo Egg。よりスモールでも楽しめちゃいます。
右が私の初代6’10。左が現在ストックしています同じく6’10。
Pigっぽいアウトラインから徐々にダブルエンダー方向にアウトラインが変わりつつあります。
次回入荷予定のEggは下の感じになります。
Duo Egg 6’10のライディング。
腰くらいの厚めの波ですがどんどん走って行きターンもクイック。走りすぎて平らになってしまったセクションも乗り繋げます。
ノーズの動きがクイックですのでこんな風に当て込んだり、、
普段使いにかなり重宝する1本です。
ストックには7’6と7’10もあります。
実はこのテンプレートはRyan Lovelaceのv.bowlsと同じ。仲の良いニールさんとライアン。お互いのシェイプルームを行き来しております。その中で生まれたのがこのモデル。v.bowlsをダウンレールにして少しのコンケーブを掘ってduoにしました。とても扱いやすくグライド感とゆるゆるの波でも安定した操作性が楽しめるスーパーミッドレンジが出来上がりました。ノーズ細め、テール広めなアウトラインはこの長さにして軽快な操作性が味わえます!
さらにこちらはMP duo 6’6
MPをduoにしちゃいました。これがまた万能選手。コナミから本格的な波まで1本でカバーできます。1本だけならこれかも、、
そしてこのStinger duoも6’6 , 6’8, 6’10が次回夏頃入荷いたします!この手の板はツインが多いですがツインはスタンスの位置により敏感に反応しすぎてしまうことが多いのですが、duoにすればそのあたりも解決し、程よいルースさに安定感も加わります。
ニールさん本人がいたく気に入ってかなり乗り込んでいるようです。ニールさん本人は6’10。私も早速オーダーいたしました。
そして忘れてはいけないのがこの美しいシングル。
私のパーソナルで7’4。昨年は台風の当たり年でしたがこの板で随分と楽しませてもらいました。幅は21ちょっと。テイクオフも早く、安心感のあるコントロール性能で大きな波にも行けると勇気をくれます。そして以外や普段の小波や胸くらいの波までオールラウンドに使えるんです。今後一生1本だけと言われたらこれかもしれません。シングルも6’10と7’2が次回入荷します。
いまだにサーフィンに夢中なニールさん。そんな彼が自らテストし削る板ですから間違いありません。ご不明な点などご相談に乗りますのでお気軽に柴田までぜひ。
ストックのリストはこちらから。
5/6までコロナ打倒キャンペーンで全国送料無料です!
2020/04/11
Good Movie
Trevor GordonがいくつかのRyan Lovelaceの板ですばらい波乗りを披露しています。
ミッドレンジはThick Lizzy、四角いのも気になります!
VIDEO
2020/01/29
Blue.Magazine No.81
先日発売になった雑誌Blue.No81
その巻頭で、私がAndrew Kidman, Ellis Ericsonらと日本各地を二週間に渡り回ったOn The Edge Of Dream Japan Tourの特集が12ページに渡り掲載されています。
本文、キャプションともに私が書かせていただきました。是非お読みいただきたい内容になっています。
四国での私のライディングも掲載いただきました。板はEllisが削った6’6のエッジボード。
下のページの見開きの写真は私が撮ったEllisのバックハンドチューブ。ちゃっかり写真家デビューもさせていただいてます。エリスはこの後5秒ほどズッポリ。
他にも私の元には良い写真がたっぷりありますので近々紹介していきたいと思います。
そして、このツアーに同行したバイロン在住の日本人カメラマンKeita Ikawaさんがツアーのムービーを編集してくれました。とても温かいものを感じる素晴らしい内容になっています。私も楽しかったツアーを思い返しながら何度も見ています。Blue.と合わせて是非ご覧ください。
そしてOn The Edge Of A Dream、日本語字幕入りDVD付きも今日オーストラリアから再び入荷してきました。DVDはエッジボードのみならず、グリノーによるショートボード革命以降のサーフボードデザインについて、シングルフィンやチャンネルボトムやwidow maker、フレックステールなどにも深く触れています。もちろんエリスやアンドリューらの圧巻のライディングも多く収録されています。字幕入りDVDのおかげで本文の理解も深まります。全世界で2500冊限定になります。入手できるうちに是非。RIDEのオンラインショップ からもご購入いただけます。
今日も湘南の掘れたビーチブレイクでEllisの6’2のエッジを乗りチューブをゲット出来ました。バックサイドも波のパワーが増せば増すほど素晴らしい。エリスが削るエッジボードについても近いうちにあらためてご紹介いたします。
2020/01/11
Joshua Keogh Surfboards
Joshua Keogh からの2020年のサーフボード製作についてのお知らせです。
Joshは2019年には200本以上削ったそうですが、2020年には環境に与える影響を考えて125本を上限とし製作数を削減いたします。
そのうち私達日本向けには25本を削ってくれます。
サーフボードの製作や発送などにはかなりの二酸化炭素の排出を伴います。ジョシュはシェィプを始めた頃から自然の中で遊ぶサーフィンとサーフボード製作が地球環境に与える悪影響の事について考えていたようで、今回の本数削減に至りました。また、今までよりも材料や製作のクオリティを上げ、決して使い捨てされない、より長持ちする、家宝になるような板を作る事を目標に掲げています。
本人によるメッセージはJoshのwebsite にも掲載されております。Joshのwebsiteでは板のデザインやターゲットレングスなどについてとても分かりやすく解説してくれています。ぜひ一度ご覧ください。
Joshはウェブサイトの中でオーダーについてはしっかりとミーティングをされた上でのオーダーをお勧めしています。せっかく作る1本が素晴らしいものになるように、、日本では当店ライドが窓口となっており、名古屋の 3939surf snow さんでもオーダー可能となっております。
日本からは1月、4月、7月、10月の年4回オーダーをまとめてJoshへ注文いたします。出来上がりまでは2-3ヶ月いただきます。今回1月は26日に締め切ってオーダー致します。ぜひ皆様からのご相談、オーダーをお待ちしております。
以下にいくつかのモデルを私のフィルターを通してご紹介したいと思います。
左の2本がM2 BRAT、右はInfinite Jestです。
M2はMonad2という意味でスモールから頭くらいまで中心に楽しむ長めのFishです。
FinはプライウッドのTwinかFutureが選べます。私にとってJoshの板は全てマジックボードに感じますが中でもとてもお気に入りです。6’3から7’3までオーダー可能で以下の写真で1.2枚目は6’4。3-6枚目は6’5に乗っています。シングルディープコンケーブのセンターライン上のロッカーはフラットでとても速く驚くべきテイクオフ性能ですが、後ろ足以降のアウトラインの絞り込み、ロッカーの急激な変化に伴い後ろ足を支点とした回転性能が素晴らしいです。グラスオンされるプライウッドフィンと別売りのSoar社製オリジナルFutureフィンは同じテンプレートでサイズが特に小さいのが特徴で、ルースでドリフトを伴うこともありますがコントロールは失いません。ボトムターンでは簡単にリップに向かい、カットバックではスープの上部に戻ることが出来ます。この速さと回転製の良さが人気の秘密で日本の波に幅広くマッチする現在人気No.1モデルとなっています。
オーストラリアではM2のショートバージョンMonadが一番の人気モデルだそうです。
サイズレンジが5’0から5’10と短めになります。フィンはSOAR社製のオリジナルのキールがオススメです。Future、プライウッドのオンフィン、グラスのオンフィンが選べます。フィン以降の絞り込みが強まる場所と、シェイプの間違いから生まれたと言うフィン以降強めにボトムロッカーが変化する場所が支点となりルースに動くというところはM2も一緒です。深いシングルコンケーブでセンターラインロッカーが緩く、スピード性能、テイクオフの早さも抜群。私も長めのサイズ、5’10くらいでオーダーしようかと考えています。
下は5’5から6’5がオススメのInfinite Jest Quadで画像は6’4。
このように膝の波からでもパワーを引き出し軽快なリッピングサーフィンが楽しめます。厚みのピークはスタンス間にあり、ノーズのスイングウェイトを軽く感じさせてくれます。コナミでも短いレングスで乗りたい方には最適で、パンチの効いたリッピングを好むかつてのショートボーダーやオルタナティブな板を経験した後に改めてオフザリップしたい方々にもオススメです。M2に比べグライド感は減りますが動きの軽さは増します。6’5でさえ軽い動きが楽しめます。
ミッドレングスはLiberatorと7’7。画像左がLibelatorで長さは7’6か6’10の2サイズのみという思い切ったシェイパーからの提案です。ボリュームは調整いたします。7’6は幅、厚みもたっぷりとした頭以下の小さい波中心に楽しむ為にデザインされ、6’10は幅、テール幅、レールのボリュームなどを抑え、大きめの波や押しのある波で使うようデザインされました。
右はその名も7’7。7’7以外の長さもオーダー可能です。
まずはLiberator。私もはまっています。7’6は基本的には頭以下の波で使うイメージでロングにしようかというようなモモくらいの波でも楽しい板です。
photo : Junior
ボリュームタップリのダウンレール。コンケーブはシングルがノーズから深めに入り、ダブルからスパイラルVeeへ。センターラインロッカーが深く入りローロッカーでとても速いデザインはInfinite Jestと同じです。Infinite Jestを長くした感じです。ノーズの厚みよりテールの厚みが厚く、ボリュームポイントがセンターより後方に下がりS Deckを形成しています。おかげでスイングウェイトが軽く短かめに感じます。速くてよく動くという最高な板です。
昨日の小さい波でもご覧の通り。7’6とは思えません。
7’7はプランシェイプが7’7だったのでそのまま名前にしました。
Fin BoxはFutureのトライですがオススメはTwin+1。Joshのオリジナルツインに小さいトレイラーを付けると効果抜群。トライだと回転半径がかなり大きくなってしまいますがこのセッティングはかなり小回りが効き思ったラインが描けます。
テイクオフも速いしこれ1本で全ての波に対応できます。何より気持ち良い!
バックサイドも最高。
Joshは先日ハワイのノースにも7’2の7’7を持参し
こんなの決めております。この時もTwin+1のセッティング。
下のシークエンスですが上の4枚はトライフィン。下の4枚はTwin+1。
他にもラスタビッチをも虜にしたチャンネルツインピンやチャンネルツインフィッシュのモデルなどもありますが日本の普段の波では今回ご紹介したモデルがオススメとなります。
常識にとらわれず、本質を追求し素晴らしいシェイパーに成長したJoshua Keogh。
皆様からのオーダー、ご相談をお待ちしております。
2020/01/08
Morning of The Earth Surfboards
初めて聞いた時には随分ストレートな名前だなと訝しく思ったものでしたが。2年ほど前にTorren Martynのライディングを見てからというも、皆さん同様この板に興味津々。他のシェイパーたちにも大きな影響を与え、今ではチャンネルツインピンを削るシェイパーは後を絶ちません。私も何人かのシェイパーにお願いもしてきました。そんな中、ついに正式に日本初上陸。Morning Of The Earth Surfboardsがついに入荷いたしました。日本では当店が最初です。
早速、台風並みにサイズが上がった湘南でずっと乗りたかった板をこんなに良い波でおろせる幸せを感じながら7’2のMassiveを試してきました。
私は特に新しい物好きという訳ではなく、新しいものでも古いものでも機能的で私好みのフィーリングを持ったものに惹かれます。スピードが速くてグライド出来て、ボトムターンから気持ちよく斜面を駆け上がり、生き物のように波の斜面をカーブする。そんな板が好きですが、Simon Jonesがハンドシェイプするこの板は間違いなくその部類に入ります。
モデルは左から2本がMassive。真ん中の3本がFijiで一番右がLittle Board of Happiness。今回はTracks Twinは入荷しておりません。
左から7’4, 7’2, 6’10, 6’6, 6’4, 5’5が入荷。
現在、7’4を残してSoldとなりました。
次回ストックは入荷は5月末を予定しておりますが、上記ディメンションリストの中からオーダー可能です。カラー、仕様は今回と同じ、クリア、サンドグロスでレールのみバフ。トリプルストリンガーはオプションになります。
今回分のオーダー締め切りは1/26 といたします。
フィンは別売りになりますがキールとツインがございます。実はAlkali Fin製。
どのモデルにも共通のシェイプの特徴ですが、ノーズに程よくボリュームが残り、フラット気味なデッキにレールはボキシー。チャンネルは深めです。
最後に参考のため、動画をいくつかアップいたしました。ぜひご覧ください。
正直、Torren Martynは上手すぎますが板もかなり調子良いのがわかります。
こちらはLBOHとFIJIが出ています。
こちらにはTracks Twinが。
そしてこちらにはMassiveとLBOH
そして最後にこちらは7’2Massive, 6’10 Fiji, 5’7と4’11のLBOHが登場します。
皆様からのオーダー、ご相談をお待ちしております。
2020/01/05
新年明けましておめでとうございます。
皆様新年あけましておめでとうございます。
年末年始、私たちは海、山、海といつも通りの動き。相変わらずコンディションが良さそうな方へ吸い寄せられております。
31日のサンセットは綺麗でしたね!
元旦は山へ。ちょいパウで初滑り。
告知は店頭のみというクラシックスタイルで販売させていただいた25周年ボード。TT160soft flexはとても調子が良く、しなやかなフレックスはゲレンデで気持ち良い滑りが楽しめます。
翌2日は初サーフィン。
新年一発目はMitch Surmanが削るMS Surfboards
9’5でロールボトム、ノーコンケーブで66年のオーストラリアンログスタイル、Keyo Replicaです。モデル名はNo Concave Cinnamon Girl。Semi Piggyでロッカーもありレールは薄め。FinelineのSOSにも近いものを感じます。Greenough Volan 10.0を付けました。
速いし方向転換もクイックでトップスピードまでもあっという間。最高です!
麻子はRyan Lovelaceのv.bowls7’10
スピードに乗ったライディングを繰り返し「最高!」を連発しておりました。
4日からは通常通り営業を開始いたしました。
皆様にとって2020年が素晴らしい年になりますように。
本年も皆様のお越しをお待ちしております!
2019/12/25
宮崎Tripその3 最終回
3日目最終日。
3日間通して胸位、オフショアと素晴らしい波。
この日の1ラウンド目はJoshua KeoghのM2 Brat 6’4。M2とは彼が削るショートレングスFishでオーストラリアでの一番人気モデルのMonadをベースに、小さい波でも大いに波乗りを楽しむ私たち日本人に合わせ小波でも楽しく乗れるようJoshがデザインしたMonad 2という意味。Bratはスバルレオーネのオーストラリア仕様で後方がピックアップトラックのようになっている車種の事。ユーティリティーに富んでいてあらゆる場面で使える板という意味合いを持たせています。
その狙い通りのこの板は私も大のお気に入り。謎の速さのテイクオフから絞ったテールでスムーズにテールを沈めたボトムターンが可能です。テールに浮力がありすぎてもボトムターンが難しくなるものですが、この板の浮力のバランスは絶妙。テールが沈めばリップ方面に板が向かってくれますので良いラインが描けます。
Futureとプライウッドのオンフィンが選べますがどちらも同じテンプレートのJoshオリジナルのツインフィンはトライフィンのサイドかと見まごうほどに小さく、一瞬これで大丈夫か?と思います。これが実は革命的に調子が良い一因でもいあります。上のライディングを見ていただいてもわかるように、実はこのサイズで十分だったのです。
小さい分抵抗もなく速い。方向転換も簡単。ボトムターンはより鋭角に上がれるようになり、カットバックでもぐいっとターンしてくれ、スープの上の方に向かって行ってくれます。Futureの方はインサイドフォイルが入りますのでより曲がりやすく、プライウッドの方はフィン自体にウッドの浮力も出ますのでテイクオフの際によりテールが持ち上がり、ノーズが下に降りやすくなるのでより速いテイクオフが期待できます。Josh曰く、Believe the rail。フィンに頼らずもっとレールを信頼して体重を預けるサーフィンをオススメしています。前足のあたりのレールをもっと踏んであげる感覚らしいです。ターンで加速するしすごい気持ち良いよと。
朝からコーヒーとナッツだけで4時間もやってしまい、、
昼はがっちり宮崎らしい定食をビール2本とともにいただきました。美味かった!
昼寝をする時間もなく再び海へ。
最終ラウンドはRyan Lovelaceのv.bowls7’10でクールダウン。
最終日も日が暮れるまでやって最終便で羽田へ。
やりきりました。
いつもながら素晴らしい波と人。最高な宮崎での3日間になりました。
ありがとう!!
2019/12/25
宮崎Tripその1
先日の定休日に1日臨時休業をくっつけて3dayのトリップに行ってきました。
久しぶりに宮崎へ。
今年は海外からのお客さんが多く私の元に訪れたので逆に私が海外へ行く間が無く、夏休みもいただいていませんでした。久しぶりの仕事無しのサーフトリップ!
朝一の飛行機に乗れば10時には波乗りできるのが魅力。実は地形が決まっているという噂を聞いていたのもあってのこちら。
着くなりいきなり良い波に遭遇!
早速ニューボードのNeal Purchase Jnrの6’8duo eggをテストライド。
Ryan Lovelaceと仲が良いNealさん。カリフォルニアに行くとRyan のシェイプルームを借りてシェイプしています。
このDuo Eggはそんな関係のRyanのv.bowlsのテンプレートを使いダウンレールに仕上げ、フィンはDuoという板。広いテールエリアが波の力を受け止め、テイクオフがとても早く動きはノーズが細くテールの2本のフィンがアンカーにもなりピボット的な動きも超クイック。リッピングも出来て、たっぷりとした浮力で平らなセクションも乗りつないでいけます。こういったピギーなアウトラインの板は波に合わせて板が素早く反応してくれるのが特徴で、長さを感じさせない動きが楽しめます。またこの広いテールに2本のフィンが良く合っています。Duoの場合フィンが2本あってコントロール性能がとても高いのですが、一方で抵抗にもなります。板の長さ長くなればなるほど板の浮力に対して抵抗感が薄れてより速さを感じれるようになります。長めのDuo、じわじわ人気が出て来ていますがかなり楽しい乗り物です。
現地のナイスなお店、S&Yの安田さんとは約束していなくともいつも会えます。
この日も自然に合流しEllis Ericsonの6’6edge boardをテストライド。
完全にお気に入りになりました。安田さんの波乗りスタイルにもマッチし、かなりの長時間海から上がってくることはありませんでした。
スピード、乗りつなぎ、ターンの気持ちよさ、、いつもの板より少しだけ前にポシションし低い姿勢をとれば新しい世界が開けます。皆様にも是非ニューワールドを体感して欲しいです。
今回はスタッフも一緒。なっちゃんはFinelineのpueruto rico7’8かな?
ユースケは同じくFinelineのSOS 8’6かな?
麻子はAlex LopezのSingle5’10
みんな速い板が好き。
食べる暇も惜しんで波乗り。
定番のゴボ天うどんでクイックランチ。
初日から日が暮れるまで波乗り。
宿はいつもの古民家。居心地良いですよ〜
夜は毎晩お父さんのところへ。
これを食べに来てると行っても過言ではありません。
毎日腕が上がらなくなるほど波乗りして鳥をいただいて焼酎で撃沈。こんなに幸せなことはありません..
その2へ続く。